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フリーランス・中条匠真さんのクローゼットを大解剖。今季さっそくゲットしたものやずっと集めているもの、大事なお宝まで、細かくインタビューした。
中条匠真さん
フリーランス
1点ずつ語れすぎる偏愛クローゼット
15歳の頃から膨大な量の古着に触れ、スタイリストやバイヤーとしての仕事もこなす中条さん。真摯に服と向き合い、独自のラインナップに。
Q 今季、買ったものは?
ひと目ぼれした、ジャックムスのタオル地のカーディガン。
「大好きなストリップスストアで見つけて即購入を決定。ジャックムスらしいリゾート感とカラーリングに惹かれました」。ヘビーデューティなペインテッドのディッキーズに、きれいな発色で光沢のあるコットンリネンのカーディガンが上品さをプラス。
Q もっと欲しいものは?
オーバル型フレームのサングラス。
「もともとかけていたのが、[1]のミッソーニのサングラス。最近買い足した2つもすごく気に入っています」。[2]ジャンポール・ゴルチエのもの。[3]ミラーループのもの。葉山のビーチで拾った貝殻とともにテーブルにディスプレイ。
Q 集めすぎたコレクションは?
スタイリングの引き算として活躍するデニム。
「デザインの強いトップスが多いので、ちょっと抜きたいときにはデニムが使えます」。シルエットとサイズ感を大切にしながら、プリント入りやサイドライン入り、バギー、フレアなど変化球も加えたラインナップ。アイスブルーのウォッシュドデニムが夏らしくて爽やかだ。
Q クローゼットのこだわりは?
愛する服、すべて視界に入るようにセット。
「服を買う決め手は、ブランドやうんちくよりも自分が感覚的に惹きつけられるかどうか」と言う中条さんは、部屋片面がクローゼット。海外のデザイナーズからヴィンテージまで、ストーリーの詰まった服たちをひと目でスタイリングできるつくり。
Q お宝も見せてください。
ストーリーと愛着が詰まっている2着。
「自分への成人祝いで購入した一生モノのレザージャケット。さらに生涯の相棒であるRyota Daimonのアートペイントを」。ボディは70’sのインターステートレザーで、敬愛する馬場圭介氏のショップ、カウンシルフラットワンで購入。
デニムジャケットはラングラーの126MJで、昨年、郡山のリチウムで購入。
Photos:Kyouhei Yamamoto Composition & Text:Takako Nagai
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