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僕たちにいつも最高にカッコいいファッションを紹介してくれてるスタイリスト。おしゃれを刺激してくれる存在として、また頼れるアニキとしても憧れの的だ。ところで、世界のスタイリストってどんな感じ? どんな一日を過ごしてる? ソウルから濃いレポートが到着した!
SEOUL
Kim Youngjin
キム・ヨンジン
Profile
今、韓国で最もオファーの集中しているスタイリスト。ファッション雑誌や広告、映像作品のスタイリングのほか、アーティストの衣装も担当するなど多岐にわたって活躍しており、海外メディアからの取材も相次ぐ。2021年4月号増刊のメンズノンノでは、NCT 127のカバーと特集ページも手がけた。
父が服飾の仕事を
していた影響で、
昔から服が好き
幼い頃からファッションが好きでしたが、服をイチからデザインするというより、誰かに着せたり、アレンジをしたりということに惹(ひ)かれ、25歳のときにスタイリストアシスタントになったことでこの業界でのキャリアがスタートしました。自分自身がいい意見を出したり、一緒に仕事をしたいクリエイターを提案できるよう、アート、映画、文学、あらゆるカルチャーに日々触れてヒントを得ています。それからアーティストの衣装を手がけるならば、彼らの音楽を何度も聴きます。NCT 127のメンズノンノでの表紙も楽しい仕事でした。日本はドメスティックブランドが強く、着ている人にもプライドがある印象です。ソウルのブランドも今勢いがどんどん増しているので、もっと紹介していきたいですね。自分が手がけたものが世に出たときの喜びは何にも勝ります。一生この仕事を続けたいです。
ROOM
もともと写真を勉強していたヨンジンさん。アトリエには、写真集やファッション、デザイン関連の本、レコードなどがラインナップされ、見ているだけでワクワク。アートにも造詣が深く、収集したアイテムが所狭しと並び、ミュージアムのよう。敬愛する写真家とコラボしたシュプリームのデッキはN.Y.で入手し担いで帰ってきたそう。
WORK
NOUVMARÉE
モードかつ洗練された雰囲気で、メンズ、レディースともに展開。ブランドの世界観を堪能できるサイトは必見だ。
http://www.nouvmaree.com/
FASHION
スタイリストとしていろんな仕事をしているが、自分のスタイリングは本当に難しい、と笑って話す。基本はブラックのアイテムが多く、ラフ・シモンズなどが定番。腕時計はカルティエなど価値のあるアンティークをコレクション。
CHILL
ソウルではテラス席のあるカフェが人気。スタッフとのミーティングや休憩に欠かせない。
Photos:Junkyoung Lee(Seoul) Coordination:Shinhae Song[TANO International](Seoul)
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