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「語れるアウトドア」連載の第五回目のテーマは「機能素材」。機能素材といえば真っ先に思いつくのはGORE-TEX®だが、それだけじゃない！各ブランドがしのぎを削り、日々機能素材は進化を遂げているのだ。今回はそんな新しい機能素材にフォーカスしつつ、山でも街でもおしゃれにキマるアイテム5選を紹介する。
街着としても嬉しい機能が満載
高性能アイテムで高い支持を得ているカナダのアウトドアブランド アークテリクスから、街の風景にも馴染むダウンが登場。キルティング部分にブランド独自の機能「エンジニアダウンテクノロジー」を搭載し、体の動きにフィットするストレッチ性と快適な着心地を実現した。生地には耐久撥水加工を施した「20d ナイロン/スパンデックス ダブル ウエーブ」を採用し、雨や汚れに強いのが特徴。さらに脇下とサイドに衣服内の温度を調整するウールナイロンの生地を配置することで、嫌な蒸れを解消してくれる。
ダウンジャケット(アークテリクス)￥36,300／アークテリクス カスタマーサポートセンター/アメア スポーツ ジャパン[consumerservice-apac-ja@arcteryx.com]
クラシックなルックスと高い保温性
コロンビアのダウンジャケットは、裏地に施されたゴールドドットのプリントがポイント。これはNASAがスペースブランケットなどで使用する反射技術を応用したもので、身体の熱を反射し通気性を損なうことなくしっかりと身体を温めてくれる。ハイテク技術が詰め込まれていても、ルックスはコロンビアらしいクラシックな佇まい。アウトドアの場面にはもちろんのこと日常にもしっかり溶け込む一着だ。
ダウンジャケット(コロンビア)￥37,400／コロンビアスポーツウェアジャパン[TEL:0120-193-803]
運動性と快適さを両立
暖かくて、耐久力があって、動きやすい！そんな3拍子が揃ったダウンジャケットがこれ。モンベル独自の中綿素材「ストレッチ エクセロフト®」に、透湿性とストレッチ性に優れたシェル素材を組み合わせることで、運動性と快適さの両立を実現した。半袖タイプは重ね着しても腕が動かしやすく、肩周りを効率的に保温してくれる。これだけの機能を備えつつ、お求めやすいコストパフォーマンスの良さも魅力的。
ジャケット(モンベル)￥11,000／モンベル・カスタマー・サービス[TEL:06-6536-5740]
空気を遮熱材にする、新しいアウターの形
ダウンや中綿に代わる新発想の防寒システムを採用した新ブランド、エミュレーション。内側に空気を注入できるシステムを搭載し、付属のポンプで空気の注入量を調節することで衣服内の温度調整が行えるという全く新しい仕様だ。ミリタリーをデザインベースにしたこのブルゾンは、マチ付きポケットや背面の縦型ファスナーなど大容量のポケットデザインが特徴。今っぽいゆったりとしたシルエットで、かつノーカラーだからレイヤードスタイルにも最適だ。
ブルゾン(エミュレーション)￥39,600／HEMT PR[TEL:03-6721-0882]
機能的で着心地がよく、着回し力抜群
オーセンティックなスウェットの佇まいなのに、実は機能的というギャップが魅力。光電子®と呼ばれる特殊素材を糸に練り込んだ生地を採用していて、じんわりとしたぬくもりが気持ちよく全身を包み込んでくれる。身幅が大きめでややゆったりとした今っぽいシルエットだから1枚でも様になるし、ラグランスリーブの仕様で肩の収まりがよく、インナーとして利用してもゴワつかない。同素材のスウェットパンツと合わせて、セットアップとして着用するのもおすすめ。
スウェット￥24,200・スウェットパンツ￥26,400(共にナナミカ)／ナナミカ 東京[TEL:03-5728-3266]
Photos：Yoshio Kato Stylist：Atsuo Izumi Composision&Text:Takako Nagai
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