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2023年のメンズノンノモデルオーディションがいよいよスタート！ 6/30（金）までオーディション特設ページの応募フォームやSNSにて応募を受け付ける。
本記事では、数々の映画やドラマに出演し、俳優として活躍する鈴鹿央士の視点から見たメンズノンノを語ってもらった。
自分が動いた結果で喜ばれることが
うれしいと感じた最初の瞬間でした
メンズノンノモデルも、最初はたくさん受けていたオーディションのひとつでした。条件はクリアしているし、とりあえず出してみよう、と。当時のことは結構覚えています。書類審査、面接、撮影…通過するごとに服屋さんに行って、次の審査への願掛けみたいに服を買っていましたね。あとはエントリーナンバーが4番だったので、4という数字を大事にしようと思って、トイレは4番目に入ったり（笑）。
他にもスタイルのいい人がたくさんいたので、ファイナリストに残っても強い気持ちで「絶対受かる」という自信はなくて…自分が合格したときは本当にびっくりしました。受かったときはすべてが初めてのことで、次に何があるのか、何が始まるのかがわからなくて実感が湧かなかったですね。
ただ帰り道で、事務所の社長さんが「家族が喜んでくれるといいね」と言ってくれて。自分が動いて何か結果が出たときに誰かが喜んでくれるのってうれしいんだなって思いました。これから頑張らなきゃとか、ありがたいなっていう感情が湧いてきたのはメンズノンノのオーディションが最初。すごく大事な瞬間だったと思います。
僕ももう5年目。モデルの中では先輩になってきたんですが、まだメンズノンノに頼っている自分もいるんです。テレビや取材では出ない顔をメンズノンノでは出せるし、自分の芯のほうにある知らない一面を引き出してもらえる気がします。例えば今日はぬいぐるみと撮影したんですが、かっこいいだけじゃなく僕の内面のユルさを表現しているそう（笑）。いろんなアイデアを出し合って、いいものを撮ろうとする現場が楽しい。そういう場をこれから入ってくる人のためにもつないでいきたいし、信頼を置ける場所があるっていいことだなと思うんです。
メンズノンノという場所を
みんなで作って
後輩にもつないでいきたい
自分が引っ張っていくというよりも、つないでいくっていうのが言葉としては当てはまるのかな。阿部寛さんから始まって続いてきたバトンをつないでいかないと、という気持ちはあります。僕らが適当にすると、どれだけいいものでもダメになっちゃうし、先輩がつないでくれたものをないがしろにしちゃいけない。先輩はみんなかっこいいので、背中を見て勉強して、追いかけてます。メンズノンノはそういう人が選ばれる場所だから自分も頑張ろうと思えるんです。
僕は今同期がいないのですが、同い年のモデルは何人かいて、会えばみんなで頑張ろうねって話をします。個性があって洋服が似合う人、いろんなジャンルで伸びていく人がたくさんいるから、みんなでいい雑誌を作って後輩につないでいけたらいいなと思う。
気軽に相談できる優しい人もすてきだけど、僕の理想の先輩は本当に悩んで苦しいときに頼れる先輩。「大事な場面や、やばいときだけ頼って」と言ってくれた先輩がいるんですが、懐の大きさがかっこいいなと思いました。ただ、メンズノンノの中でもみんなめざすものが違うから、変な影響を与えたくはなくて。俳優として活動する僕なりの“まっすぐ”が後輩にとって違ってもいいと思うんです。僕はどっしり構えるタイプじゃないので、みんなが自分の道を探すときにひとつのケースとして頭の片隅にいるくらいがいいのかな。僕ひとりじゃなくて、同世代の仲間たちで支えていけるのが理想です。
僕自身まだまだな部分がたくさんあるけれど、メンズノンノという場所はすてきな人たちと出会って、かっこいい自分を発見できる場になっているし、かっこいいカットが1枚撮れるだけで感覚が結構変わるんです。これからかっこよくなりたい、自分の新しい一面を知りたい、と思っている人にも応募してもらいたいな。ここはかっこよくしてくれる心強い人たちがたくさんいる場所。受け止めてくれる人たちがたくさんいるのがメンズノンノだから、安心して飛び込んできてください。たくさんの人があなたのことを支えてくれると思います。
Photos:Naoto Usami Hair & Make-up:NOBUKIYO Stylist:So Matsukawa Model:Ouji Suzuka[MEN’S NON-NO model]
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