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涼やかな佇まいと、透明感のある肌。20歳の青年らしいフレッシュさと穏やかな中に強さを秘めた語り口で日々のビューティルーティンを教えてくれた。
つくりすぎないムードが好きだから
ケアしてないとバレちゃう。
だから、ちゃんと備えていたい
「皆さんの想像より美容に疎いかもしれません」と、はにかみながら始まった取材。けれど話を聞くうちに、美容にも日々の生活にも“自分軸”が存在していると気づかされる。そんな彼のビューティライフとは?
「きちんとスキンケアをするようになったのは、この仕事を始めてからなんです。高校時代に美容に詳しい友達がいて、その情報を頼りにコスメを買ったりしたこともあったけど、そこまで意識していなくて。今もたまに、現場でヘアメイクさんのおすすめを教えてもらうこともあるけど、基本的にはコスメ選びは自分で見て決める派。詳しいことはわからなくても、スーパーでたくさんある野菜から自分的においしそうだなと思うものを選ぶように、近所のドラッグストアで数あるコスメの中から気になるものを手に取ります」
透明感のある肌はうらやましい限りだが、乾燥しやすく敏感肌だという。
「仕事柄メイクをしてもらう機会も多いのですが、肌も弱いし個人的にはつくりすぎていないナチュラルな雰囲気が好き。だからこそ、ちゃんとスキンケアをしていないと、と思います。洗顔して保湿してと基本的なことしかしてないけど、普段からきちんと自分で備えて、きれいにしておきたいと思っています」
日々の中で感じる小さな幸せを
大切にしたい、僕の3ルール
1 美容に限らず、
いい睡眠は絶対に必要です
幸いニキビはできにくいタイプだけど、睡眠不足だとポツンとできちゃう。スキンケアをしっかりしてから寝るほうが睡眠の質もアップするし、朝起きたときのコンディションもよくて自分の気持ちも上がる。寝るのって、大事ですよね。
2 お風呂あがりも含めて
水はたくさん飲んでます
昔からお風呂あがりは水を飲みなさいと言われていて習慣化してたけど、より意識して飲むようになったら肌荒れしなくなりました。でも、20歳になり最近は湯船に入る前にビールを冷やしておくのを覚えて。これは幸福感ってことで(笑)。
3 四季の風を浴びるのが心のデトックス
日差しを浴びることも大切だけど、風を浴びることはもっと大事。春夏秋冬、風って少し違うから、それを感じるのが好きです。散歩好きな犬の気持ちがわかる(笑)。都会の中でも感じられる小さな幸せが、心をデトックスしてくれます。
Profile
窪塚愛流
2003年、神奈川県生まれ。2018年、映画『泣き虫しょったんの奇跡』で俳優デビュー。今後は映画『恋を知らない僕たちは』(8月23日公開)など、話題作が控える。
カーディガン(ザ・ダファー・アンド・ネフューズ)¥38,500/イーライト シャツ(トーガ トゥ)¥53,900/トーガ 原宿店
Photos:Arata Suzuki[go relax E more] Hair & Make-up:Ryoki Shimonagata Stylist:Yoshiaki Komatsu Model:Airu Kubozuka Composition & Text:Atsuko Watanabe
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