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「語れるアウトドア」連載の第三回目のテーマは、みんな大好きなゴアテックス素材。風雨を防ぎながら汗によるムレは外に逃がしてくれる、防水性と透湿性を備えたハイテク素材だ。アウトドアシーンだけではなく街でもユースフルだから、ファッション性の高い一枚を手に入れて着回したい人は多いはず。そこで今回、自然と都会の両用で、ゴアテックスをオシャレに着回した。ザ・ノース・フェイスとゴールドウィンのゴアテックスウェアの、お手本スタイルをチェックすべし!
STYLE 1『OUTDOOR』
優しい素材であたたかみをプラス
軽くて、高機能で、ファッショナブル。そんな僕らの理想を叶えるのがノースフェイスの防水パンツ。生地にはゴアテックスの中でも耐久性が高く軽量さが特徴の「ゴアテックス パックライト」を採用。コンパクトなパッカブル仕様でアウトドアシーンにぴったりの一本だ。これを山で履くならば、足さばきを邪魔しないようショート丈のジャケットを合わせるのがベター。切り替え部分のベージュのフリース素材によって、黒を基調としたスポーティな装いがほっこりした印象に。
パンツ(ザ・ノース・フェイス)¥15,400/ゴールドウイン カスタマーサービスセンター ジャケット(イズネス)¥31,900/アルファ PR ユーズドのベスト¥7,480/プロップスストア アネックス ニット(ポジティブメッセージ)¥33,000/コンコード ショールーム Tシャツ¥11,000/タンジェネット シューズ¥20,350/キーン・ジャパン
STYLE 2『CITY』
色の引き算で大人っぽく
都会の冬は、防寒しすぎるとかえって暑すぎるというのはよくある悩み。そんな時透湿性に優れたこのパンツならば、内側が蒸れにくく快適に過ごすことができる。街でも活躍する機能服をモダンに着こなすには、全体の色味を抑えるのがひとつの手。色味の統一感があるから素材が違っても浮かないし、グッと洗練された印象になる。足元は革靴できちんと感を演出するのも忘れずに。
コート(マンド)¥132,000/スタジオ ファブワーク ジャケット¥49,500/ユハ シャツ(ユーゲン)¥30,800/イデアス シューズ(クラークス オリジナルズ)¥25,300/クラークスジャパン マフラー¥24,200/アンデコレイテッド グローブ(デンツ)¥33,000/真下商事
STYLE 1『OUTDOOR』
オレンジ×パープル
攻めのカラーチョイスが新鮮
本格的な冬季登山にも対応できるゴールドウィンのシェルジャケット。生地には雨風を凌ぐ防水透湿性に優れたゴアテックス素材を採用。可動域を広げるために身幅や袖幅を大きくとり、脚を上げやすいよう前身頃の着丈をやや短めにするなど、冬山でのアクティブな動きを想定してパターンを設計した。これをレジャーシーンで着るならば、ゆとりのあるサイジングを生かしたビッグシルエットのコーディネートに。部屋着見えしないよう、鮮やかなオレンジとパープルのトレンドカラーの組み合わせでコーデを引き締めるのがポイント。
ジャケット¥77,000・中に着たジャケット¥38,500/ゴールドウイン 原宿 パーカ¥22,000・Tシャツ¥6,490/イーストファーイースト パンツ¥19,800/フレッシュサービス ヘッドクオーターズ バッグ/スタイリスト私物
STYLE 2『CITY』
異素材ミックスで立体感を
本格的な機能服を街で着るなら、異素材ミックスにチャレンジしてみてほしい。ドライな質感のシェルジャケットに、柔らかなニットとパリッとしたリジッドデニムという全く異なる素材の組み合わせによりコーデに奥行きが生まれる。帽子やメガネなどの小物で遊び心を加えるのも忘れずに。
ジャケット同上 ニット¥29,700/ネオンサイン Tシャツ(ライフウェア)¥3,960/プロップスストア アネックス パンツ¥28,600/ワーダー シューズ(フット・ザ・コーチャー)¥61,600/ギャラリー・オブ・オーセンティック ハット(ザ ファクトリー メイド)¥6,710/中央帽子 メガネ¥47,300/アヤメ
Photos:Naoto Usami Stylist:Masanori Takahashi Composision&Text:Takako Nagai
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