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ジュエリーコレクション「トリニティ」の誕生100周年を祝うポップアップ「“TRINITY 100” POP-UP」が、東京・表参道で10月31日(木)〜11月17日(日)の期間限定でオープン。世界中で愛されてきた「トリニティ」の歴史を振り返り、さらに魅力に触れることができる。
3連リングに込められた絆や調和、友情を含めた幅広い愛の意味にちなんで、メンズノンノを盛り上げる仲良しの3人がひと足先にスペシャルな空間を体験してきた。
What’s TRINITY?
Antoine Pividori © Cartier
1924年に創業家三代目にあたるルイ・カルティエが生み出し、カルティエのアイコンとなった3連のデザインが特徴的なジュエリーコレクション。ピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールド(誕生当初はプラチナ)が緻密に重なり、かつては、それぞれ「愛情」「忠誠」「友情」を意味していた。
誕生から100周年を迎えた今もカルティエのシグネチャーとして人気を誇るが、「トリニティ」が持つ意味あいは時代に合わせて変わり、今では“多様な愛”や“調和と普遍性から生まれる絆”をも象徴する存在となっている。
「トリニティ」の魅力に迫る
スペシャルな展示に潜入!
「トリニティ」100周年を記念したポップアップ「“TRINITY 100” POP-UP」は、表参道交差点で開催。「Cartier」の立体ロゴとアイコンである3連リングをモチーフにした巨大な屋外モニュメントが、街を行き交う人々の視線を集めている。
10月31日のオープンを前に、3色のきらめきに誘われるように、鈴木仁、豊田裕大、水沢林太郎の3人が訪れた。
入り口では、肌の上をなめらかに絡み合い輝く「トリニティ」を思わせる、3色のゴールドをイメージした動くオブジェが来場者を出迎える。3人は「トリニティ」ジュエリーを身につけて登場。
仁は「トリニティ」リング、豊田は「トリニティ」ネックレス、林太郎は「トリニティ」ブレスレットに「クラッシュ ドゥ カルティエ」リングをセレクトした。それぞれホワイトゴールド、イエローゴールド、ピンクゴールドから着想を得た配色でコーディネート。来場記念に3人で記念撮影。
入口に記されたステートメントでは、「トリニティ」の創造性の追求や詩人/作家のジャン・コクトーの伝説、「3」という魔法の数字をひもとくというコンセプトが語られている。3人とも期待に胸を膨らませ、じっくりと内容を噛み締める。
「『トリニティ』の魅力の秘密を知ることができる貴重な機会ですよね。入り口からもう気分が高まります」(鈴木)
「長い間、性別や年齢に関わらず愛されている名品の歴史に興味津々。早く展示を見たくなりますね」(豊田)
100年にわたる偉大な時間を追う
光と音のインスタレーションに感動
カーテンをくぐり次のエリアに進むと、暗い部屋の中に壁面のディスプレイが際立つ空間が広がる。「トリニティ」が誕生した1924年から現在の2024年までのクリエイティビティの軌跡を展示。過去の広告ビジュアルや貴重なアーカイブ写真に加え、歴史的価値を持つジュエリーを収集する「カルティエ コレクション」に所蔵されたジュエリーやアクセサリーが並ぶ。
力強い3連の伝統的デザインをベースに、その時代の空気を革新的な意匠で表現してきた “トリニティの創造的進化”を堪能できる。
「カルティエがジュエリーの歴史を作り上げてきたということを深く知ることができる空間」(水沢)
「時代ごとにカルティエの広告デザインを見られるのも楽しい。歴史を知ることで、『トリニティ』をより身近に感じられました」(鈴木)
100年にわたり輝き続ける「トリニティ」。いま身につけているジュエリーにつながる壮大な歴史に想いを馳せながら、しばし時間を忘れてコレクションに見とれる3人。
しばらくして、スペースの真ん中にある立体的な雲のモチーフに映像が映し出される。「トリニティ」とフランスの詩人ジャン・コクトーのストーリーにまつわる映像のインスタレーションだ。彼が1930年代に入り「トリニティ」リングを身につけたことで、「トリニティ」は世界的な人気を集める。2つのリングを小指に重ねてつけていたことは、コクトー自身のアイコンにもなっていた。
映像とともに、天井にはジャン・コクトーのドローイングのライトが灯り、「トリニティ」リングの目線で語る玉森裕太さんのナレーションが空間を包む。
「音と光による幻想的な仕掛けに引き込まれます。映像を見て、『トリニティ』とジャン・コクトーの関係を知ることができました。互いに惹かれていたんですね」(豊田)
「トリニティ」と相思相愛の
時代を彩るアイコンを視覚的に振り返る
最後は、「トリニティ」を愛した時代のアイコンたちを見られるプレイフルなエリア。空間を縦断するように、「トリニティ」にまつわるアーカイヴ写真や、今までの100年間で「トリニティ」を身に着けた世界の著名人のポートレートをフィルムのように展示。
壁に備えられたタッチスクリーンでは、時系列で写真が流れ、気になる年代をタップすると、その時代を象徴する写真を説明付きで見ることができる。ジャン・コクトーのほか、歴史的俳優のアラン・ドロンやグレース・ケリー、韓国のガールズグループ「BLACKPINK」のジスやアイルランドの俳優ポール・メスカルたちが名を連ねる。視覚的、感覚的に歴史を振り返られるのがおもしろい。
「『このときはどんな人が「トリニティ」を…?』『こんな人もつけていたの!』と、いろいろタッチしながらワクワクして見られます」(水沢)
「トリニティ」のビッグモニュメントは
その“中”もすごかった!
