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自粛と梅雨入りであまり外出できなかった分、夏に対する期待は大きい。何を着て楽しもう? 気持ちはヒートアップしているけど、夏はクールに過ごしたい…おしゃれにクールダウンする方法を紹介!
1. 天然素材のシルクスカーフが、
新しいおしゃれのマナー
スカーフ(ラストフレーム)〈53×53㎝〉¥9,000/TAKA Tシャツ(スムースデイ)¥8,000/アールフォーディー タンクトップ(フルーツオブザルーム)[6枚入り]¥5,000/プロップスストア
少しずつ日常が戻りつつあるけれど、「おしゃれなマスク知らない?」とか「熱中症が怖いよね」とか、相変わらず話題はマスクばかり。この夏は、WITHマスクのファッションをどう機能的に、おしゃれに乗り越えるかが重要そうだ。
顔が約半分も隠れる淡白な見た目を華やかにするために、シルクのスカーフはどう?生地がつるつるしていてぱっと明るく見える。肌にやさしい天然繊維は人混みの中で口もとにかざしても安心で、エチケットにもなる。何より熱伝導率が低いから夏はひんやりと感じるらしい。
国内ブランド、〈ラストフレーム〉を代表するシルクスカーフは、デザイナーと縁のある石川県の織物技術を用いた、職人の手縫いによるものだそう。白T1枚のスタイルをアップデートしてくれる、新しいラグジュアリーなアクセサリーだ。
2. 真夏に着たい青は、
コバルトブルー
シャツ(トゥーグッド)¥55,000/ライプアーク パンツ(トゥーグッド)¥62,000/吾亦紅 中に着たTシャツ¥1,500/ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター サンダル¥41,000/トリッペン原宿店
見た目からして涼しさを感じる色といえばブルー。でも、人と同じネイビーばかりじゃつまらない。今まで袖を通したことのない、この夏のブルーにときめきたい。
南国の深い海を連想させるコバルトは、鮮やかなんだけどちょっとマットなブルー。その魅力は上品とか都会的とかじゃない、自然からのインスピレーションが今っぽいんだ。
セットアップで見つけた〈トゥーグッド〉は英国のカントリーサイドで育った姉妹デザイナーによるロンドンのブランド。姉のFayeは空間デザインを手がけるアーティストで、妹のEricaはスーツの聖地、サヴィルロウでのパタンナー経験がある。
天然素材やクラフトマンシップへのこだわりが強く、ユニセックスな世界観を持っている。作業着みたいにシンプルだけど、ブランドの背景や思想を身につけているかのような、不思議な魅力がある。
3. まばゆいゴールドを
アクセサリー感覚で取り入れる
サンダル¥37,000・ジーンズ¥87,000[ともに予定価格](ともにセリーヌ バイ エディ・スリマン)/セリーヌ ジャパン
強い日差しにキラキラと輝くゴールドのアクセサリーは、服がシンプルになる夏にぴったりだと思う。そういえば、日焼けした肌と相性がいいのも確かだ。でも、ギラギラ見えては涼しいどころか暑苦しい印象を与えるので注意しよう。
ここ数年はスポーツやアウトドアタイプが人気だったサンダルだけど、そろそろテイストを変えたい。これは品のあるグルカサンダルなのにビーサンにも使われるPVCっていうハイ&ローなバランス感が最高だ。
水にぬれても安心だし、何より〈セリーヌ〉を1点投入の選択は、アクセサリーを超えてラグジュアリーだ。付加価値だらけのハイプなスニーカーが世にあふれている昨今、履き替えるなら等身大でリッチで、着こなしに映えるゴールドサンダルが正解。
Photos:Yuki Kumagai(model) Yoshio Kato(still) Hair&Make-up:Rumi Hirose Stylist:Masashi Sho Models:Hio Miyazawa[MEN’S NON-NO model] Composition&Text:Masayuki Ozawa
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