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クレンジング、なぜ必要?
落とすまでがメイクです
一歩先行くメンズメイクにトライしたら、クレンジングについても知っておこう。洗顔だけじゃなぜダメなのか、メイクが落ちていないと肌に何が起こるのか。今日の汚れを明日に持ち越さない心がけで、"メイク映え"する素肌に!
お話を伺ったのは…
Balm
初心者にはジェル、乾燥の季節はバームがおすすめ
「肌になじませやすく、ウォーターベースでさっぱり使えるジェルは、初めてクレンジングを使うという人にもおすすめ。冬を迎えて乾燥が本格化してくるこれからの季節は、肌も敏感になりがち。潤い力の高いバームもいいでしょう」
乾燥シーズンはしっとり落とすバームがいい
洗いあがりのつっぱり感が少ないバームは、乾燥が気になる人向き。指先に取った段階では硬いテクスチャーなので、手の温度で溶かしてから肌になじませるのがポイント。肌に負担をかけないよう、適量もしくはそれ以上の分量で贅沢に落とすことを心がけよう。
BRAND
BANILA CO
ITEM
クレンジングバーム CE
シャーベット状のバームが肌の温度でオイルに変化
スーパーフードとして知られる植物モリンガを配合。しっとりとした洗いあがりで乾燥の季節も安心。125mL ¥2,618/韓国高麗人蔘社
公式サイトクレンジングバーム
BRAND
DUO men
ITEM
ザ ウォッシュバーム
メンズならではの皮脂汚れを炭とクレイがからめとる
男性ホルモン由来の毛穴汚れに着目。炭&国産クレイのタッグで、毛穴に居座る汚れと決別。90g ¥3,960/プレミアアンチエイジング
公式サイトザ ウォッシュバーム
BRAND
THREE
ITEM
バランシング クレンジングバーム
メルティな感触に包まれシトラスの香りで肌を浄化
肌の汚れを"浮かせる"植物オイルと"吸着する"クレイのかけ合わせに、精油をブレンド。磨き上げたような肌に。90g ¥4,840/THREE
公式サイトバランシング クレンジングバーム
ズバリ!
クレンジングって必要ですか?
洗顔じゃメイク汚れは落ちきらない!
「基本的に、洗顔は水溶性、クレンジングは脂溶性なので落とせるものが違います。ファンデーションやメイク下地、リップやアイシャドウといったカラーメイクアイテム、お湯でオフできないUVケア製品は基本的にアブラ汚れになるので、クレンジングを使わなければしっかりオフできません。最近はクリニックに来る男性もメイクしている人が増えていますが、クレンジングをしていないせいで肌トラブルを起こしている場合も。UVアイテムやファンデーションを塗った日は必ずクレンジングをする習慣をつけましょう」(下方先生、以下同)
クレンジングしないと
どんなことが起こる?
毛穴目立ち、ニキビ、くすみ…etc.
の原因に!
「メイク汚れが落ちきっていないと、それらが余分な皮脂と結びつき、①毛穴の黒ずみ、②ニキビや吹き出物、③肌のくすみ、④早い段階からの肌老化、といった悩みを引き起こします。汚れはどんどん蓄積されていくので、大きなトラブルに発展することも。そうなると軌道修正するまでに時間も労力もかかります。今のうちから"その日の汚れはその日のうちに"落とすクセをつけておけば、10年後も清潔感あるきれいな肌を保てるでしょう」
クレンジングってどれくらい
種類がある?
ざっと7種類程度。
肌質に合ったモノ選びを
「オイル、ジェル、バーム、拭き取りシート、クリーム、ミルク、ウォーターなど、クレンジングのタイプもかなり多様化しています。それぞれに特徴とメリットがあるので、肌質や季節の肌状態、ライフスタイルに合わせて使い分けられるようになるのがベスト!」
”W洗顔不要”って書いてあったら
洗顔はしなくいい?
さっぱりしたいなら洗顔もアリ
「クレンジング後の洗顔には、肌に残ったクレンジング剤を落とすという役割も。気分的にさっぱりしたいという人は"不要"の記載があったとしても洗顔するのはOK。ただし2回洗うことで、肌がより乾燥したり負担がかかる場合も。自分の肌状態と相談しながら行ってください」
よく聞く”乳化”あれって
何ですか?
メイク汚れを残さずからめとるために
必要なプロセス
「クレンジング剤の油分と少量の水を混ぜることで、白くみずみずしいテクスチャーに変化させることを乳化といいます。乳化は、毛穴の奥や肌のキメの間に入り込んだメイク汚れをからめとるために必要。乳化が不十分だと肌にクレンジング剤が残ってしまう恐れも。オイルやバーム、ジェルを使う際は、しっかり乳化させて肌への負担を軽減しましょう!」
Photos:Keita Goto[W](model) Kaho Yanagi(still) Hair:Arina Make-up:Chiaki Stylist:Takeshi Toyoshima Model:Kouta Nomura[MEN’S NON-NO model] Text:Sachico Maeno
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