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暑いと結局、Tシャツにパンツというスタイルが定番になる。そんな薄着シーズンに主役級のジーンズがあったら、夏のファッションも楽しくなるし、Tシャツにジーンズといったシンプルスタイルは女子からもウケがいい。
そこで今回は、コスパ抜群から大人になっても穿ける名品ジーンズまで、この夏主役になるジーンズを過去の記事から厳選して9本をご紹介。お気に入りのジーンズを見つけて、夏ファッションを楽しもう!
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随所にこだわった、現代の新定番
登場以来、継続展開で人気を博しているのがオーラリーのデニム。洗いこんでも生デニムのようなカリッとした質感が続き、センタークリース入りだから上品。「糸から生地作りをすることで有名なブランドですが、この一本も米綿のムラ糸を限界まで強撚して織り上げたこだわりの生地。程よい太さで腰回りはフィットするシルエットだから、脚を綺麗に見せてくれます。トップスをタックインしてもいいし、これからの季節はショート丈のブルゾンからロングコートまで何にでも合わせられる。一本持っていて損はありせん」(スタイリスト泉 敦夫)
ジーンズ(オーラリー)¥24,000/オーラリー[TEL:03-6427-7141]
Photos:Yoshio Kato Stylist:Atsuo Izumi Composision&Text:Takako Nagai
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ヴィンテージムードの、テーパードデニム
ややゆったりとした太もも周りと、膝下からテーパードのかかった綺麗なシルエットがポイント。今らしい抜け感がありながら、簡単にスタイリングがキマる。程よく肉厚な13.5ozデニムを使用。「リラックス感があるのに、スッキリとした印象になりますね。ウォッシュのかかった綺麗なブルーには90’s調の懐かしさがあり、かつ今のストリートのムードにもマッチする表情です。カジュアルにはもちろん、大人っぽいシンプルなスタイリングにもオススメできます」(飯垣祥大/スタイリスト)
ジーンズ(スティーブン アラン)¥17,000/スティーブン アラン トーキョー[TEL:03-5428-4747]
Photos:Yoshio Kato Stylist:Atsuo Izumi Composision&Text:Takako Nagai
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日本の新鋭ブランドから届いた逸品
2019年の秋にデビューしてすぐに、多数のセレクトショップバイヤーが惚れたと言うシオタのデニム。岡山を拠点にすべての工程を自社ブランドで生産し、わずか数パーセントしか収穫できない最高級の超長繊維綿のスビンコットンを使用。「シオタは初めての展示会で即決オーダー。このデニムは、Levi’s 501 “66”をベースに採用したクラシックなシルエットと、シルクのような光沢、カシミヤに引けを取らない滑らかな肌触りが魅力です」(MNFC古江優生/フリーランス)
ジーンズ(シオタ)¥32,000/スティーブン アラン トーキョー[TEL:03-5428-4747]
Photos:Yoshio Kato Stylist:Atsuo Izumi Composision&Text:Takako Nagai
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名品、ワイドデニム
長く着られるワイドデニムを探している人にオススメする一本。ストレートのインディゴなら、時代を問わずに履ける。ヴィンテージの米綿のクオリティを求め、糸からこだわって作ったブランドオリジナルのミミ付きセルビッジデニムを使用。スニーカーでストリート着こなすはもちろん、革靴でややドレッシーに仕上げても今っぽい。「最近は適度なフィットがトレンドになり、ビッグシルエットブームは終わりつつあるとも言いますが、デニムに関しては、これくらいのワイドも活躍するはず。今季らしいコンパクトなジャケットに合わせたいですね。定番的にも、新鮮なスタイリングにも着回せるのでは」(稲垣友斗/スタイリスト)
ジーンズ(サイベーシックス)¥23,000/マスターピースショールーム[TEL:03-5414-3531]
Photos:Yoshio Kato Stylist:Atsuo Izumi Composision&Text:Takako Nagai
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ワイドシルエットが流行中だけどスリムなパンツで引き締めるのもアリ! 伸縮性があってラクにはける。「シンプルでド直球なスリムテーパードのデザインがイイですね。定番の濃いカラーも好きです!」(滝野峻平さん/ANDREY スタイリスト)
ジーンズ(シップス エニィ スタンダード)¥9,500/シップス エニィ 渋谷店
Photos:Yuichi Sugita[POLYVALENT] Stylist:Atsuo Izumi Masashi Sho
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均一な色落ち感や裾のダメージ加工が、こなれて見えること間違いナシ。形にクセがないシンプルなデニムは、ひとつ持っておくのが吉!「柔らかくてはきやすい。幅もちょうどよく、最初に買う1本として、コレをオススメしたいです!」(野村大貴/メンズノンノモデル)
ジーンズ(ブルーワーク)¥21,000/トゥモローランド
Photos:Yuichi Sugita[POLYVALENT] Stylist:Atsuo Izumi Masashi Sho
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センタープレスがくっきりと入ったスラックス型なら、極太デニムでも上品にはける。ボタンやポケットなど要素をそぎ落としたミニマムさも◎。「センタープレスが入っていて、バランスがちょうどいい1本。ジャケットに合わせてもよさそう!」(松浦弘征さん/大学生)
ジーンズ¥10,000/アーバンリサーチ ルミネ新宿店
Photos:Yuichi Sugita[POLYVALENT] Stylist:Atsuo Izumi Masashi Sho
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トレンド感あるワイドシルエットは今の気分にぴったり。深みのあるカラーやステッチを同色にしたシンプルなデザインも使い勝手がいい!「プレーンかつ上品なデニムはシーンを選ばずはけるのがイイ。このクオリティでこの価格はすごい!」(南 郁哉さん/OLTA アシスタント)
ジーンズ¥13,000/ステュディオス メンズ原宿本店
Photos:Yuichi Sugita[POLYVALENT] Stylist:Atsuo Izumi Masashi Sho
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「シーズンの切り替わる時期は通年使えるアイテムに目が行きます。この春はデニムが気分でした。クラシックなサスペンダーボタン付きのデニムに、サイドアジャスターをつけたこの別注は、ベルトなしでもウエストを絞ってはくことができるデザイン。そこに惹かれ、少し大きめの38インチサイズを買って一番深く絞ってはいています。ジャケットやドレスシャツで上品にコーディネートしています」(レショップ プレス 古明地拓朗さん)
Photos:Yoshio Kato Stylist:Atsuo Izumi Composition & Text:Hisami Kotakemori
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