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久遠バイヤー兼モデル・南條壱成さんのクローゼットを大解剖。今季さっそくゲットしたものやずっと集めているもの、大事なお宝まで、細かくインタビューした。
南條壱成さん
久遠バイヤー・モデル
シーズンごとにクローゼットを新陳代謝
バイヤーとして活躍する南條さんは、つねにシーズンに最適なクローゼットを更新。古着と現行ブランド、ともに高感度なスタンバイだ。
Q 今季、買ったものは?
ジャケットとサンダルを共に白で。
「ヘリーハンセンの古着でアウトドア感の強すぎないものを探していたところ、豪徳寺のアストロジーストアでこのジャケットを発見。メレルのサンダルはモード感があるし、意外とどんなスタイルにもハマります」
Q もっと欲しいものは?
キャップはいくらあってもいい。
「キャップにバリエーションがあるとスタイリングがもっと楽しくなる。カムズアンドゴーズとスリフトウェアマーケットのコラボのジェットキャップをヘビロテ」
左上の緑のミュータント タートルズ×ニューエラのような渋いものから、白のシュプリームのようなキャッチーなものまで、色も形もさまざまだ。
Q 集めすぎたコレクションは?
古着メインの、チェックシャツとプリントT。
「2年ほど前に古着に目覚めて、チェックシャツとプリントTを収集。いろいろなチェック柄と、そこからのぞくプリントとのマッチングが楽しいんです」
[1]ラルフローレンのギンガムチェックシャツには、コーヒーショップのプリントTでゆるいムードを演出。[2]オレンジのチェックシャツは、タウンクラフトの60’sがいい。[3]エーアイイーのタータンチェックには、古着のポップなリンガーTを合わせて。
Q クローゼットのこだわりは?
外付けラックと棚で美しく。
「備えつけの収納がないので、外付けのラックや棚でなるべく美しく整理。毎シーズンしっかり中身を吟味して入れ替え、物量は絞っています」。ネオンサインやエーアイイーなどのドメスティックブランドと、長く着続けたい古着がメイン。
Q お宝も見せてください。
ユーロワークのジャケット。
「50’sのユーロワークのジャケットは色に個体差があるので、何度も買い直しているアイテム。最近やっと理想的な青色に出会えました。現在の相場は35,000円くらいと値が張るわけではありませんが、個人的にお宝です」
Photos:Kyouhei Yamamoto Composition & Text:Takako Nagai
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