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LONGINES
ロンジン「ロンジン レジェンドダイバー」
人生初の高級腕時計を買うなら、どのブランドのどのモデルがいいのか。詳しく知りたいけど、何から学べばいいのかわからない…。そんな人たちに向けて、一生モノとして愛用できる数々の名作ウオッチを紹介。歴史からデザインまで、時代を超えて人気を集め続ける理由に迫る。第5回はロンジンの「ロンジン レジェンドダイバー」を徹底解説。
伝統の力が生み出した
レトロなダイバーズウオッチ
1. 「ロンジン レジェンドダイバー」の歴史
スイス時計の王道にしか
出せない格がある
ファッションの世界と同様に、時計界でもリバイバルブームが続いている。過去の傑作を復刻したモデルは、時代を超えるデザインがありタイムレスな魅力で人気が高い。このリバイバルブームを時計界に巻き起こしたのが、ロンジンである。
創業は1832年。創業当時から高性能時計を製造し、万国博覧会で多くの賞を獲得。その正確性が評価され、ホースレースやスキーなど多くのスポーツイベントの公式時計として採用され技術面で高い評価を受けるブランドとなった。
ロンジンは時計製造の分野でもトップランナーで、大きな時計工場を建てて時計職人を雇い入れ、企画・設計からパーツ製造、組み立て、出荷までを一貫して行う近代的なシステムを導入した先進的な会社であった。しかも工場の場所を移していないため、当時の貴重な資料や金型が散逸せずに残っている。なので、過去の傑作たちを正確にトレースできるだけでなく、時代の空気感も含めて再現できるという点が大きな強みとなった。
「ロンジン レジェンドダイバー」は、1959年に誕生したダイバーズウオッチをベースにしたもの。2007年に発表されると、すぐに話題となり、サイズやカラーバリエーションを追加しながら人気を高めている。レトロなスタイルの時計には、いつまでも色あせない魅力がある。しかもロンジンなら歴史的な重みも加わる。だからこそ選ぶ価値があるのだ。
2. 「ロンジン レジェンドダイバー」のデザイン
機能は本格派、デザインはエレガント
潜水計器として生まれたダイバーズウオッチには、潜水時の経過時間を計測するための逆回転防止ベゼルが必須となる。多くのダイバーズウオッチは、風防ガラスの外枠部分に太いベゼルを加えるのだが、こうなることでがっちりとした印象が強まり、よりスポーティに見せるという効果がある。
しかし「ロンジン レジェンドダイバー」の場合は、風防ガラスの内側にインナーベゼル式を採用する。その結果ベゼルがドレスウォッチ並みに細くなり、エレガントな佇まいが生まれている。
しかも、このモデルではファブリックのNATOストラップを採用しているので、どこか軽やかな雰囲気もある。本格派のダイバーズウオッチでありながら、上質さも楽しめるというのが「ロンジン レジェンドダイバー」の魅力なのだ。
3. その他のモデル「ロンジン ヘリテージ クラシック」
エレガントウオッチの歴史を継承する
ロンジンはスポーツウオッチ以外のジャンルでも人気が高く、エレガントなドレスウオッチでも有名。もちろんそういった傑作たちも進化しながら復刻されており、時計愛好家からの人気も高い。この「ロンジン ヘリテージ クラシック」は、1930年代モデルによく見られた「セクターダイヤル」というデザインを取り入れており、視認性の高さと幾何学的な表現を両立させている。
スーツやジャケットと相性のいいドレスウオッチは、大人なら持っていたいモデルだが、こういった復刻モデルを選ぶとシンプルであっても手もとに個性が生まれる。
「ロンジン ヘリテージ クラシック」
4. 「ロンジン レジェンドダイバー」のファッションとしての楽しみ方
カジュアルとシックをバランスよく
歴史的なダイバーズウオッチである「ロンジン レジェンドダイバー」は、細いベゼルによってエレガントな雰囲気が漂う。ただ、ストラップはカジュアルなので、ジャケットよりはハーフジップのニットくらいがちょうどよく、カジュアルとシックの中間を狙うのがおすすめ。時計に合わせてブラック系の色合わせにして、大人っぽく見せよう。
時計¥358,600/ロンジン/スウォッチ グループ ジャパン ニット¥42,900/エイトン青山 中に着たTシャツ(ヘインズ)¥3,410/プロップスストア パンツ(リノ)¥41,800/グッドスタンディング
問い合わせ先
ロンジン/スウォッチ グループ ジャパン
TEL:03-6254-7350
https://www.longines.com/jp/
エイトン青山 TEL:03-6427-6335
プロップスストア TEL:03-3796-0960
グッドスタンディング TEL:03-6447-2478
Photos:Yuichi Sugita Hair:Masaki Takada Stylist:Masashi Sho Model:Koji Moriya[MEN’S NON-NO model] Text:Tetsuo Shinoda Props:TITLES
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