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アシンメトリーやベルスリーブのような、形そのものに強いデザイン性のあるタイプも気軽にトライできるのがニットの魔力。柔らかい素材だから体にフィットしてストレスなく着られるし、"モード強め"のアイテムでもカジュアルに応用しやすい。
■ひと癖あるデザインも
ニットなら取り入れやすい!
右:kudos
海外のメゾンで経験を積んだ工藤司によるクードスは、カットワークなどエッジのきいたデザインが持ち味。今季のテーマ「SHRINK AND TWISTED(収縮とねじれ)」を反映したニットは、センターに走るスリットや衿と裾のダメージ加工でアシンメトリーな仕上がり。センターシーム合皮パンツと黒のエア フォース1、素材感にメリハリをつけてモードカジュアルな着こなしに。
左:CFCL
3Dコンピュータ・ニッティングをはじめ、サステイナブルなものづくりで国内外で注目されるCFCL。建築物にインスピレーションを得たカーディガンは、異なる編み地をボーダー状に配した独特の立体感が魅力。ストリート系に落とし込んで、構築的なニットの存在感を際立たせて。
■アウターとして使える
"はおる系"のニットも気になる!
右:doublet
ところどころにダメージ風の穴があいたレトロなストライプ柄のジップカーディガン。糸がランダムに飛び出す複雑な仕様のオリジナル糸や、脇のフリンジで今の空気感を盛り込んだ。ロングポイントのジップブルゾンとのレイヤードでエッジィに着こなしたい。
左:OUR LEGACY
シンプルなVネックカーディガンをシャギーな表面加工やホーンボタンでジャケット風にアレンジ。リラックス感のあるボクシーなシルエットはレイヤードがしやすく、汎用性も高い。アルパカ混の上質な素材感が、グラフィックTとのラフなコーディネートを品よく見せてくれる。
ブルゾンやコートに近いアウター感覚のニットが人気を集めている。シームレスに着られる手軽さが今の気分にフィット。気鋭のニットブランド、コウタ グシケンからはニットの本格的中綿ジャケットが初登場!
右:ENGINEERED GARMENTS
素材や色を変えて登場するロングランのフード付きガウンコート。今季は化繊にウール、モヘアをミックスして軽いはおり心地に。ベルトの締め方でイメージが変えられるのも人気の理由。今季の新色ブラウンは70’sのアイビーリーガー風にフレアジーンズとモカシンのコーディネートに合わせたい。
左:KOTA GUSHIKEN
ブランド史上初登場の中綿のジャケットは、キッドモヘアの柔らかいニットに再生ポリ裏地をつけたアイテム。ジップを閉じると顔が隠れるくらい高いスタンドカラーが印象的。ビビッドカラーをきかせて強い着こなしに。
Photos:Hidetoshi Narita HairMake-up:NOBUKIYO Stylist:Masanori Takahashi Models:Rintaro Hinotsu Yudai Toyoda[Both are MEN’S NON-NO models] Compositio&Text:Hisami Kotakemori
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