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日常のことなのに、きちんと教わる機会が実は少ないスキンケア。気になるところをスキンケアのプロが「うそ」or「ほんと」をジャッジ!
3 洗顔編
朝晩顔を洗っているのに、大事なポイントを僕らは知らなかった⁉ 汚れを落とす、の基本からSNSでの口コミまで真偽をチェック!
Q6肌の触り心地がキュキュッと
感じる洗いあがりをめざす!
× 必要な皮脂まで取りすぎています!
脂は多すぎても少なすぎても肌にとってはよくない状態。キュキュッと感じる=落としすぎ、つまり皮脂を取りすぎているサイン。ベタつくからと取り去りすぎると、さらに過剰に皮脂を分泌したり、あるいは肌のバリア機能が低下する場合も!(廣瀬先生、以下同)
Q7ぬるま湯って40℃ですよね?
× 32~35℃くらいのことです。
「ぬるい」の感覚は人により違いますが、皮脂汚れが落ち、乾燥しない温度の「ぬるま湯」は実は意外と低い温度。手で触れて少し冷たいと思うくらいが正しい「ぬるま湯」です。
Q8洗顔後、
顔はティッシュで拭くのがいい。
× 吸水性を考えるとよくはない。
衛生面では「いい」と言えます。が、洗顔後に顔を拭くときに衛生面以外に気をつけてもらいたいのは「摩擦しない」こと。実際にティッシュでこすらずに顔の水分を拭うことを想像すると、吸水できる量に限界があるので、おそらく大量に必要です。お金もかかるし、もったいない。なので清潔さと吸水性を兼備しているアイテムとして、おすすめなのは洗顔用のペーパータオル。肌あたりも優しいものを選びましょう。
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Q9洗顔後の保湿は少しでも早く!
○ 早いに越したことはない。
洗顔後の肌は乾燥しやすいので、1秒でも早く保湿をしたほうがいいです。かといって、水を拭き取らずに保湿するのは×。したたる水と一緒に化粧水も流れます。
Q10顔料は、
モコモコの泡を立ててから。
○ 泡立てて、肌との接地面を増やしたほうが均一に落とせます。
泡立てず、ペースト状の洗顔料をそのまま肌にのせてのばすとムラになります。最初にのせた部分にはたっぷりついて汚れをよく落とせるかもしれませんが、肌全体の汚れを均一に落とすことは難しくなります。肌への摩擦を減らす意味でも洗顔料の泡立てはマストです!
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Q11流すときは熱いお湯のほうが
汚れが落ちる。
○ 落ちる…けど落としすぎる場合も。
汚れは落ちますが、必要な皮脂まで落としてしまう可能性大。推奨はQ7で回答している「ぬるま湯」です。肌にとって「過剰」はダメージしかないと心得て。
今回話を伺ったのは
Illustrations:Shigeo Okada Photos:Kaho Yanagi Composition & Text:Mariko Urayasu
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