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時間を知りたいだけなら、スマートフォンがあればいい。でも腕時計をつける理由は他にある。着こなしのステージを上げるために、遊びを加えるために、ときに自分らしさを表す象徴として。長く愛せる1本を手に入れて、自分だけのストーリーを刻んでいこう。
時代とスタイルを超えて
愛用できる1本を!
手に入れるべき、冬の時計モノ語り
主演・西山 潤
『東京ウオッチストーリー』
せわしない日々から少し離れて日常の中でちょっとした贅沢な時間を過ごすとき、そのシーンにマッチする時計をつけていれば、おのずと気分が上がるもの。ドラマ『VIVANT』での好演も記憶に新しい、俳優・西山潤が東京のあちこちで名作時計とともに贅沢な時間を過ごす、そんなウオッチストーリー…。
episode 01
寄席で"カルティエ"
落語に興味があったので寄席に行ってみた。足を運んだのは情緒漂う老舗、新宿末廣亭。現存する最古の木造建築の寄席に、最新のスマートウオッチは似合わない。戦車を上から見た姿から着想を得た角型フォルムを変えることなく、100年以上存在し続けるカルティエの「タンク」ウオッチが合うと思い、ジャケットスタイルにつけた。色も黒と白で合わせて。「タンク マスト」は袖口への収まりもいいし、長寿命のクォーツムーブメントをのせていて、クラシック顔ながら中身は最新。演目中も時間は時計で確認するのが粋だ。
▼カルティエ「タンク」
episode 02
ホテルで"ロンジン"
一流ホテルに泊まるときは、いい時計をつけていると自然と背すじが伸びるというもの。フロントのホテルマンの視線が手もとに注がれても、クラス感のある時計をつけていれば物おじしない。その点で、ロンジンの「フラッグシップ ヘリテージ」はつける人の品格を映し出してくれる。ロンジンの歴史的モデルにオマージュをささげたクラシックスタイルに、72時間のロングパワーリザーブを誇るムーブメントを内蔵。針やインデックスのゴールドカラーや月の満ち欠けを表すムーンフェイズ機能も、心証をよくしてくれるはず。
▼ロンジン「フラッグシップ ヘリテージ」
episode 03
洋食店で"ユンハンス"
羽を休める日はスマホを見て情報の波に溺れたくないもの。木のぬくもりあふれるなじみの洋食店で、心落ち着けて食事でもしたい。ドイツの老舗、ユンハンスの時計なら余計なデザインが入っていなくてリラックスする時間もじゃましない。バウハウスの巨匠マックス・ビルのデザインは、老舗の雰囲気とモダンな感性をあわせ持っているから、いつもこの店で食べているハンバーグと同じように飽きがこない。じつはこのモデル、マックス・ビルが手がけたキッチンタイマーがもとになっているというのも縁を感じる。ウマが合うわけだ。
▼ユンハンス「マックス・ビル」
Photos:Taro Hirano(model) Kazuya Aoki(still) Hair&Make-up:Kentaro Katsu Stylist:Masaaki Ida Models:Jun Nishiyama Text:Masato Kurosawa Ryo Kikuchi Composition&Text:Masato Nachi Cooperation:HOTEL NEW OTANI MAKUHARI SHINJUKU SUEHIROTEI
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