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若者たちの間で「レザーアイテム」の人気が急上昇中。無骨になりすぎずデイリーに落とし込む正解着こなしと、合わせてチェックしたい名品をまとめてお届け!
「レザーアイテム」の正解着こなし5選
1.チェックパンツと合わせてマイルドに
独特の光沢が魅力のホースハイドを用いたジャケット。ボタンは1910年代のカバーオールをもとにしたデザインで、細部まで美しい。袖を通すとその軽さと柔らかさに驚くこと必至だ。また、1枚仕立てなので着るほどに体型になじむだけでなく、自分ならではのシワが刻まれていくという、とにかく"育てる楽しみ"を追求した一生モノ。パンキッシュなパンツやストールで華やかに盛ったスタイルはもちろんのこと、シンプルなデニムやスラックスに合わせてもオーラたっぷり。
2.シャツやスラックスで武骨さを引き立てて
1927~31年に生産されたA-1ジャケットをベースに作られたレザーブルゾン。1着で存在感抜群だから、「重ねて楽しむ」よりも潔くブルゾンを主役にしてコーディネートを楽しみたい。主張を抑えたシャツやスラックスを合わせて大人っぽく着こなしつつ、衿もとからシャツやタートルネックをのぞかせて、ザ・ミリタリーの硬さを中和するのがポイント。
3.優しげなアイテムと合わせてみる
コーデュロイシャツとレザーパンツという骨太なスタイリングに、のあるふわもこ小物をちりばめて。上半身にも足もとにも光沢×ふわもこのメリハリをつくりながら、グローブとエコファーのサンダルは、ともにボリュームのあるものを選んで、重心のバランスをとるのがミソ。
4.コートのインに入れて意外性を
インパクトのあるダブルのライダースは
インにきかせてこそ、より魅力的に
トレンチコートからライダースの衿をのぞかせれば、簡単にモードな雰囲気に。主張の強いダブルのライダースは、インに着てこそ存在感が生きてくる。タイとスラックスを合わせて上品に、でもルーズなシルエットでラフなニュアンスもひとさじ加えたい。
5.シャツと合わせて端正に!
独特な素材感のヌバックレザーは
ジャカードのジャケットに合わせ素材の差を楽しむ
凹凸感のあるジャカード素材とコーデュロイがドッキングされたジャケットに、ヌバックレザーのシャツジャケットをオン。素材に特徴のあるアウター同士を合わせた、遊び心あふれるレイヤードスタイルに仕上げた。
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Graphpaper
上品でモードな雰囲気が漂うレザーのトラックジャケットは、インに着てスタンドカラーをのぞかせる着こなしがおすすめ。軽量で柔らかなシープレザー、さらに内側は速乾性のあるメッシュ素材になっていて、気負わず着用できる。
ADAM ET ROPÉ
ミニマルなデザインのブルゾンは、アウトに着るのがおすすめ。インに着たアウターの露出範囲をアレンジできるダブルジップ仕様。ダークトーンのアイテムが多い冬に映えるキャメルで、明るい印象に。
FREAK’S STORE
ベストにもなる2WAY仕様。ドローコードなどモッズコートの要素を生かし、アウトに着るのが正解。ベストのときはGジャンに重ねたり、ブルゾンのときはあえて上品なテーラードジャケットに重ねたり、バリエーションを楽しんで。
FIDELITY
1940年代のアメリカ空軍のA-2タイプミリタリーブルゾンをベースにしたジャケット。重厚感を生かしてアウトで着こなしたい。袖口と裾はリブで締まりがあるので、インにアウターを着ても着膨れせず、きれいなシルエットに。
Photos:Misuzu Otsuka(model) Yoshio Kato(still) Hair & Make-up:Miho Emori Stylist:Atsuo Izumi Models:Shota Inoue Yudai Toyoda[Both are MEN’S NON-NO models]
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