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夏だ、海だ! …というシーンだけではなく、日々の通勤や通学でも皮膚は紫外線にさらされている。日焼けのトラブルは、肌がヒリヒリ&赤くなるだけでなく、「肌が老ける」原因にもなるぞ。トラブル回避のポイントを専門家に教えてもらおう!
Q. 日焼け止めが効かない気がする…
A. 塗る量が少ないのかもしれない
「皆さん、適量の1/4~1/8しか肌に塗っていないという研究報告があります。説明書に書いてある使用量を使えば、効果を感じられるはず」(髙瀬聡子先生/医師・ウォブクリニック総院長)
Q. 日焼け止めはどこにどれくらい塗る?
A. 耳、生え際も忘れずに
「思っているよりも広めを意識して塗りましょう。顔&首はもちろん、生え際や耳のま
わり、あご下も忘れずに」(髙瀬先生)
上の写真の黄色い部分、生え際、耳&耳前、あご下が3大塗り忘れゾーンだ。気をつけよう!
Q. 日焼け止めを塗るタイミングはいつ?
A. 洗顔&保湿後の、肌がキレイな状態で
「ベストは朝の洗顔→保湿のスキンケアの最後です。汗や汚れがついた上からだと、肌になじみにくいので効果が弱まるかも」(髙瀬先生)
Q. 女性用の日焼け止め、男も使っていい?
A. OK!
「問題ありません。男女で肌質は異なりますが、夏は大量の発汗により男性も肌の水分が蒸発しがち。保湿効果の高い女性用を使うのもひとつのケア方法です」(市原澄子さん/ドクターシーラボ 商品企画グループ長)
[左]ビオレ UV アクアリッチウォータリーエッセンス SPF50+ PA++++ 50g [オープン価格]/花王[右]プロテクター サンシールド SPF50+ PA++++
30㎖ ¥2,500/イプサ
Q. 日焼けしたら、肌がヒリヒリしてきた!
A. まずは冷やす!
「日焼けはやけどと同じです。ヒリヒリしているなら、冷やしたタオルで15分以上クールダウンを。肌のヒリつきが収まってから肌にやさしい保湿ケアを」(髙瀬先生)
タオルがぬるくなったら冷たいものに取り替えて。
Q. 日焼けで鼻や頬の皮がむけちゃった!
A. 触らない! 保湿を強化!
「皮むけは触らないで! 将来のシミの原因になります」(市原さん)
「保湿ジェルをいつもよりしっかり。保湿ケアで肌の代謝を促し、皮むけ状態を早くリセットしましょう」(髙瀬先生)
アベンヌ ミルキージェル100g ¥5,800(編集部調べ)/ピエール ファーブル ジャポン
Q. 日焼け止めを塗り直すペースは?
A. 2~3時間おきがベスト!
「汗や皮脂が出やすい男性は、夏の間は2~3時間おきに塗り直すのが◎。スプレー式日焼け止めなら携帯でき
て手軽です」(髙瀬先生)
アネッサ パーフェクトUVスプレー アクアブースター SPF50+ PA++++ 60g [オープン価格]/資生堂
Q. 日光湿疹が出てしまうんだけど、どんな日焼け止めを使えばいい?
A. SPF50以上を選びましょう
「日光湿疹が起こるなら、病院で原因を調べたほうがよいでしょう。それまでは紫外線から徹底ガードを。日焼け止めのパッケージにある表記が『SPF50』『PA+++』以上のものを選んで。これが
紫外線を強力にカットできる数値なので、覚えていて損はなし」(髙瀬先生)
[左]ミネラルUVボディミルク SPF50 PA+++ 50㎖ ¥3,000/エトヴォス
[右]アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク SPF50+ PA++++ 60㎖ [オープン価格]/資生堂
ポロシャツ¥23,000/トゥモローランド 白いシャツ(マーカウェア)¥24,000/パーキング
Photos:Saki Omi[io](model) Nozomu Kono(still) Hair & Make-up:Naoko Matsuoka Stylist:Takanori Akiyama Model: Koji Moriya Composition & Text:Michiyo Matsui Cooperation:PROPS NOW AWABEES TITLES props:Fumiko Tanaka
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