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全14名の現役メンズノンノモデルがフル出場! ひとりひとりのキャラクターやムードを生かしたファッション&ライフスタイルのビジュアル特集をお届けします!
中川大輔/DAISUKE NAKAGAWA
サマーセットアップと建築うんちく
◆KAIT広場
神奈川厚木市
KAIT Square
設計:石上純也 竣工年:2020年
直線と曲線、光と影の世界に、ストイックなダークネイビーのシャツ生地セットアップ。涼やかなハーフ丈なので、インナーや足もとまでとことんワントーンでソリッドに攻める。
シャツ¥33,000・パンツ¥28,600/グラフペーパー 靴(フット・ザ・コーチャー)¥68,200/ギャラリー・オブ・オーセンティック ソックス/スタイリスト私物
神奈川工科大学のキャンパス内に昨年竣工した多目的スペース。緩やかな傾斜の上に柱を使わず約80×50mの天井が浮かぶように存在する。無数の窓から日の光が差し、季節や天候によって様々な姿を見せる。
※現在、一般見学の受付はしていません。詳細は大学HPをご確認ください。
◆蟻鱒鳶ル
東京港区
ARI MASU TONBI RU
設計:岡 啓輔 竣工年:建築中
気鋭のN.Y.ブランド、アールアンドティーの新作はアメトラムードなシアサッカー地で、ジャケットのフロントはボタンではなくヒモで留める仕様に。どこか和なムードの仕上げは染め生地のポーチとトングサンダル。
ジャケット¥29,700・パンツ¥22,000(ともにアールアンドティー)/ネペンテス シャツ¥15,400/スティーブン アラン トーキョー ポーチ(スタジオケトル)¥17,600/メイデンズショップ サンダル¥28,600/トリッペン原宿店
建築家の岡啓輔氏が自力建設をめざして2005年にスタートし、現在も作業中の「蟻鱒鳶ル」。周りの建築物とのギャップや、ある種異様な姿はその本質ではなく、間近で見て触れてみるとわかるコンクリートの美しさと「200年もつ」と評価される強度が魅力なのだ。地上4階、地下1階の構想で、1階は岡さんの奥さまがお店を開くスペースなのだそう。ちなみに名前の「ル」には、建築家ル・コルビュジエへのオマージュが込められている。
おしゃれをして建築を見る。
なんて贅沢な時間なんだ!
いや~待望の企画をありがとうございます! どちらもとても気になっていた場所なので訪れることができてうれしいです。学生時代から、美術館や教会、著名な建築家の作品をめぐるのをライフワークにしていて、旅行の目的が○○を見に行く、みたいな感じなんですよね。
個人的には「光がきれいな建築」が好きで、今回のKAIT広場はまさにそれ。噂では聞いていたのですが、はっきり言って圧倒されました。ちょうど前日に雨が降ったのか、窓の際から水滴がしたたっていて、それがとてもきれいだった…! この日は快晴で日差しが強かったけれど、曇りの日やもっと言うと雨の日、雪の日にはどんな景色になるんだろうと想像が膨らみます。
そしてもうひとつの蟻鱒鳶ル。撮影に伺ったらちょうど岡さんがいらして、中も見学させてもらいましたし、お話も聞かせていただきました。超ラッキー。コンクリートの硬さと美しさは本当にすごい。マニアックでストイック。アカデミックとアングラの両面を感じましたね。まだまだ語りたいですし、他の建築も見に行きたい。火がついちゃいました!
DAISUKE NAKAGAWA
1998/01/05生まれ
東京都出身
愛すべき"大きな弟"も、気づけば中堅モデル。役者活動にまい進する前は美大卒のセンスを生かしたマンガ制作も人気だった。「マンガもですが、もともと建築学科なんです! 『カーサ ブルータス』の櫻井翔さんのような連載を狙ってます!」
※価格は全て税込みです。
Photos:Mina SomaHair:MIHO EMORI[KiKi] Stylist:Masashi Sho
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