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おしゃれな人が取り入れている「古着」にフォーカス。メンズノンノ本誌でも大人気、ビームスの若手看板プレス・田中遥さんはヴィンテージのアイウェアの魅力を語ってくれた。
田中遥さん(ビームス プレス)の偏愛古着
レスカのヴィンテージサングラス
3年前に金子眼鏡店 青山店にフラッと入って、ヴィンテージコーナーでこのレスカのサングラスにひと目惚れ。50,000円くらいでしたが、即購入しました。クラウンパント(フレームの上の部分を直線にカットしたボストンタイプのメガネ)のメガネは、今はすごく人気が高くなっていますが、3年前にはかけている人があまりいませんでした。レスカはフレンチヴィンテージを代表する眼鏡ブランド。スタートは60年代ですが、それまでもメガネ産業に携わってきたことから、ヴィンテージのコレクションを所有しているのだそうです。このクラウンパントという形は40~50年代にフランスで流行った形。どんなスタイルのファッションにもマッチしつつ、ほどよく主張してくれる独特のフレームに魅せられて、今やサングラスはこれひとつあればいいという境地になっています。ヴィンテージならではのガラスレンズもポイントで、そこまで実用性はないのですが、ずっしりとした重みにも時代が感じられて。ヴィンテージ好きにはたまりません。
最近は全身古着、なんてコーディネートは減りましたが、アイウェアやアクセサリーなどポイントでヴィンテージをミックスすることが増えました。ヴィンテージを取り入れると、着こなしに深みが出る気がします。きょうはエッセイのシャツジャケットにヴェイパライズのTシャツとリネンパンツ、クアトロッキのペーパーハット、ヴァンズのスリッポンと、リゾート感のあるコーディネートにレスカを合わせました。クラシックなサングラスを際立たせたくて、ペーパーハットやリネンパンツなど天然素材を多く使っています。Tシャツをネイビーにして全体を引き締めて、バランスを整えています。
買ったお店はココ!
金子眼鏡店 青山店
金子眼鏡店は、眼鏡の生産地として世界的に有名な福井県鯖江に自社工場を構えるメガネ専門店。オリジナルブランドのクオリティの高さは、人気ブランドやセレクトショップとのコラボレーションでもお墨付き。青山店は、ビル全体で金子眼鏡の世界観を発信する旗艦店で、ヴィンテージも扱う。「恥ずかしながら、ヴィンテージがあるとは知らずに、何となくメガネが欲しいなと思ってお店に入りました。気になるものを手に取ったら、スタッフさんが『ヴィンテージは、もっとありますよ』と、いろいろ見せてくださり。素晴らしい接客と熱意に後押しされて購入に至りました。レスカのほかにもレイバン、ペルソールやヒルトンクラシック、フレンチヴィンテージも充実していました。このレスカは今まで所有したメガネの中でも断トツのお気に入りです」(田中)
金子眼鏡店 青山店
住所:東京都港区南青山3-13-20
TEL:03-6434-7533
営業時間:11:00〜20:00 無休
http://www.kaneko-optical.co.jp/
Text:Hisami Kotakemori
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