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「語れるアウトドア」連載の第四回目のテーマは「難燃素材」。キャンプやグランピングでマストな焚き火だけど…難点は舞い上がる火の粉。お気に入りの服に穴が空いてしまった経験のある人も多いはず。そこで持っておきたいのが「難燃素材」のアイテム。難燃というとアウトドアシーン専用に聞こえるかもしれないが、実は難燃スペックを備えつつ街にも着回せるシャレたアイテムが多数！
元祖フリースを最新素材でアップデート
1960年代にヘリーハンセンが開発した防寒素材ファイバーパイル。フリースの前身といえるこの素材が誕生して60周年を迎え、グレードアップしたニューモデルが登場した。このボアジャケットには、ファイバーパイルにウールを加えることで難燃性を高めた新素材を採用。ほっこりしたボアの風合いはそのままに、さらに柔らかく着心地をアップ。さらに腕裏や背面下部分にも難燃性生地を採用し、心置きなく焚き火を楽しめる仕様に仕上げた。
ジャケット¥44,000／ヘリーハンセン原宿店 スウェット(アリーズ)¥31,400／コンコード ショールーム Tシャツ¥6,490／イーストファーイースト パンツ(フラグスタフ)¥24,200／FourStore
あらゆる外遊びに対応する
高機能キャップ
日本を誇るダウンブランド ナンガと、アメリカのキャップブランド フォーティーセブンがコラボレーション。タウンユースにもアウトドアにも活用できる機能的なキャップが誕生した。このキャップは、ナンガのオリジナルの難燃素材を使用し、頭を火の粉から守ってくれるのはもちろん、嫌な煙の匂いが着くのを軽減してくれる。デザインはフォーティーセブンの定番型をベースにやや深めに設計。さらに防水性と蒸気透湿性を備えているから、日常での外出にも最適だ。
キャップ(フォーティーセブン×ナンガ)¥5,500／オーエスエムインターナショナル オーバーオール(ファーストダウン×フリークス ストア)¥14,500／フリークス ストア渋谷 パーカ¥20,900／ケイス
端正な佇まいに機能性をプラス
その名の通り焚き火による穴空きを防いでくれるスノーピークの「タキビベスト」に、新モデルが登場。生地にはツイード生地に難燃スペックをプラスしたオリジナル生地を採用。タテ糸にはコットンとウールを撚り合わせた1本の糸を、ヨコ糸には軽量の難燃糸を使用することで、ツイードのクラシックな生地感と軽さを両立した。ネックラインに切り込みのデザインが施されているからレイヤードしやすく、シャツやニットやパーカなどとのコーディネートを楽しめる一着。
ベスト¥28,600／スノーピーク パーカ(オムニゴッド)¥16,500／OMNIGOD北堀江 Tシャツ¥6,490／イーストファーイースト パンツ¥26,400／ネーム
山でも街でも快適な一足
キャンプシーンの快適性を追求したスリッポンシューズ。アッパーには火の粉が飛んでも安心な難燃素材、ライニングは暖かく足を包み込んでくれるフリース生地をあしらい、防滑性の高いアウトソールを採用。テントとの行き来で着脱が増えるキャンプではスリッポン仕様が嬉しい。アッパーとソールがワントーンだからスタイリングに取り入れやすく、日常のワンマイルシューズとしても使える一足。
シューズ(ザ・ノース・フェイス)¥13,200／ゴールドウイン
ストリートに映えるデザイン性
アメリカのダウンジャケットブランド ファーストダウンと、人気セレクトショップ フリークスストアがタッグを組み、機能性もデザイン性も優れたウェアを生み出した。このオーバーオールは、生地に薬剤を塗布し燃えにくい加工を施した素材を採用。 引火しても火元から離れると沈火する特性を持つからキャンプに大活躍だ。さらにコットン100%のタフな素材感とフロント部分に配されたDカン、着脱しやすいフロントジップなどのデザインで、あらゆるアウトドアシーンに対応できる。ゆったりとしたシルエットはストリートコーデに好相性だから、街着としてもおすすめの一着。
オーバーオール(ファーストダウン×フリークス ストア)¥14,500／フリークス ストア渋谷 パーカ¥20,900／ケイス Tシャツ¥6,490／イーストファーイースト シューズ(ハイテック)¥5,830／ムーンスター カスタマーセンター
Photos:Naota Usami Stylist:Masanori Takahashi Composision & Text:Takako Nagai
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