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僕たちにいつも最高にカッコいいファッションを紹介してくれてるスタイリスト。おしゃれを刺激してくれる存在として、また頼れるアニキとしても憧れの的だ。ところで、世界のスタイリストってどんな感じ? どんな一日を過ごしてる? N.Y.から濃いレポートが到着した!
NEW YORK
Christopher Smith
クリストファー・スミス
Profile
ファッション業界でのキャリアスタートはモデルという経歴の持ち主。NOAHやGAP、トム ブラウンでモデルを務めたのち、スタイリストとしてHYPEBAEの撮影に参加。その後、サタデーズNYC、ステューシー、リーバイス®などADを中心に活動中。キャスティングを担当することも。
どのアイテムを
紹介しようかな
もともとはモデルとして活動していたけど、あるときふと喧騒(けんそう)に紛れて生きていることに気づいて、自分を客観的に見たくなりN.Y.を離れた時期があって。そのときにゆっくり自分のノートを見返したら、スタイリングのアイデアがたくさん書いてあった。趣味で続けていたものだけど、あぁやっぱり僕はこういうことが好きなんだなと気づいたんだ。友人のカメラマンのつてをたどって撮影現場に潜り込み、そこからスタイリストとして徐々に仕事するようになった。運がよかったのもあるけど、N.Y.はとにかくチャレンジしてみることが大事。最近はインスタで見かけていいなと思ったクリエイターに声をかけたり、モデルもストリートキャスティングをしたりってことがあるから、積極的に自分を表現しないとね。メンズノンノはN.Y.の紀伊國屋書店でよく見るよ! 自由に渡航できるようになったら遊びに行きたいな。
FASHION
「からかわれるほどSupremeが好き」と語るクリストファーさん。毎日着こなしの中にひとつは入っている。この日もジャケットとニットはもちろんSupreme。インナーのTシャツとパンツはユニクロU、靴はSolovairと、全体をシンプルにまとめることで、Supremeのグラフィックの一点突破感がいっそう光る!
今日もSupreme
着てるね~!
リースで訪れた先で、デザイナーやプレスなどのスタッフと話す時間が好き。トレンドのキャッチアップにもなる!
プレッピーとストリートをミックスさせたスタイルが得意。ベーシックな白アイテムで抜けをつくりつつ、どこかエッジのきいたアイテムを合わせるのがクリストファーさん流。パンツはきれいめ、ユニクロUの白Tはとにかく使えるらしい。
SHOP
モデルとしてもスタイリストとしても関わってきた「NOAH」はつねにリサーチで訪れる場所。ストリートからトラッドまで、さまざまなスタイルのヒントになるアイテムが満載。クリストファーさん自身のスタイルにも、大きく影響を与えているようだ。
NOAH
元シュプリームのデザインディレクター、ブレンドン・バベンジン氏が手がけ、N.Y.、ロンドン、日本に店舗を構える。
https://noahny.com/
ROOM
自身のストリートなスタイルに欠かせないスニーカーは、とにかくたくさんコレクション。[FASHION]の写真で履いているアンダーカバー×ドクターマーチン、ナイキは特に今の気分だ。
この夏はとにかく“色”! N.ハリウッド×ディッキーズのショーツやSupremeのボタンダウンシャツ、ティンバーランド×Supremeのグリーンのシューズは定番だけど明るい色で遊びがあって好きだそう。古着のGジャンは短めの丈が気分。ヤンキースのキャップは、個人的マスト!
WORK
2016年にスタートしたブランド「Nothin’Special」のスタジオはちょこちょこ訪ねている。この日は、EBBETS FIELD FLANNELSとコラボした、新作のハットやTシャツを見に来た。
CHILL
今一番好きなレストランがここ。お店の人も全員仲よしで、リースの合間によく来るよ。
Thai Diner
「ファッションのお店じゃないけどダウンタウンの人気店で、おしゃれな人が集うから紹介したい」というタイ料理レストラン。
https://www.thaidiner.com/
Photos:Omi Tanaka(N.Y.) Coordination:Momoko Ikeda[Seitousha LLC](N.Y.)
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