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春も頼りにしたいのが「黒アウター」。オシャレな人が買ってよかったお気に入りと正解着こなしからヒントを見つけよう!
1.POLO RALPH LAUREN
「Motor Cycle JK」

シュンさん/古着のオンラインストア運営
アメリカン・トラディショナル・スタイルを象徴するブランド「ポロ ラルフ ローレン」のイタリア製モーターサイクルジャケット。フロントの大きな4つのポケットが印象的。

ジャケット:ポロ ラルフ ローレン(古着) アウター:古着 ベスト:コム デ ギャルソン オム プリュス(古着) シャツ:コム デ ギャルソン・オム(古着) レイヤードしたパンツ:JW アンダーソン(古着) パンツ:コム デ ギャルソン(古着)メガネ:フラボワ イヤーカフ:ロロ ネクタイ:ディノワークス ストール:ヘルムート ラング 手袋:古着 バッグ:サンローラン(古着) 靴:アワー レガシー
異素材をMixした、クールな古着レイヤード
「ポロ ラルフ ローレンのモーターサイクルジャケットは祐天寺の古着屋「ON THE HILL」で購入しました。チンストラップやフロントのポケットなど、ディティールがとにかくかっこよくて。一目ぼれでした」。


「自分の中でポロ ラルフ ローレンはアメトラのイメージが強かったのですが、このジャケットはイタリア製。意外性があって面白いなと」。

「コム デ ギャルソンのアーカイブが好きで。シャツはコム デ ギャルソン オムのいわゆる『田中期』(1990年~2003年まで同ブランドのデザイナーを務めていた田中啓一氏が手掛けたアイテム)のもの。数字プリントが目を引くベストは1995年のコム デ ギャルソン オム プリュスのコレクションです」。

「コム デ ギャルソンのパンツにレイヤードしたJWアンダーソンのパンツは昨年の11月ごろに知り合いのお店で見つけました。重ね履きにぴったりの丈感で念願のパンツレイヤードができるように! 見つけた時はかなりテンションが上がりました」。
2.オマールアフリディのレザージャケット


杉本遼太さん/会社員
リラクシングなスウェットには
レザージャケットでクラス感のある装いに
「全身をブラックと渋さのあるブラウンで合わせて、統一感のある着こなしに。リラクシングなスウェットですが、レザージャケットを合わせるだけで、スタイリッシュできれいめな印象に昇華してくれます」。


「『オマール アフリディ』で購入したお気に入りのレザージャケット。シンプルながらもクラシックな雰囲気がお気に入りです。ジップを全て閉めればスタンドカラーにもなり、様々な表情を楽しめます。カーフスキンの独特な光沢感も魅力」。

「スウェット×ジーンズのスタイリングには、ユーズド感のある個性派アイテムで無難見えを回避しています。表情豊かな『オマール アフリディ』のジーンズは、エレガントで重厚感のあるデザインがポイントに」。


「『アワー レガシー』のレザーシューズはスクエアトゥでモードな印象に。深みのあるブラウンが、着こなしに大人っぽさをプラスしてくれます。冬になると履きたくなる、タイムレスなアイテムです」。
3.コム デ ギャルソン オムのジャケット

戸田倫太郎さん/学生
「一見普通のジャケットに見えますが、よく見るとコインポケットのようなディテールが気に入っています。『コム デ ギャルソン オム』のアイテムはタグのAD表記から製造年が分かるのですが、このジャケットは2003年製で、なんと自分と同い年。生涯大切にしたい一着です」。

大人シンプルなオールブラックコーデは
シルエットと小物使いで差をつける!
「ジャケットを主役にしたかったので、他は派手なアイテムを使わず、オールブラックでまとめました。全体的にゆったりしたサイジングが好みなのですが、ダボッとした印象になりすぎないよう、ブラックフレームの眼鏡で落ち着いた雰囲気を出したのがポイントです」。





「普段から“シンプルだけどシンプルじゃない”をテーマにコーディネートを組んでいます。基本的にモノトーンが多いのですが、ディテールが凝っていたり、シルエットが特徴的なアイテムで差をつけたりするのが最近の気分。『コム デ ギャルソン オム』はステッチやサイズ感、細かなデザインなど全てがドンピシャ。自分のワードローブに欠かせないブランドです」。


「極太なシルエットに惹かれたパンツは、ポケットがかなり深めで大きいので、ちょっとした用事であればカバン要らず!友人が働いている古着屋で購入してから毎日のように履いている、最近の個人的ベストバイです」。


「ブーツは丸みのあるスクエアトゥで、重量感のあるシルエットが可愛いです。ファーがついていて足元に存在感を出せるので、オールブラックコーデの強い味方!」。
4.ファットファームのジャケット


中田将矢さん/古着屋
ナイキのパーカを脇役に
「その日の気分で自分の好きを詰め込むのが僕のスタイルです。今日もこれでもかというくらい詰め込みました」。




「セパルトゥラのバンドTとファットファームのアウターのミッドレイヤーにナイキのパーカをイン。パーカはお世話になっていた古着屋から購入したもので、シンプルなデザインと年代の古さが持つ雰囲気がお気に入り。購入して3年経ちますがまだまだ第一線で着用してます!」



「140年以上の歴史があり、ワークブーツの王様と称されるホワイトブーツ。数年経ち革が足になじんできていい感じになりました。それぞれのパーツによるカラーバランスも絶妙ですよね。安くないシューズな分、愛着がある1足です」。
Photos:Ibuki Tamura Composition & Text:Kazuki Ebina
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