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「男子だけどやってます」なんてわざわざエクスキューズを入れず、“やりたいなら自由にやったらいいじゃん”のフェーズに突入してる僕らのメイク事情。その先駆者たちにメイクするマインドから私物、メソッドまでたっぷり聞いた。
モチベを上げる!メイク歴6年で
たどり着いた究極のナチュラル肌
よしあき/ モデル、タレント
数々のコレクションに参加するなど、ファッションアイコンとしてSNSでトレンドを発信中。またTVなどにも登場し、同世代の代弁者としての一面も。
6年前、SNSでメイク男子を見て「めざすカッコイイはコレだ!」と思い、始めてみたけど、結構トライ&エラーを重ねました。保湿しないでファンデを塗って白浮きしちゃったり、アイラインやビューラーで盛ってみたり。いろいろやったからこそ、必要なメイクを足し引きして、ベース+血色重視のシンプルなテクに落ち着きました。やっぱりメイクって顔を盛れるのがいい! 服が似合うようになるし、気分も上がる。ノーメイクな日はスマホ見て下向きになっちゃうけど、メイクしているとカフェに行こう、買い物して帰ろう、って行動範囲が広がる! いろんな意味で自分を変えてくれるものなんです。
撮影風景とメッセージを動画でも!
MY ITEMS!
最近はくずれにくいDiorのコスメにはまってます!
1メイク前には必ずNARSの化粧水+美容液を。「スキンケアは基本、使い終わるとブランドを変えています。同じものに慣れないことで、肌がいつも新鮮に反応する気がするんです」。
2・3下地+ファンデはディオールのバックステージシリーズ。「"フェイス&ボディファンデーション"はウォータープルーフなのでこれからの汗をかく季節でもくずれにくい。カバー力があるのにテカらないナチュラルな仕上がり。男子に超おすすめ!」。
4・5メイクくずれ予防にフェイスパウダーをブラシでなじませる。赤みが気になる部分だけにコンシーラーを。ここまですべてディオール!
6ケイトの眉パウダーは6年愛用。「眉に自然な影をプラスできる。めちゃ信頼してます」。
7仕上げのリップもディオールで、リップグロウオイル012(左)は「リップ塗ってる? と一度も聞かれたことないほど、自然な血色とツヤ感」。服に合わせて盛りたい日は、マキシマイザー(右)で唇をぷっくり見せることも。
HOW TO MAKE-UP!
PROCESS 1
スキンケアはたっぷり×
やさしく入れ込む
「以前はバンバン肌をたたいていたけど、自分が乾燥肌だって知ってからは量をたっぷり、割れ物に触るように、やさしく触れるようにケアしてます」
PROCESS 2
下地は米粒2個分の量で、
薄づきにする
「花粉症で赤くなりやすい鼻まわりや、寝不足なときの目の下のクマなど、色ムラをカバーしたい部分だけにON。厚塗りに見えるのがイヤなんで、量は少なめでピンポイントに」
2本指でやさしくトントンなじませる
PROCESS 3
顔の中心だけにファンデを広げる
「のびがいいからファンデも米粒2個分の量でOK。顔の中心から外へなじませるけど、フェイスラインは塗りません。首と肌色が違うのがイヤだし、素肌っぽく見せたいので」
PROCESS 4
フェイスパウダーは
Tゾーンと頬、あごに
メイクくずれ予防のためパウダーは欠かさない。「でも花粉症でよく鼻をかむから、鼻先だけは塗りません。そのほうがくずれても汚くならないし、直すのもラク」
PROCESS 5
ぽつんと赤み部分にコンシーラーを
ベースメイクの最後、それでも赤みが気になる部分だけにコンシーラーを。「ニキビ跡やカミソリ負けの部分とかに、チップでのせてから、指でトントンなじませます」
PROCESS 6
アイブロウパウダーで
眉の隙間を埋める
「眉パレットの上2つの濃い色を混ぜ、シャープなほうの付属ブラシで眉尻側の隙間を埋めます。反対のふさふさブラシに下段の薄い色を取って、眉頭から全体にふわっと」
ふさふさブラシ側で最後にぼかす
PROCESS 7
粘膜に近い色のリップオイルを
唇全体に
普段はリップオイルを愛用。「唇が乾燥すると血色が悪く見えるので、粘膜に近い色のリップオイルを。中心から外側へ均一にのせています。保湿もできて、自然にふっくら!」
ジャケット(シンヤコヅカ)¥69,300・シャツ(クードス)¥33,000/エムエイティテ ピアス/本人私物
Tシャツ(コグノーメン)¥30,800/サカス ピーアール ネックレス(バニー)¥51,700/スープリームス インコーポレーテッド ピアス/本人私物
Photos:Arata Suzuki[go relax E more] Hair & Make-up:ITATSU(for kemio) Reika Sakamoto[Allure](for Yoshiaki) Naoko Matsuoka(for Ten Yoshii) Stylist:Masashi Sho Text:Michiyo Matsui
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