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限りあるお金で最大限にファッションを楽しむためには、高い洋服ばかり買うのではなく、バリューな洋服をうまく取り入れるのが大事。おしゃれな人たちがいったいどこにお金をかけて、どこを抑えているのか…様々なハイ&ローミックスのスタイルを徹底リサーチした!
着回し力が高い
“ハイベーシック”にお金をかける
一方で、ハイブランドで個性的なデザインを探すのではなく、むしろベーシックで長く着られるものにお金をかける派の人たちのスタイルは?
徳永健臣さん
(17歳/モデル)
エレガントなシャツと
軍モノのギャップが新鮮
「土くさくなりがちな軍モノの中に、繊細な刺繍が入ったディオールの白シャツを合わせました。普通の白シャツのように着回し力が高いうえに、手の込んだ作りがきれいな印象をプラスしてくれます。軍モノはタフな印象が好きで、コスパもいいんです」。コートはスウェーデン軍、パンツはオランダ軍のワンタックチノという本格派!
アウター:VINTAGE(古着)
インナー:DIOR(ディオール)
パンツ:VINTAGE(古着)
シューズ:CONVERSE(コンバース)
泉 敦夫さん
(34歳/スタイリスト)
ハイのアイテムも
肩の力を抜いてカジュアルに
「ジャケットはオーバーコート。高めのアイテムも、野暮ったい古着のコーディネートに落とし込んで着ています。インには古着のノース・フェイス、パンツはスウェットでラフに。普通はローのものを安っぽく見えないように着る人が多いですが、僕は逆。ハイのアイテムだからと気負わずに、ローと合わせて着ることで抜け感をつくっています!」
アウター:OVERCOAT(オーバーコート)
トップス:USED(古着)
中に着たシャツ:Marvine Pontiak(マービンポンティアック)
パンツ:LOS ANGELES APPAREL(ロサンゼルスアパレル)
靴:PROPET(プロペット)
キャップ:Newhattan(ニューハッタン)
メガネ:JULIUS TART OPTICAL(ジュリアスタートオプティカル)
居内航亮さん
(24歳/会社員)
高級感あるスタイリングに、
小物で抜け感を
トレンチコートはウティ、白パンはイートウツ。シンプルだが上質なモノトーンスタイルだ。そこに遊び心のある小物で抜け感を足しているのがお見事! 「作りのいいベーシックウエアは高くなってしまうので、その分アクセントになる小物はロープライスで探すことが多いです。L.L.Beanのトートは経年変化を楽しみながら活用しています」
アウター:outil(ウティ)
ニット:ARROW57.(田中さんのカシミヤニット)
パンツ:E.TAUTZ(イートウツ)
カバン:LL.BEAN(エルエルビーン)
キャップ:NEWERA × MoMA(ニューエラ× モマ)
シューズ:Paraboot(パラブーツ)
發田虎太郎さん
(20歳/学生)
アウター選びを慎重に考える
「好きなアメカジスタイルにマッチするアウターを探していたときに出会ったのが、このポロ ラルフ ローレンのジャケット。洋服に使えるお金が限られている中で、冬はほぼ毎日着ることになるアウター選びはかなり重要。これなら、ディッキーズの874などコスパのいいワークアイテムとも相性がいいし、自分らしく着こなすことができます」
アウター:Polo Ralph Lauren (ポロラルフローレン)
トップス:Champion (チャンピオン)
パンツ:Dickies (ディッキーズ)
シューズ:Dickies (バンズ)
キャップ:newhattan (ニューハッタン)
Photos:Kanta Matsubayashi Takahiro Idenoshita Shintaro Yoshimatsu Text:Takako Nagai Sayako Ono
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