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とある雑誌の“撮影日”に密着、“モデル”とはどのような現場でどのような仕事をしている職業なのか、一端を取材レポートします。
※こちらは過去の記事ですが、現在募集中の第35回 メンズノンノ専属モデル募集への応募に際して、ぜひ参考にしてください。
この日の集合時間はAM6:30、もっと早い場合もある。屋外での写真を撮る“ロケ”(ロケーション)撮影は、スタッフ全員が“ロケバス”に乗って移動するため、駅前など交通の便のよいスポットが待ち合わせ場所となる。
メンズノンノモデル宮沢氷魚、中川大輔、鈴木 仁の3人はピックアップに現れたバスに搭乗。車内は機材・衣装・小道具などで荷物だらけ!
都内から千葉県の某所まで約2時間、モデルはロケバス内で軽食や睡眠をとる。企画テーマにあわせた背景で朝〜日中の明るい光のもと撮影するには、朝が早くなるというわけだ。
ロケ地に到着してまずは、ロケバスに取り付けられた化粧台でヘアセットとメイク。終わったモデルから、最初に撮影するカットの衣装へと着替えてゆく。
髪と顔はヘア&メイクアーティストが、服のコーディネートはスタイリストが手掛ける。同行するスタッフには、フォトグラファー、ライター、編集者、各アシスタントなどもおり、この例ではモデルを含め総勢13人の撮影チーム。
準備完了、いざ撮影現場へ!
大きな額縁を手に持って、というメンズノンノらしい演出の写真づくり。スタッフと打ち合わせながら、モデルはカメラのシャッターごとに立ち方や表情を微妙に変化させる。
随時、撮影した写真をPCでチェックしての微調整が大事なプロセス。クリエーターのみならず被写体であるモデルも写り具合を確認してイメージ通りの作品になるよう努め、自らアイデアを出すことも。
次のカットへ進むにあたり、素早く屋外で着替え! 掲載誌の発売は1か月以上は先になるので、実際の気候とコーディネートとのギャップもよくある。暑さや寒さを表情には窺わせない能力(?)が、モデルには必要。
撮影順を待ったり、天候の様子を見たり、場所の変更があったり、“待ち”時間の発生が撮影にはつきもの。何時間にも及ぶこともあるが、淡々と楽しみながら待てるのがプロのモデルだ。
集合時刻から9時間後、全8カットの撮影が完了。モデルとスタッフの拍手で締め!
遅い昼食をスタッフと共に摂り、ロケバスで都内に戻ると18時近くに。モデルはそれぞれ、帰路に都合のよい駅近くでバスを降りて解散となった。
この撮影の写真と誌面の仕上がりは、6/9発売のメンズノンノでチェックを! そして新たなメンバーを募る今年度のオーディションは、書類応募の締め切りが6/30(金)まで。たくさんのご応募をお待ちしています。
応募要項はこちら
Photos&Text by Shuna Kojo
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