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寒さが増してきて、着こなしにマフラーを加えたくなってきた。ただ、アウターとのバランスを考えると、マフラー選びは意外と難しい。そこでアウターとマフラーのコーディネートサンプルをまとめてみた。ベストマッチな組み合わせをチェックして。
アウターとマフラーの正解着こなし①
サイケデリックなグラフィックをジャカード織りで全面に落とし込んだマフラーはこれ1本で主役級の存在感を放つ。ジャージやナイロン素材と合わせるとユニフォーム感が強まるので、玉虫色のクラシックなステンカラーコートや革靴でタウンユースに落とし込もう。ダブルフェイスでややボリューミーなので、端正にひと結びしてすっきり見せるのがいい。
アウターとマフラーの正解着こなし②
クラシカルなベルテッドジャケットのセットアップにフットボールマフラーとストライプシャツを合わせて華やかに。そこにルーズなシルエットのハリントンジャケットを重ねて、リラクシーなムードを加えた。
アウターとマフラーの正解着こなし③
「エイトン」から新たに生まれたブランド「エイトンステイプルズ」。エイトンのDNAともいえる、上質なスタンダードを追求する姿勢はそのままに、よりワードローブのベースに根差したアイテムを展開。しなやかなコットンのフーディーは深い緑のボディに合わせ、胸もとのロゴとコード、ジップまでグリーンに統一。そこに色味をあわせたスタンダードなチェックマフラーをミックスするのが新鮮だ。
アウターとマフラーの正解着こなし④
コート(ディセンダント×グローバーオール)¥99,000/ディセンダント スカーフ(ダブル ジェー ヘンダーソン スコットランド)¥11,550/ビショップ
グローバーオールの代名詞ともいえる「モンティ ダッフル」。コットンリネンの裏地にはクジラモチーフのプリントを施し、後ろ身頃にはセイルを再利用したアップリケをプラスした。フードや袖口にはディセンダントの刻印を入れたドットボタンがあしらわれ、サイズの調節ができるのも新鮮だ。パープルをほどよく取り入れたチェックマフラーが、旬のベージュコートの上品なグッドアクセントに。
アウターとマフラーの正解着こなし⑤
グラデーションが印象的なニット&マフラーと、チェック柄のパンツの組み合わせをまとめあげるのは、ミリタリージャケットのライナーをモチーフにしたキルティングコート。ナイロンのリップストップ生地のタフさに対し、ひざ下丈のロングコートというエレガントな意外性が新鮮だ。
アウターとマフラーと正解着こなし⑥
ふっくらとした中綿の質感と明るいレモンイエローがほかにはないデザイン。ダークトーンのスタイリングにはおることで、コートの色合いがいっそう際立つ。合わせにはさりげなく、ニットパンツやマフラーなど、ダークトーンでもしなやかな素材のものをピックアップすると、カラーアウターの持つ「かわいい」ではなく「繊細」な表情が立ち上がってくる。
アウターとマフラーと正解着こなし⑦
M-65をベースとした2in1のレイヤードデザインが華やかなロングブルゾン。ノーカラーブルゾンの内側にキルティングのライナーがドッキングしたユニークな仕立て。前後左右に配置されたジップの開閉で、様々なアレンジが楽しめる。あえてアシンメトリーにジップを開けて、ミリタリーなアウターをパンキッシュにシフト! アウターに合わせた渋いグリーンのマフラーをさらっと巻いて、抜け感を出して。
Photos:Arata Suzuki[go relax E more] Ryosuke Hoshina Hair & Make-up:Kazuya Matsumoto[W] NOBUKIYO Taro Yoshida[W] Stylist:So Matsukawa Yoshiaki Komatsu
山口朗
メンズノンノ編集部
2023年からメンズノンノ編集部に在籍。スニーカーが好きで、いま所有しているのは25足ほど。イングランドのサッカーチーム、「アーセナルFC」が“推し"です。
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