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大流行中のベストなら冬は「ダウンベスト」がマストハブ。アウトドアやスポーツ系におなじみのセレクトショップ、コスパショップ、僕らの御用達ブランドとバリエーションが豊富にそろい、それぞれに魅力が満載。いろいろピックアップして、着こなし方を徹底解説!
ダウンベストが最強なワケ
例えば、懐かしさと新しさをあわせ持ったデザインで、インにもアウトにも着られるダウンベストなら着回し力は抜群。難しいことを考えずとも、1点投入するだけで洗練されるフォルムやカラーならもっとうれしい。実は今季、そんな完璧なダウンがめじろ押し。
このセダン オールパーパスもそんな条件を多く満たすダウンのひとつだ。昔ながらのアウトドアシーンのダウンを着想源にしたボリュームに存在感があり、ワイドでショート丈のデザインも今の気分。アウターの上に重ねてもいいが、軽くて柔らかな素材はインに入れることも可能。淡いグリーンにゴールドのボタンをなじませた、洗練された配色も新鮮。
Why Down Vest?
なぜ、ダウンベストを選ぶべきか?
POINT1. インにもアウトにも、レイヤード自在
ダウンベストのデザインごとにインやアウトでひとひねりしたスタイリングが可能。
Just fit × Shirt
着こなし:OUT
裾リブ仕様で全身にメリハリを
シャツとワイドスラックスのキレイめスタイルに対してレトロな表情のベストがアクセント。裾のリブが全体を引き締めてくれる。
V-neck × Shirt
着こなし:IN
Vネックで奥行きを出す
シャツアウターのインにVネックを入れることでソリッドな印象をプラス。胸もとに奥行きも出る。
Rib-neck × Jacket
着こなし:IN
リブネックでジャケットをハズす
テーラードジャケットの着くずしに最適なのがリブネック仕様。Vゾーンにカジュアルさをプラスしてくれる。
Wide silhouette × Big Outer
着こなし:OUT
ボリュームを重ねてみる
超ワイドかつロング丈のベストをビッグアウターの上に重ねて、大胆なシルエットに。
POINT2. 小面積だから差し色になる
トップスやパンツでは躊躇してしまいがちなカラーでも、ダウンベストなら主張しすぎず、むしろちょうどいいアクセントに。
Nuanced color
僕らの御用達ブランドには中間色が豊富!
Cale
ダウンパックのないソリッドなデザインがカルらしく、シルバーのスナップボタンも上品。オリーブ色がベーシックなスタイルを一気にアップデート。
STONE ISLAND
ムラのある染めで仕上げたサーモンピンクが、フレッシュな印象。かわいげある色に、ミリタリー要素を取り入れた武骨なデザインをかけ合わせたのも面白い。100%リサイクル素材を使用し、防風性と防雨性を備えているのもうれしい。
F/CE.®
レトロなスキーウエアから着想を得てデザインされたベストには、取り外し可能なポケットパーツ付き。攻めたパープルを、見た目も機能も現代的に仕上げた、エフシーイーらしい1着。
Vivid color
アウトドア由来のブランドでは原色を多数発見!
DAIWA PIER39
鮮やかなイエローと、ふっくらとした優しげな質感が好バランス。サイドの大きなマルチポケットや、フロントの内側ポケットがハンドウォーマーになっていたりと機能性も申し分なし。
WILD THINGS
90年代のストリートウエアを彷彿とさせるワイルドシングスのダウンベスト。寝具を改良した素材はまるで羽毛布団のような暖かさ。ネイビーのニットやウォッシュドデニムと合わせた、ワントーンスタイルが今季はオススメ。
EARLY WINTERS
アメリカのアウトドアブランド、アーリーウィンタースの真っ赤なダウンは80年代のクラシックなダウンベストをベースに、トレンドのジャストサイズにアップデートしたもの。直線的なデザインも今の気分。
Photos:Tetsuo Kashiwada Hair&Make-up:SHOTARO[SENSE OF HUMOUR] Stylist:Takeshi Toyoshima Models:Daisuke Nakagawa Eriya Sosuke Ogata[They are MEN’S NON-NO models] Composition&Text:Takako Nagai
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