屋内の展示を見終わり、気になっていた「トリニティ」リングの巨大モニュメントをチェック。内側全体にほぼ360度のスクリーンがあり、「トリニティ」をはじめ、カルティエにとって重要な数字の「3」にまつわるムービーと音楽が流れる。
「『トリニティ』の中に入れるなんて(笑)。すごく素敵なスポットなので、友達と来て写真を撮るのにぴったり」(鈴木)
カジュアルな服にも合う3色のゴールド。
個性が冴える3人の着こなしを披露
今回のポップアップに合わせて「トリニティ」をメインにした、それぞれの「トリニティ」スタイルを紹介。カジュアルなワードローブにジュエリーを合わせるお手本に!
Jin Suzuki
鈴木 仁
「いろいろな展示を通して、『トリニティ』の世界観を楽しく体験できました。アイコンであるリングは存在感もあって、小指にさらっとつけるのがカッコいいと思いました。シンプルな『Cartier』の刻印も魅力ですね」(鈴木)
なめらかなツヤ感をもつブルゾンをメインに、クリーンなサックスブルーのシャツを重ねて爽やかな色気を演出。ボトムスを、グレーのツイードパンツとレザーのモカシンを合わせたクラシカルなムードにすることで、着こなしに奥行きを加えた。異なる質感の組み合わせやボリュームのあるシルエットで魅せるスタイリングには、控えめに主張するXLサイズの小指のリングを上品なアクセントに。
「トリニティ」リング¥962,500/カルティエ カスタマー サービスセンター ジャケット(ティーエイチ プロダクツ)¥94,600/TARO HORIUCHI Inc. シャツ¥39,600/イレニサ パンツ¥38,500/アモーメント 靴(トーガ ビリリース)¥72,600/トーガ 原宿店
Yudai Toyoda
豊田裕大
「100周年を記念したスクエアに形づくられた『トリニティ』のネックレス。ホワイトゴールドにパヴェダイヤモンドをあしらったデザインが美しい。さりげなく着けられるネックレスは僕の好み。ポップアップを見た後は、さらにジュエリーへの愛情が湧きました」(豊田)
透け感のあるウールのブルゾンにイエローが目を惹くクルーネックカーディガンとグラフィックTを合わせて軽やかな印象に。クラフト感のある手染めウールを採用したワイドな柄パンツを選ぶことで、個性的かつモダンに仕上げた。フード、クルー、Vとさまざまなタイプのネックをなじませたコーディネートに、自分だけの特別感を添えるのがネックレス。調和するトップスの重ね着と3連のデザインがリンクする。
「トリニティ」ネックレス¥962,500/カルティエ カスタマー サービスセンター ジャケット¥71,500・パンツ¥74,800/イレニサ カーディガン¥28,600/フィルメランジェ Tシャツ(ティーエイチ プロダクツ)¥16,500/TARO HORIUCHI Inc. 靴(アデュー)¥72,600/バウ インク
Rintaro Mizusawa
水沢林太郎
「『トリニティ』はリングのイメージが強かったけど、さまざまな種類があって、どれもデザインに惹かれました。今日は『トリニティ』のブレスレットを初めて着けてみて、イエロー、ホワイト、ピンク、それぞれのゴールドの輝きが手元で感じられてすごく気分が上がりました。タイプの違うリングと組み合わせるのもいい」(水沢)
繊細な表情を持つマルチボーダーのモヘアニットが主役。対照的に、フェードしたような色ムラが武骨な印象を与えるバルーンシルエットのデニムを合わせて、クリーン×ラフの今っぽいミックス感。その中で鮮やかにきらめくラグジュアリーなブレスレットとリングが生むギャップがおもしろい。3色のゴールドが、袖をまくるなど日常の中で動くたびにアイキャッチとして光る。
「トリニティ」ブレスレット¥4,382,400・リング〈クラッシュ ドゥカルティエ リング〉¥396,000/カルティエ カスタマー サービスセンター ニット(ヨーク)¥47,300/エンケル 中に着たカットソー¥17,600/フィルメランジェ パンツ(イントゥダスク)¥45,100/ジェットン ショールーム 靴¥26,400/クラークス ジャパン
ポップアップは11/17まで、
表参道交差点にて開催中
「“TRINITY 100” POP-UP」
開催日時:2024年10月31日(木)〜11月17日(日)
営業時間:平日12:00〜19:00、土日祝11:00〜19:00(最終入場18:30)
会場:表参道交差点(港区南青山5の1の1)
東京メトロ・表参道駅から徒歩2分
入場無料
問い合わせ先
カルティエ カスタマー サービスセンター
TEL:0120-1847-00
Photos:Teppei Hoshida Hair&Make-up:NOBUKIYO Stylist:Takumi Urisaka Models:Jin Suzuki Yudai Toyoda Rintaro Mizusawa[They are MEN’S NON-NO models] Text:Hisamoto Chikaraishi[S/T/D/Y]
【この記事の協力店】
アモーメント MAIL:cs@amomento.jp
イレニサ http:www.irenisa.co
エンケル TEL:03-6812-9897
クラークス ジャパン TEL:03-5411-3055
ジェットン ショールーム TEL:03-6804-1970
TARO HORIUCHI Inc. TEL:03-6300-4461
トーガ 原宿店 TEL:03-6419-8136
バウ インク TEL:070-9199-0913
フィルメランジェ TEL:03-3473-8611
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