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大豊作の色アイテムを着たい、と思っても難しいのが"取り入れ方"。メンズノンノを代表するアニキなスタイリスト・松川 総さんが教える、失敗しないコツを実例とともにご覧あれ!
スタイリスト松川 総さんの正解配色
今アメリカのスクールカラーは
間違いなし。
カルチャーが薫る配色は万人に似合う!
「アメリカの大学ってスクールカラーというものがあるところが多くて、その配色を取り入れるのがおすすめ。レトロスポーツがこのところ流行っているけれど、アメリカの大学カルチャーを起点にしたユニフォームっぽい配色がイチ押しです。ユニフォームというだけあっていろんな人にはまるし、配色を決める際にも、そもそも「まずどの色を着る?」ということを選ぶのにもひとつの指針になると思います。それにバランスもいい。
今回ピックアップしたひとつ、ミシガン大学のスクールカラーは伝統があるだけでなく、実際にこの配色でナイキがスニーカーを作ったりするほど、インパクトはありながらも親しみがわく配色なんですよ。気になるスクールカラーから、アメリカのスポーツやカルチャーを掘り下げるのもおすすめです」(松川さん)
「取り入れやすい、
ミシガン大学のスクールカラー」
「アメリカの北東部の名門・ミシガン大学のスクールカラーは『メイズ』と呼ばれる鮮やかなイエローとブルー。落ち着きと力強さの両方がある配色で、春夏にぴったり」。
僕らが着慣れたブルーの面積を多めにとれば、肩肘張らずに着こなせる。ロゴのスウェットでユニフォーム感をさらにもうひと振り。
「トラッド感あふれるスタイルも、イエローが入るとぐっとフレッシュに」。
イエローは肌なじみも抜群。ニットポロを重ねることで、イエローのシャツとタイがネイビーブルーに浮かずになじむ。素材感のレイヤードもそっけなくなりがちな薄着の季節にマネしたいテクニック!
「インナーや小物でイエローを取り入れるのであれば、ハードルも低いはず」。
鮮やかなイエローで、シンプルなデニムのスタイリングが即華やぐ。
「深みのあるグリーンならシックに」
「主役の緑以外はモノトーンで統一。そのときに原色の白黒ではなく、柔らかさのある生成りやチャコールグレーを選ぶとなじみがいい」。
アイビーリーグのひとつ、ダートマス大学のスクールカラーは「ダートマス・グリーン」と呼ばれる深緑。ハーフジップのポロなら上品さに加え、スポーティさも欲張れる。
「パワフルさもある、オレンジ×黒」
「プリンストン大学のカラー。黒をベースにするとオレンジが映えるし、シンプルな着こなしでもポジティブな雰囲気に」。
「赤が主役でも浮かない、"複数使い"」
「『クリムゾン・レッド』はハーバード大学のカラー。インパクトのある色こそ複数のアイテムで取り入れるとまとまりが出る」。
主張の強い赤を、スポーツジャケットやスニーカーなどユニフォーム感のあるアイテムで取り入れた点もポイント。
Photos:Teruo Horikoshi[TRON] Hair&Make-up:hirokazu endo[ota office] Models:Daina Matsui Eriya Kazuma Anzai Rintaro Mizusawa Sosuke Ogata[They are MEN’S NON-NO models]
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