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Episode 1ではカルティエのダイヤモンドや婚約指輪について、Episode 2では結婚指輪のコーディネートやパーソナライゼーションなどを学んできた本連載。Episode 3のテーマはプロポーズ。ここでは、まずカルティエで語り継がれるセレブリティたちのラブストーリーをご紹介。そして、メンズノンノが集めた先輩達のプロポーズ成功談や女性の理想のプロポーズなど、現代のリアルな声を発表。あなたはあなたはどんなプロポーズに憧れますか?
いつの時代も
カルティエのある所に愛がある。
カルティエに伝わる、セレブリティたちの
愛にまつわるストーリー
SNSが無い時代にも多くの人々から注目を集め、広く、長く語り継がれる世紀のラブストーリーがある。そしてそのエピソードの中心には、カルティエの宝石やジュエリーが深く関わっていた。
ラブストーリー 1
国王という地位を捨て、
愛する女性と結婚をしたウィンザー公爵
©Cartier
当時イギリス国王だったエドワード8世は、アメリカ人社交家ウォリス・シンプソンと恋に落ち、彼女と結婚するために1936年、即位から1年もたたないうちに国王の地位を捨てて退位したのは英国史に残る有名な話。結婚前から愛の証として「パンテール ドゥ カルティエ」などを贈り合っていたという2人は、婚約指輪には19.77カラットの見事なエメラルドをセレクトしたという。そしてそのリングに“We are ours now(私たちの人生は今、私たちだけのものに)”という言葉を刻んだ。希望を象徴するエメラルドは、幸せな結婚のシンボルとされている。
また2人は、一緒にカルティエで購入したジュエリーに、2人にしか分からない暗号を添えていた。「WE」という刻印には二重の意味が込められおり、「私たち」を表すとともに、ウォリスとエドワードの名前の頭文字になっている。公爵は大切なジュエリーに2人のイニシャルを組み合わせて刻むことを希望したのだ。
ラブストーリー 2
銀幕の世界を飛び出し、正真正銘の
“プリンセス”となったグレース・ケリー
©Cartier
美貌と品格、知性を兼ね備え、「クールビューティ」と称され、世界中から愛された女優グレース・ケリーは、1956年にモナコ大公 レーニエ3世に見初められて結婚。もともとフィラデルフィアの名家に生まれ、女優として輝かしいキャリアを築きつつ、モナコ公妃となったグレース。レーニエ3世より婚約指輪として贈られたのは、10.47カラットのエメラルドカット ダイヤモンドが輝くリングだった。このリングをこよなく愛した彼女は、最後の出演作となった映画『上流社会』の中でも、そのリングを身に着けたいと自ら申し出て着用したエピソードはあまりにも有名。
ラブストーリー 3
カルティエで愛を表現し合う
エリザベス・テイラーとリチャード・バートン
©Cartier
名だたるハリウッド俳優の中でも、カルティエに魅了された女優の一人として知られるエリザベス・テイラー。ハリウッド映画の黄金時代を築き上げた大女優が、二度の結婚離婚を繰り返した俳優のリチャード・バートンから贈られた69.42カラットのペアシェイプ ダイヤモンドは「テイラー バートン ダイヤモンド」と名付けられたという。実はこのダイヤモンド、“競り落とした人が命名できる”という権利付きオークションでカルティエが落札したものであり、それをバートンが熱心な交渉の末に入手。テイラーの40歳のバースデープレゼントとして贈られたそう。そのお返しとして、テイラーはバートンに数々の「タンク」ウォッチを贈ったという、往年のハリウッド業界ならではエピソードも。
現代のラブストーリー
みんなのリアルなプロポーズ エピソード
メンズノンノがプロポーズについてのアンケートを実施。多数のプロポーズ成功談の中から、女性フォロワーが選んだトップ3と、女性のリアルな意見が反映された理想のプロポーズ案をメンズノンノモデル中田圭祐、中川大輔、鈴木仁と一緒に見ていこう。これからプロポーズをしようと考えている人にとって、参考にしたいアイディアや大事なポイントが見つかるかも!
プロポーズ成功談から
女性フォロワーが選ぶTOP3
参考にしたい!
女性読者アンケートによる
“理想のプロポーズ”も見逃せない
さらにここでは、読者アンケートの中から、女性フォロワーが思い描く“理想のプロポーズ”の一部をご紹介。成功例と合わせて、参考にして欲しい!
番外編
あえてオーディエンスを巻き込んだり、
チャレンジングな演出も盛り上がる!
アンケートの多くは「日常」という言葉や「2人きりの場所で」という意見が多かった一方、独自の演出を盛り込んだプロポーズや創造的な“理想のプロポーズ”も集まった。ここではその一部を紹介。
彼女の成功の場で公開プロポーズ
「同じ職場で働き、同棲して10年近い彼女がディレクターとして担当したイベントで、サプライズのプロポーズ。同僚やその他のスタッフには根回ししつつ、全員の前での公開プロポーズ。婚約指輪を出して、片膝をついて『結婚してください』と言い、無事成功!」
創造的なプロポーズを希望する人も!
「スカイダイビングや滝修行など、頑張る姿を見せてくれるとともにプロポーズされたい」
「インドなど全く異なる文化の土地に旅行へ出かけ、人生観がガラリと変わるような体験を一緒にしたうえでプロポーズ。この先も人生をともに歩んでいけそう」
「フラッシュモブや街頭広告など、映画のような演出のプロポーズに憧れます!」
語り継がれる往年のラブストーリーから現代のリアルなプロポーズ エピソードまで、モデルたちのコメントとともに紹介したが、参考になっただろうか。愛の伝え方に正解、不正解はなく、いつの時代も自分らしく一生懸命考えた伝え方や演出であれば、相手に届くに違いない。
問い合わせ先
カルティエ カスタマー サービスセンター
TEL:0120-1847-00
Movie:Atsushi Tanizawa Hair & Make-up:Mikiko Suzuki Stylist:Yuta Fukazawa Models:Daisuke Nakagawa Jin Suzuki Keisuke Nakata[They are MEN’S NON-NO models] Composition & Text:Wakako Matsukura
[中田圭祐]時計「タンク フランセーズ」¥3,946,800(イエローゴールド)・ブレスレット「サントス ドゥ カルティエ」¥539,000(イエローゴールド)
[中川大輔]時計「タンク アメリカン」¥946,000(スティール、レザー)・リング「LOVE」¥315,000(ホワイトゴールド)
[鈴木仁]ブレスレット「LOVE」¥1,201,200(ホワイトゴールド)・リング「クラッシュ ドゥ カルティエ」¥561,000(ホワイトゴールド)
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