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夏真っ盛りのタイミングだが、すでにファッション業界では次の秋冬に発売される新商品を紹介する関係者向け展示会が開催中だ。
そこで、大人気ブランド「UNIQLO(ユニクロ)」の2020年秋冬展示会をメンズノンノモデル鈴木仁が最速取材。8月中旬以降(一部除外あり)に順次発売されるアイテムを実際に見て、着て、おすすめアイテムを紹介してもらった。
さっそく広報の方から最新バージョンのシームレスダウンパーカーの説明を受ける鈴木仁。
ちなみに、来秋冬の「ユニクロ」が掲げるテーマは「サステナブル・シティーズ/都市での豊かな暮らし」。人々の暮らしのニーズに寄り添う“LifeWear”を自称する心意気とともに、肝心要な“オシャレ”観点で取材は進行。
鈴木仁の注目アウターはボアブルゾン。前秋冬はあらゆるブランドで採用された人気アウターだが、2020年はどんな進化を遂げたのか!?
鈴木仁:「裏地を見たら透けてないというか、しっかり生地が挟まってます」
実際に試着すると、暑い(取材は7月)!
ポカポカ感の正体は“防風機能”。風が吹くとインナーにまで風が通ってしまうボアブルゾン最大のネックを、防風フィルムが解消している。
冬の必需品であるヒートテックも厚手素材にアップデート。「超極暖」タイプは9分丈から長袖に変更され、リブもしっかり付いている。
下着やインナーウエアとしての従来の認識が、秋冬で覆された。カットソーのカテゴリに組み込まれるメンズのヒートテックは人気必至だ。
商品タグを見ると「“裏起毛&厚手”でヒートテック史上もっとも暖かい」の説明があった。
先のボアブルゾンのインナーに着込むスタイリングで、タウンユースでの防寒は完璧の域だ。
関連商品ではヒートテック内蔵ジーンズが新登場。ウルトラストレッチで柔らかく、しかも暖かい。細くて肌寒い先入観のスリムフィットジーンズだが、これで冬もガンガン着用できる。
鈴木仁:「いつも太いデニムばかりです。暖かいなら細身にもチャレンジしてみようかな?」
今や世界中のファッション企業の責務と言える“サステナビリティ(持続可能な成長)”への具体的対処は、もちろん「ユニクロ」も提唱。
企業理念の「服のチカラを、社会のチカラに。」が書かれた壁を背景に、まだまだ取材中。
エアリズムマスクを外してひと休み。2020年秋冬シーズンの象徴ルックの前で。
メンズのファーリーフリースジャケットにはリサイクルポリエステルを使用し、生産過程での廃棄物の削減などにも注力している「ユニクロ」。細かく言うと、ヒートテックのパッケージも従来のビニル製から紙製に変更されるそう。
ほか、注目アイテムをピックアップ。
大人っぽいウールスラックスのような見た目のパンツは、意外にもジャージー素材でウエストゴム仕様の新商品「スマートパンツ」。CPOシャツがトレンド入りしそうな秋冬、ブロックチェックのオーバーシャツジャケットは人気が出そうだ。フリース素材のネックウォーマーはアウターと合わせて購入しよう。
最後に、鈴木仁のお気に入りである「ユニクロ」メンズのベストセラーであるフーデッドパーカーをピックアップ。裏起毛ではなく、編地仕様のオールシーズン対応アイテムだ。以前のシーズンにもグリーンはあったが…。
鈴木仁:「秋冬は微妙に色味が違ってます笑。オンライン限定の3XLサイズが欲しいです」
鈴木仁がルポした「ユニクロ」2020年秋冬展示会の最速チェック、これにて終了。
早いモノでは8月中旬から続々と店頭に並ぶ予定。本稿を参考に、来秋冬を楽しみに待とう!
UNIQLO 2020年秋冬コレクション
発売日:2020年8月中旬以降
https://www.uniqlo.com/
Photos by Hiroaki Horiguchi
Text by Takafumi Hojoh
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