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夏も大人気なオールブラックの着こなし。なかなか差をつけにくいから、オシャレな人の着こなしからテクニックを学んでみよう。セレクトショップのプレスや服好きモデル4人の正解コーデをテクニック別にお届け!
オールブラックコーデの正解①
“強めのプリントで差をつける”
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Tシャツ:ダブレット パンツ・靴:ラッド ミュージシャン
小方蒼介/メンズノンノモデル
「夏はTシャツにパンツを合わせた、ワンパターンのコーディネートになってしまいがち。だからこそ、デザインやシルエットにおもしろみのあるアイテムを選んでシンプルなスタイルになりすぎないようにしています」。
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「ダブレットのTシャツは一見シンプルですが、ロゴが立体刺繍になっていてほつれた糸のデザインがカッコいいんです。さらに“D”と“B”の文字をよく見ると、人の形を模しているのが分かりますか? 細部へのこだわりがグッとくる、ダブレットらしい一着です」。
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「ラッド ミュージシャンのペインターパンツはダブルニーのデザインがお気に入り。ブラックのパンツが好きで何本も持っているからこそ、このパンツのようにシルエットやデザインに一癖あるアイテムに惹かれます。ベルトのように長く垂れたハンマーループもコーディネートのアクセントに!」
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「シューズも同じくラッド ミュージシャン。私服スナップでも何度も履いている、マイ定番アイテムの一つです。カジュアルなスタイルをレザーシューズで締めるバランスが好きなので、暑い夏でもレザーシューズを履き続けます!」
オールブラックコーデの正解②
“綺麗な色で差をつける”
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蒲生龍之介さん/SHIPS PR
「スペインのマドリードで生まれたシャツ専業ブランド、カミサス マノロを主役にしたコーディネート」。
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「黒シャツにも関わらず重く見えないよう、白いボタンを使用していたり、ステッチが細かかったりと、ディテールにこだわりがみえるところがお気に入りです」。
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「オールブラックというとモードなイメージもありますが、スウェードのシューズや、淡いピンクをアクセントとして取り入れることで、モダンかつトラッドな要素を感じるスタイリングに仕上げました」。
オールブラックコーデの正解③
“チェック柄で差をつける”
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片岡佑太さん/FREAK’S STORE プレス
「黒のカーディガン風ブルゾンシャツに、洗いのかかったジーンズを合わせてトーンに差を出すことを意識しました。オールブラックコーデの際はスマートな印象になりすぎないよう、グランジ要素を取り入れるのが自分流です。今回はオンブレチェックのシャツと、ペンキが飛んだジーンズを合わせてみました」。
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「シャツ地でカーディガン型という珍しい組み合わせが気に入っているアウター。ゆとりのあるシルエットなのでスウェットやパーカーはもちろん、シャツの襟を出してレイヤードスタイルを楽しむのもおすすめ」。
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「ペンキの飛んだデザインのブラックジーンズは、太すぎず細すぎない絶妙なシルエット。丈感もちょうどいいのでお気に入りです」。
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「シャツにジーンズなど、カジュアル要素の強いアイテムがメインなので、顔周りにはシルバーフレームのメガネ、足元は革靴を合わせてシックにまとまるよう意識しました」。
オールブラックコーデの正解④
“同系色の総柄で差をつける”
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丸 海都さん/ビームス プレス
「メッシュニットは季節の変わり目に大活躍。少し暑くなってきて、すでにTシャツを着たいくらいですが、おしゃれは手を抜きたくありません。シンプルに見えて意外とクセがあるアイテムを使ったギャップのある着こなしです!」
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「メッシュ編みが特徴的なニットカーディガン。黒でも重くなくサラッと羽織ることができる生地感は、Tシャツ1枚で物足りないときにプラスワンしやすい。ワイドなシルエットでも裾は絞ってあり、緩すぎないクラシックな雰囲気を出してくれます」。
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「レイヤードとシャツ単体で着こなしのイメージがガラッと変わりますよね。少しワイルドな印象が欲しい時はシャツ単体、コーデのアクセントにしたい時は柄をインナーでちら見せさせるのがうまく着こなすコツです」
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「こちらもシンプルな黒ではなく、エンボス加工を施されているので、独特な模様があるんです。バックポケットにはファスナーがついているのでものを落とす心配がなく利便性も◎。ビームス ジャパンのアイテムに付いている赤い紐もアクセントになって可愛いですよね」
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「ヴィンテージのミリタリートレーニングシューズをデザインソースにブラックのワントーンで現代風にアップデートした一足。シンプルな組み合わせでも、レザーの要素が加わるだけで少しコーデの格を上げてくれる気がしています」。
Photos:Ibuki Tamura Kaho Yanagi Composition & Text:Takuma Kawakami Risa Kawamoto
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