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クレンジング、なぜ必要?
落とすまでがメイクです
一歩先行くメンズメイクにトライしたら、クレンジングについても知っておこう。洗顔だけじゃなぜダメなのか、メイクが落ちていないと肌に何が起こるのか。今日の汚れを明日に持ち越さない心がけで、"メイク映え"する素肌に!
お話を伺ったのは…
Sheet
とにかく摩擦は厳禁。シミや
「最近男性の方で多いのが、頬に左右対称にできるシミのような肝斑。その原因のひとつに洗顔やクレンジング時の摩擦が考えられます。強くこすらないのはもちろんのこと、分量も大事。十分な量で摩擦を避け、肌への負担を減らしましょう」
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手間を省きたい日はシートでじんわりオフ
どうしてもクレンジングが面倒……という人はシートタイプを。最近はコンビニで買えることも多く、旅先でも手に入りやすく便利。ここでも摩擦はNGなので、こすって拭き取るのではなく、シートに含んだクレンジング剤をじんわり肌になじませるイメージで使おう。
BRAND
VT
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ITEM
CICA マイルドクレンジングティッシュ
シカ+ヒアルロン酸の独自成分をジュワッと配合
厚みのある頼もしいシートに肌トラブルを鎮静する人気成分シカがたっぷり。肌に優しい弱酸性。15枚入り ¥385/VT COSMETICS
公式サイトVT COSMETICS公式HP
BRAND
DR.CI:LABO
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ITEM
クレンジングシート
メイク&皮脂汚れを取り込むソフトな肌触りの特殊な繊維
シートには肌負担の少ないマイクロファイバーを採用。素早くメイク落ちするのに、潤いが残る。46枚入り ¥660/ドクターシーラボ
公式サイトクレンジングシート
BRAND
COSRX
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ITEM
ピュアフィットシカ
弱酸性クレンジングパッド
表裏で素材の違う両面シートでパーツメイクも負担なくオフ
シカ配合の低刺激処方。ぼこぼこ面で全体を拭き取り、なめらかな面で目もとや唇をオフ。100枚入り ¥2,560/コスアールエックス
公式サイトCOSRX公式HP
ズバリ!
クレンジングって必要ですか?
洗顔じゃメイク汚れは落ちきらない!
「基本的に、洗顔は水溶性、クレンジングは脂溶性なので落とせるものが違います。ファンデーションやメイク下地、リップやアイシャドウといったカラーメイクアイテム、お湯でオフできないUVケア製品は基本的にアブラ汚れになるので、クレンジングを使わなければしっかりオフできません。最近はクリニックに来る男性もメイクしている人が増えていますが、クレンジングをしていないせいで肌トラブルを起こしている場合も。UVアイテムやファンデーションを塗った日は必ずクレンジングをする習慣をつけましょう」(下方先生、以下同)
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クレンジングしないと
どんなことが起こる?
毛穴目立ち、ニキビ、くすみ…etc.
の原因に!
「メイク汚れが落ちきっていないと、それらが余分な皮脂と結びつき、①毛穴の黒ずみ、②ニキビや吹き出物、③肌のくすみ、④早い段階からの肌老化、といった悩みを引き起こします。汚れはどんどん蓄積されていくので、大きなトラブルに発展することも。そうなると軌道修正するまでに時間も労力もかかります。今のうちから"その日の汚れはその日のうちに"落とすクセをつけておけば、10年後も清潔感あるきれいな肌を保てるでしょう」
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クレンジングってどれくらい
種類がある?
ざっと7種類程度。
肌質に合ったモノ選びを
「オイル、ジェル、バーム、拭き取りシート、クリーム、ミルク、ウォーターなど、クレンジングのタイプもかなり多様化しています。それぞれに特徴とメリットがあるので、肌質や季節の肌状態、ライフスタイルに合わせて使い分けられるようになるのがベスト!」
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”W洗顔不要”って書いてあったら
洗顔はしなくいい?
さっぱりしたいなら洗顔もアリ
「クレンジング後の洗顔には、肌に残ったクレンジング剤を落とすという役割も。気分的にさっぱりしたいという人は"不要"の記載があったとしても洗顔するのはOK。ただし2回洗うことで、肌がより乾燥したり負担がかかる場合も。自分の肌状態と相談しながら行ってください」
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よく聞く”乳化”あれって
何ですか?
メイク汚れを残さずからめとるために
必要なプロセス
「クレンジング剤の油分と少量の水を混ぜることで、白くみずみずしいテクスチャーに変化させることを乳化といいます。乳化は、毛穴の奥や肌のキメの間に入り込んだメイク汚れをからめとるために必要。乳化が不十分だと肌にクレンジング剤が残ってしまう恐れも。オイルやバーム、ジェルを使う際は、しっかり乳化させて肌への負担を軽減しましょう!」
Photos:Keita Goto[W](model) Kaho Yanagi(still) Hair:Arina Make-up:Chiaki Stylist:Takeshi Toyoshima Model:Kouta Nomura[MEN’S NON-NO model] Text:Sachico Maeno
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