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成田 凌編の後半戦。大活躍の2019年を終えて、今の彼に見えている景色とは?
第9回成田 凌(後編)
第9回の『中田撮』は、
前回に引き続き成田 凌編の後半戦!
俳優として目覚ましい活躍ぶりを見せた2019年。
ひとつ抜けた景色を見ている彼が今、
考えていることとは?
リアルな心境を、中田圭祐に語った。
「今はとにかく
仕事しまくる時」
- 中田
- 最近何してる時が一番楽しいですか?
- 成田
- 楽しいことかあ…。なかなか時間が作れなくてだいぶ少なくなったけど、飲みに行くのはやっぱり楽しいかな。最近は、仕事終わりにマネージャーやスタッフさんと行くことがほとんど。そこで仕事の話をしながら飲む時間は好きだね。
- 中田
- 飲む時も仕事の話するんですね!
- 成田
- メンバーがメンバーっていうのもあるけどね。多分、俳優として成功した人ほど、ちゃんとオフの時間もしっかりあると思うんだけど、今の自分はめちゃくちゃ働いてもいい時期なのかなって思ってる。めっちゃ働いてるもん、最近。まあ、働いてたくさん作品に出たら、次の年もまた宣伝で働かなきゃいけないんだけどね。
「自分の力だけじゃないから
感謝の気持ちが増えた」
- 中田
- 本当、すごいですよね。言葉足らずな表現で申し訳ないんですけど、凌さんは俳優としてはひとつ、バコーン! といった感じがあるじゃないですか。これまでとは違う景色が見えてるんだろうなあって。今はどんな景色が見えてるんですか?
- 成田
- うまくいったって言っていいのかわからないけど、2019年公開の作品で、7つ賞をもらったのかな? でも、「賞いただきました!」っていう報告を受けた時に、なぜか嬉しいという感情が一切無かったんだよね。どうしてなのか理由を考えたら、「別に俺の力で獲ったわけじゃないな」って思ったから。だから、「ありがとうございます」がすごく増えた。現場に対して、改めてこの人たちのおかげだって。自分がどういう仕事をしようっていうより、相手が何をしてくれているかって考えなきゃいけないし、雰囲気がいい現場でいい作品が生まれるっていうのは、公開された後にわかることだと思うから、いかにいい現場にしていくかっていうのは、最近より一層考えるようになったかな。毎日をちゃんと丁寧にやっていかないと、いい作品なんか生まれないなって思ってる。
「フィルムカメラは
やっぱり楽しい」
- 中田
- 今日の撮影はお互いに撮り合うのが新鮮でした! 普段も写真撮りますか?
- 成田
- たまーにだけどね。地方にロケに行った時とか、合間に撮ったり。このカメラは本来、姪っ子を撮るために買ったものだからね。
- 中田
- フィルムカメラって、スマホで撮るのは違って手間がかかるところがいいですよね。
- 成田
- そうだね。手間もかかるし、一回一回トライアンドエラーするような感覚が強くて。
- 中田
- 適当な気持ちにならないのがいいですよね。
- 成田
- いいね。ほんと、撮るのは楽しい。
- 中田
- 本当に、こんな面白い企画ができて楽しかったです! ありがとうございました!
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