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就活メイクをしている男子学生が増えている。そして就活のプロもメイクの効果を実感している。つまり就活メイクはしたもん勝ち! そこで初心者でも取り入れられる基本と、3つの印象コントロールに効くメイク法を指南する、スペシャル講座を開講。
就活メイクでできることは
清潔感と印象コントロール
就活メイクに必要なのは「清潔感」!
まずコントロールすべきは肌と毛だった
初心者でも簡単!
押さえておくべき
就活メイク基本ルール
1肌はサラッと涼やか印象に
「ぎらつき肌はネガティブなイメージ。BBで色ムラを整え、サラッとしたさわやかな質感をめざそう」(KUBOKIさん)
uno
ウーノ フェイスカラークリエイター(ナチュラル)
肌悩みをカモフラ。SPF30・PA+++ 30g ¥1,298(編集部調べ)/ファイントゥデイ資生堂
公式サイトウーノ フェイスカラークリエイター(ナチュラル)商品サイト
1 指全体に広げる
ベースを適量(基本はパール粒大)取り、4本指の腹全体にくるくると広げる。
2 内→外へのばす
クリームや日焼け止めなどを塗るように、頬の中央→外側へささっと均一に広げていく。
3 細部は重ねづけ
目の下のクマ、小鼻の赤みなど気になる部分は、指に残っている量をトントンと重ねる。
2眉は隙間を埋めて自然に、強く
「眉は顔の額縁と言われているほど、印象づけに関わるパーツ。基本メイクでは隙間を埋め、自眉を生かし形を整えましょう」(KUBOKIさん)
Magnifique
マニフィークビアード&アイブロウペンシル 002
強弱のつけやすい描き心地で、汗や皮脂に強い処方。¥1,980/コーセーコスメポート
公式サイトマニフィークビアード&アイブロウペンシル 002商品サイト
1 隙間を埋める
眉ペンシルの角を使い、自眉の薄い部分を1本1本描き足しながら、形を整える。
2 色を均一に
眉ペンシルの"面"の部分を使い、眉の上からなぞるように滑らせてトーンを均一にする。
3 ブラシで整える
付属のスクリューブラシを使い、眉毛の毛流れを整えて、自然な濃度と形に調整を。
3髪はスッキリ&キワはタイトに
「おでこや眉を見せると表情が伝わりやすい。耳まわりや衿足はタイトにすっきりさせ清潔感を」(KUBOKIさん)
NAKANO STYLING TANTO
ナカノ スタイリング タント ワックス 6
ファイバーワックス。適度なセット力&抑えめのツヤ感。90g [オープン価格]/中野製薬
公式サイトナカノ スタイリング タント ワックス 6商品サイト
1 内側から全体へ
適量のワックスを手のひら全体に広げ、サイドの内側から、髪全体に均一になじませる。
2 形を整える
表面を手ぐしでそろえ、おでこや眉を見せる。耳まわりや衿足はすっきりとタイトに整える。
教えてくれたのはこの人
就活に「清潔感」はなぜ大切なのか?
就活のときになぜ身だしなみが話題になるのか? それは面接官がビジネスの世界としての「マナー・配慮」を見ているからなんです。就活生に必要なのは「清潔感」。見た目がいいほうが内定率が上がるなんて誤解もあるようですが、今は多様性の時代ですし、内面重視です。ではなぜ「清潔感」なのか? それは前述の「マナー・配慮」に関わるから。社会に出ることで、いろいろな価値観、世代の方と出会うことになります。そこで清潔感のある印象でいることは、相手への配慮を感じられるんです。面接という短時間であなたの内面を見なくてはならない面接官は、しっかり話を聞きたいと思っています。そのとき、無頓着な見た目の学生と清潔感がある印象の学生だと、どちらの話がスッと入ってきやすいですか? ということなんです。
都市伝説のように、眉を見せなくてはならない、刈り上げはNGなどと語り継がれていますが、正直、面接官はディテールまでは見ていません。全体像で判断しています。就活時の見た目に細かなルールはないので、身だしなみを整えるときは、表情が見える&伝わる、清潔感があるか、で判断しましょう。
男子学生の間でも当たり前になっているメイクは、清潔感や自分の自信につながるのであればぜひ取り入れてください。過度にする必要はありません。メイクだと感じさせないくらいナチュラルでよいでしょう。次項でも紹介していますが、メイクには印象をコントロールする力があります。それを“自分らしさ”をサポートするために活用するのはとてもいいことだと考えます。ですが希望業種に合わせて自分のキャラを大きく変えてしまうのは、後々つらくなるのでおすすめしません。就活はある種、自分らしさと向き合う機会。自己分析、メイクなどをうまく取り入れ、自分らしさを正しく伝えられることで、合う企業と自然にマッチングできるのではないでしょうか。
教えてくれたのは
Photos:Yuzo Touge(model) Keisuke Hashiguchi(still) Hair & Make-up:KUBOKI[Three PEACE] Stylist:Takumi Urisaka Models:Rintaro Hinotsu[MEN’S NON-NO model] Composition & Text:Michiyo Matsui
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