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人気のオールブラックな着こなしはトライしやすい分、差をつけるのが難しいのも事実。ということで、オシャレなセレクトショップのスタッフたちに着こなしテクを教えてもらった! ぜひ毎日のコーディネートの参考にしよう!
オールブラックの正解着こなし①
小沼野洸さん/アーバンリサーチ プレス
程よいボリューム感と丈感が魅力のフルジップスウェット。オールブラックの着こなしを一気に都会的な印象に。
オールブラックコーデは異素材合わせで
のっぺり感を回避!
「『FARAH×URBAN RESEARCH』の別注スウェットは、今っぽいフルジップ仕様。スタンドカラーになるので、首元の寂しさも軽減してくれます。合わせやすいカラーリングと抜け感のあるサイジングがお気に入りポイント!」
「やや光沢感としなやかさがあり、ベロアのような風合いも感じられるコーデュロイパンツ。カジュアルなスウェットと合わせても上品な印象に。のっぺりしがちなワントーンコーデは、異素材をミックスするとメリハリのある着こなしが完成します」。
「アーカイブモデル『パレルモ』から、国内ではアーバンリサーチドアーズ限定展開のモデルが登場しています。オリジナルモデル同様に、プーマキャットロゴ、つま先のT字型構造、そしてクラシックなガムソールを備え、ビジュアルも履きやすさも申し分無しの一足に」。
オールブラックの正解着こなし②
熊谷洋佑さん/ジャーナル スタンダード レリューム WEB PR
クラシックなディテールとワイドなシルエットが融合した『ディッキーズ』別注の「シンチバック ワイドワークパンツ」。
ハリのある「ディッキーズ」のパンツに
とろみあるジャケットをミックス
「ワイドパンツが好きな自分にぴったりなシルエットですが、少しハイウエストに履けば、雰囲気はさながら高級トラウザー。かっこいいけれどガシガシ履ける、ディッキーズならではのアメリカンカジュアルさがお気に入りです」。
「ワントーンカラーコーデは、素材感で差をつけるのがこだわり。ツイル素材のワークパンツには、とろみのあるジャケットをチョイスして上品な雰囲気に!」。
「ワークパンツの生地にハリがあるので、トップスは対照的に、とろみと光沢のあるポリエステルサージのスーベニアジャケットを合わせてみました。フランスの地図とエッフェル塔の繊細な刺繍は見事!」。
「ダナーの名作『MOUNTAIN LIGHT(マウンテンライト)』をベースに軽量化を図ったローカットモデル『マウンテンリッジロー』は、シューレースのグリーンが丁度いい差し色になります」。
オールブラックの正解着こなし③
片岡佑太さん/フリークス ストア プレス
程よい厚みのコーディロイ素材を使用したジップブルゾンとペインターパンツ。太番手のコーデュロイ素材に製品加工を施して、他には無い独特な表情に仕上げたのが特徴。ボタンはNAUTICA刻印のオリジナル仕様だ。
オールブラックコーデは
墨黒をチョイスして抜け感を
「漆黒な印象のオールブラックは苦手なので、フェードウォッシュの加工が入ったコーデュロイのセットアップをメインにしてスタイリングしました」。
「この特徴的なフェード感は雰囲気はもちろん、かなり抜け感が出るのでコーディネートを完成させやすいところがお気に入り。アクセントでシャツをスカート風に巻き、インナーの白が入ってくるように組むと、バランスよく仕上がると思います」。
「シューズはブラックのレザーシューズをチョイスして上品にしました」。
オールブラックの正解着こなし④
矢本亮太さん/BEAUTY&YOUTHプレス
牛革を使用したレザーの5ポケットパンツ。タック釦やリベットもブラックカラーでシックな印象に仕上げているのがポイント。ストレートに近い弱テーパードシルエットも今っぽい。
レザーパンツに挑戦したい
人にオススメの1本です!
「今回はレザーパンツをメインにコーディネートしたので、ハードな印象になりすぎないようにバランスを意識しました」。
「パンツはしっかりとした肉厚なレザーがお気に入り。また、太すぎない適度なシルエットは汎用性が高く、レザーパンツデビューの人にもおすすめです」。
「トップスはニットかつフーディにして柔らかい雰囲気をプラスしました。足元はシンプルにコンバースのオールスターをチョイスして、ごちゃついた印象にならないようにまとめているのもポイントです」。
オールブラックの正解着こなし⑤
丸 海都さん/ビームス プレス
特殊な加工をしたウールジャージーを使用したジップアップブルゾン。フラットな生地感の中にも、ウールの暖かみや柔らかさを感じられる1着になっている。縫い目を目立たせないシームレスポケットを採用するなど考え抜かれたミニマルなデザインも魅力のひとつだ。
オールブラックを素材感で大人な着こなしに
「シンプルになりすぎないようにグラフィックTをインナーに忍ばせ遊び心をプラス。スウェットパンツでカジュアルさは残しつつも、ブルゾンとレザーのシューズできれいめなコーディネートにまとめました」。
「メルトンのようなしっかりとした密度と柔らかさのあるテクスチャーが暖かみのある表情を見せてくれます。わずかに落とされた肩線に対し、ほどよくゆとりのあるボディがリラクシングなムードを演出。きれいめとカジュアルを上手く繋いでくれる秀逸なブルゾンです」。
「長年履いていたかのようなフェード感が、着こなしに味をプラス。しっかりとした生地感なのでストンとしたキレイに落ちるシルエットも魅力です。裾を絞ることでよりカジュアルな印象にシフトし、幅広く活躍すること間違いなしです」
「ミリタリーアイテムとして使用されていたボンサックを元に、オールブラックでよりシティユースに馴染むデザインを採用。開口部はかなり大きく開くのでパッキングも簡単です。縦横に大きいフロントポケットデザインも可愛く、収納力は抜群。普段遣いから旅行までカバーできるアイテムです」
「ローファーは僕の中で定番の一足です。カジュアルときれいめをミックスした着こなしが好きなので、足元をしっかり締めてくれる革靴は欠かせません。ミニマルでシャープなシルエットも洗練された印象をプラスしてくれます」。
オールブラックの正解着こなし⑥
その他の着用アイテム:中に着たTシャツ(インターナショナルギャラリー ビームス)、パンツ(オマールアフリディ)、靴(シモン・フルニエール)
櫻田 光さん/インターナショナルギャラリー ビームス ショップスタッフ
今季も引き続きムードなスポーツMIX。このブルゾンはディタッチャブルのロングライナーがついていて、軽く暖かく、長い期間着られる3WAYで展示会でも高い人気を誇った。メタルパーツが施されたパンツやヒールブーツを合わせモードに着こなして。
Photos:Shintaro Yoshimatsu Ibuki Tamura
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