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今の時季にちょうどいいテックアウター。オシャレな人はどんなデザインを選んで、どう着こなしているか。人気セレクトショップのプレスなど服好きたちの愛用品と正解着こなしをまとめてみた!
テックアウターの正解着こなし①
ATON×URBAN RESEARCH
別注 M-65 FIELD JACKET
小沼野洸さん/アーバンリサーチ プレス
アメリカ軍のM-65フィールドジャケットをベースにモダンにアレンジを加えた一着。やや高めのスタンドカラーでスタイリッシュな着こなしも楽しめる。袖まであるライナーにはウール混の生地を使用し、表地の密度の高い素材と相まって保温性も抜群だ。
「秋は、ベージュなどの茶系を使った着こなしを楽しみたいです。ネイビーは黒よりも柔らかくコーディネートを引き締めてくれ、肩ひじ張らずに着られます。合わせるアイテムを選ばないので、着回し力にも優れているジャケットです!」。
「丸みのあるほどよいボリューム感や、大きめのポケットのあしらいがよりカジュアルな印象に。高めのスタンドカラーで、モードな趣もプラスされています。ライナーは取り外し可能で、3シーズン対応のマルチアウター!」
テックアウターの正解着こなし②
アントワート
與座 翼さん/美容師
「動きやすさを重視した服装をすることが多いのですが、ラフになりすぎないように、色使いで大人っぽさを演出してます。ジャケットは裾のドローコードで好みのシルエットに変えて着こなしにメリハリをプラス。着やすさと洒落感を両立させています」
「最近のマイブームはスカーフ。さっと頭に巻くだけで差がつく着こなしが完成します。サングラスと合わせてシンプルなコーデのアクセントとして大活躍です」
テックアウターの正解着こなし③
フォックスファイヤー×フリークス ストア
片岡佑太さん/フリークス ストア プレス
「トップスはフィッシングの要素を感じられるジャケットやシャツをチョイス。古着のアイテムをベースに制作されており、ゆとりのあるサイズ感に加えて、さまざまな大きさのポケットを有しているのもポイント。便利なうえにデザイン要素にもなっていますよね」。
テックアウターの正解着こなし④
KiU×EKAL ポンチョ
小沼野洸さん/アーバンリサーチ プレス
ポリエステル生地を使用し、長時間の激しい雨に対応できるレインコート。ポケッタブルの袋付きで、コンパクトにまとめられ、持ち運びにぴったり。普段使いはもちろんのこと、旅行やフェスなどのアウトドアイベントにも。
「別注『KiU×EKAL』の別注ポンチョは、長時間の激しい雨にも対応してくれる優秀なアイテム。ベージュ×ブラックの大人カラーで、合わせるアイテムを選びません。出先や旅行中など…急な雨が降ってきた時にポンチョを上から着用しても、サマになってくれます!」
「裾部分にダブルネームロゴや背中部分にもEKALのリフレクトロゴを施し、こだわりのある一着に。ツバ付きのフードや、スタンドカラー仕様が大雨でも水の侵入を防いでくれます。ゆとりのあるサイズ感なので、通気性もしっかりとあり、蒸れる心配も不要」。
テックアウターの正解着こなし⑤
インターナショナルギャラリー ビームス×
タイオンのアウター
丸 海都さん/ビームス プレス
ハリやコシのあるウールライクな生地で高級感を演出するブルゾンと850フィルパワーのTAIONダウンを充填した抜群の保温性を誇るベストがセットになっている。それぞれのアイテムは単品でも着用可能なので気温や目的に合わせて様々な着こなしを楽しみたい。
「モードな雰囲気にしたかったので、少しボリューミーなレザーシューズと独特な素材感が特徴のパンツでアウターのきれいめな印象とのチグハグ感を演出しました」
「ウールライクなルックスながら高い撥水性をもつ3レイヤーのブルゾンと保温性抜群のダウンベストの組み合わせはこれからの季節に欲しいものを詰め合わせた欲張りセット。パンツのポケットに簡単にアクセスできる長めのスリットなど機能面もしっかりと考えられています」
テックアウターの正解着こなし⑥
ビームス
丸 海都さん/ビームス プレス
透湿・防風・撥水に優れた3レイヤー素材を使ったジャケットは雨の日でも快適に過ごせる。ヴィンテージウェアのアーカイブをデザインソースに、機能性とファッション性を兼ね備えたアイテムだ。ワイドな身幅と少し短めの着丈が今っぽいシルエットを作り出してくれる。
「雨の日は機能性を第一に優先して、配色やディテールでオシャレを楽しんでいます。モノトーンで合わせつつ、柄と配色でストリート感を演出しました。アウトドアになりがちな雨の日の着こなしにあえて新しいテイストを加えると気分も上がります!」
「身幅がワイドなので、裾のドローコードを絞るとメリハリがつけられ旬なシルエットが楽しめます。フロントの大きなポケットの中にはメッシュの仕切りがついているのでポケットの中で手荷物を分けてしまうことも。カバンを持つ必要がないくらい大容量です」
テックアウターの正解着こなし⑦
コティ ビューティー&ユースのマウンテンパーカ
矢本亮太さん/BEAUTY&YOUTHプレス
撥水・防水・透湿・防風性を備えた3レイヤーファブリックの90’sムード漂うブルーのライニングが目を引くマウンテンパーカ。さらに各縫い目はシームテープ処理を施し、水の侵入を防ぎ、フロントジッパーは防水仕様のビスロンアクアガードを採用。雨の日の強い味方だ。
「メインがマウンテンパーカなので、他のアイテムはアウトドア感が強くならないようにまとめました」。
「このマウンテンパーカは、90’sのムード漂う色味で、古き良きアウトドアな雰囲気もありますが、デザインはソリッドできれいめに着られるのがお気に入りです。また、ナイロンのアイテムにニットをかけて違和感を出したのもポイント」。
Photos:Kaho Yanagi Composition & Text:Takuma Kawakami
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