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レイヤードがうますぎる達人を召喚。それぞれの得意な重ね技を、秀逸コーデで披露&重ね着がうまくいく秘けつを深掘り!今回は、古着愛が炸裂!原宿 Bannyの新星 半田優亜さん流・色と柄の着こなし5daysを紹介します。
半田優亜さん:シックなテイストをベースに、遊び心として色や柄を取り入れるのが好きなんです。コーディネートの中に、きかせるアイテムと呼応する色味を織り交ぜて、全体のバランスを整えます。一見派手な色や柄は、うまく活用すればコーデの核となって全身をピシッと引き締めてくれるんですよ。
Day.1
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「レザーのブラウンに差したカーディガンの赤。でも実は、この赤が主役として威力を発揮しているのは、下に敷いた白のおかげなんです! キャンバス的な役割のまっ白なシャツとパンツに、色を重ねることで、コントラストがより鮮烈なものに。さらにスウェットパンツの持つゆるさと、ホワイトの抜け感は、武骨なレザーのフライトジャケットの表情を柔らかに見せてくれます」。ハードなレザーのフライトジャケットも、パンツや衿もとからのぞかせた白でモダンに。本人のキャラクターにもよく似合っている。全身に使われた白は、レザーの質感を調和する役割も。パンツのロゴと差し色の赤もさりげなくリンク。
ジャケット・カーディガン(ともに古着)・パンツ(Bunny)
Day.2
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「ワイドパンツに合わせたのは、2枚重ねたビッグシャツ。全身のルーズなシルエットをじゃませずにメリハリを出せる、首もとのスカーフもポイントです。スカーフやネクタイが好きなのですが、今日は、さりげなくシャツとパンツの色味を拾えるものをセレクトしました」。ボタンのひとつ留めでラフに重ねたシャツも、スカーフの効果で上品なアクセントが。色味を爽やかにすることで、量感のあるコーデも軽快に。
スカーフ(古着)
Day.3
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「プレーンな白シャツはネクタイとセーターを重ねてトラッドに。ローファーにハイソックスを合わせたスクールテイストでまとめました」。優等生なスタイリングも、ゴールドフレームの眼鏡とトレードマークのヘアなら、ほどよく抜け感が。
シャツ・ニット(ともに古着)
Day.4
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「ドレッシーなモノトーンに、つけ衿で色をオン。アクセントになる赤とニットの優しい質感がプラスされることで、モノトーンがまろやかに」。ジェンダーレスなフリルシャツやサテンのパンツを、赤いニットがカジュアルダウン。
つけ衿(アーネスト W ベイカー)
Day.5
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「ワークなテイストをクリーンに着たくて、デニムジャケットに端正なストライプシャツを合わせました。ブルーの濃淡は白いパンツとのなじみもばっちり」。ワークなデニムジャケットを主役にしたコーディネートは色のパワーで清潔感も満点。ボリュームのあるアウターに合わせてタックインした裾など、ディテールのバランス感覚もマネしたい。ジャケットの衿と靴の色味もさりげなくリンク。
ジャケット(古着)
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「常に古着はディグっていて。働いているBunny以外も積極的にチェック。アーガイルのベストは、ジャケットにインしたり、シャツの上から重ねてフレアパンツを合わせてみたり。これ1枚で、色も柄も、モヘアの質感もきかせられる1着。ブルーのブルゾンは、薄いデニムと合わせて色味の濃淡をつけるのもいいな……と、こんな具合で、ずっと服のことばかり考えていますね(笑)」。
ベスト・ジャケット(ともに古着)
※価格は全て税別です。
Photos:Kanta Matsubayashi Text:Kanta Hisajima
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