▼ WPの本文 ▼
ファッションは好きでモチベーションも高い。だけど理想の自分にはまだまだ遠い…。高いポテンシャルを秘めた樋之津琳太郎に今必要なものって!? 二人のクリエイターに立ち上がってもらった!
Model/Rintaro Hinotsu
1999年8月20日、岡山県生まれ。高校卒業まで野球に没頭。大学進学を機に上京。2020年、メンズノンノモデルオーディショングランプリ受賞。好きなブランドはオーラリー、コモリ、トーガなど。
Stylist/Masaaki Ida
メンズノンノなどのファッション誌をはじめ、広告やカタログのスタイリング、ファッションディレクションも手がける人気スタイリスト。ファッションだけでなくカルチャーにも精通するクリエイター。
Hair Artist/KANADA
本誌の人気連載企画「東京hair DO!!!!」も手がける人気ヘアアーティスト。雑誌、カタログ、広告、ファッションショーと、あらゆるジャンルで活躍。本質をついたクリエイションは信頼度抜群。
▼Before
この樋之津がどう変わったのか!?
After①
色気のある男性像を
具現化したスタイル
樋之津が最近気になっているブランド、エムエーエスユーを軸にコーディネート。カーゴパンツは生地に少し光沢があるのも特徴。
KANADA’s comment
彼が本来持つ爽やかさを引き出しつつ、優等生になりすぎないように動きを演出しました。服に個性があるぶん、逆にヘアはノーマルな彼に寄せてバランスをとっているのもポイント。
Masaaki Ida’s comment
彼の内面にある色気を生かしたスタイリングです。難しいシースルーのトップスも、彼なら似合う。それってすごく強みだと思うんです。こういうのがサラッと着られる男性ってすごくステキだと思う。
Rintaro Hinotsu’s comment
自分の中でぼんやり抱いていた理想の自分が、形になったという感じ。絶対自分ひとりではたどり着けない。クリエイターの力って本当にすごいと感じました。
After②
トレンドに左右されない
普遍的なスタイル
トレンドファッションではなく、普遍的なメンズスタイルのアプローチ。MA-1の裏地はリフレクター素材。足もともコンビのローファーで、シンプルな中に個性も添えて。
KANADA’s comment
前髪を上げるヘアスタイルって、クラシックに偏ってしまったり艶っぽくなってしまったりと、実は難しい。狙っている感が出ないようにうまく毛流れをつくって、どちらにも転ばないよう工夫してみました。
Masaaki Ida’s comment
割とデザインが整ったアイテムを着ることが多い樋之津くんですが、逆にこれくらいラフな感じでもよくない?っていう提案です。気負ってない感じが、むしろ玄人っぽい。だけど少しトレンド感も残しています。
Rintaro Hinotsu’s comment
MA-1にリーバイスⓇ。シンプルで、普遍的で、素直に格好いい。こういうファッションスタイルっていうのは僕の中にはなかったので、すごく新鮮でした。このMA-1、買おうかな。
After③
いつもの樋之津スタイルを
グレードアップ
オーバーコートはサイドに大きなスリット入りで、パンツのポケットにアクセスしやすい。ワイドパンツで大胆なAラインに。
KANADA’s comment
少し重めのヘアを生かしつつ、とはいえただのマッシュじゃ芸がないので、アイロンでクセをつけてエアリーに仕上げました。顔の輪郭に対してどうボリュームをつけるかが鍵。
Masaaki Ida’s comment
彼の普段のシンプルな着こなしをベースにしつつ、拡張させたイメージ。ただのオーバーサイズじゃなくもっと大胆にシルエットを構築。各アイテムの素材にもコントラストをつけて無難からの脱却を狙ってます。
Rintaro Hinotsu’s comment
すごくしっくりくるんだけど新鮮。今までちょっと無難にまとめすぎていたんだなと気づかされるコーディネートでした。こういう考え方が、今後のスタイリングの基準になりそう。
Photos:Go Tanabe(model) Mitsuo Kijima(still) Hair&Make-up:KANADA[LAKE TAJO] Stylist:Masaaki Ida Model:Rintaro Hinotsu[MEN’S NON-NO model] Composition&Text:Jun Namekata[The VOICE]
▲ WPの本文 ▲