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髙橋です。
明けましておめでとうございます。
寒い日が続くと、家で過ごす時間に幸せを感じますね。
ということで、前回に引き続き僕の部屋にある友達の作品を紹介します。
まずは、リビングにあるフロアランプ。
作者は、松崎雄一。
大学時代に、学年は違うけどなぜか仲が良くなった人です。在学中は金工専攻、作品はとても繊細で、カタツムリの指輪などアクセサリーを中心に制作していたのを、いろいろ欲しがりましたが頂戴することはできませんでした。今はプロダクトをデザインしていて、繊細な造形、色や鉄の扱い方に彼の人柄が感じられて魅力的です。
このランプは、部屋の完成記念にと強く懇願した結果、いま僕の手元を照らしてくれています。将来は僕の店 (未定)に、製品化して置きましょう。いますぐ欲しいという人は… どうしますか松っちゃん…。
次は、寝室側の柱に掛けてある一輪挿し。
作者は、ランプの松崎くんと同期の坂爪康太郎。
実は以前、僕のコラムでメンズノンノに出てもらったことがあります。彼は「仮面作家」と名乗っている通り、在学時代から 仮面を製作しているアーティストで、展示に行くと仮面舞踏会みたいになります。本当に楽しいですよ、仮面をつけるのは。
この一輪挿しは「KAZURA」といって、漢字にすると「花面」。仮面に隠された感情が花によって表されているようで、挿し替えるたびに自分の気持ちを覗き込むような気分になります。今は、エノコログサを挿しています。この季節の色が好きなんです。そしてこの一輪挿しは、なんと製品化されています。どこで買えるのでしょう? あった!
http://www.kamenyaomote.com/category/坂爪康太郎
最後は、呑みのときに本領を発揮する器たち。
作者は、僕と同じ学年の中島真太。
金工専攻で、在学中から壷や器を制作しています。僕は彼の作品を見て初めて、壷に魅力を感じました。人の人格を壷に反映させたり、植物や果物の実をモチーフにしたり、何よりも作品の放つオーラが凄いんです。全体の造形、表面の細かい凹凸や艶、光と色の深みがなんとも言えないんです。
この器で呑む酒は、一味も二味も違います。作品は展示会で購入できるので、またお知らせさせていただきます。熱伝導率的には冷酒向きなので、坂口健太郎がくれた日本酒にピッタリです。
と、2回に分けて部屋にある友達の作品紹介をさせていただきました。
長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございましたー。
また次回。
おまけ
年末年始に帰省したときに、兒玉太智とドライブしておばあちゃんちの喫茶店に行ってきました。
哀愁漂う外観ですが、内装といい、焼うどんといい、名店です。
近くにお住まいの方や、車での旅行の際は是非!
『喫茶 呂門』(愛知県東海市横須賀町天宝新田1-1)
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