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明るめだったり暗めだったり、スキンカラーは人それぞれ。生まれ持った自前の肌色を生かして、よりクリーンにかっこよく見せるスキンケアとメイクがメンズノンノの考える男子美容だ。日本人の肌の色は、日に当たると「赤みが出て暗くなる」「赤みが出て白く戻る」「赤みが出ずに暗くなる」の3パターン。いわゆるダークトーン肌は、この「赤みが出ずに暗くなる」タイプ。ダークトーンゆえに見落としがちなスキンケアやスキンカラーを生かしたメイクのポイントを解説。
notメイク感 butヘルシーな表情に
教えていただいたのは…
小田切ヒロさん
LA DONNA所属。明快な言葉と卓越したテクニックでジェンダー問わず美しく仕上げるメイクアップアーティスト。自身の美容スキルを披露するYouTubeも人気。
Make Up
くすみやすい部分を整え
顔印象アップ
僕自身もダークトーン肌。この肌に必要なベースメイクは色をのせようとすることではなく、キメと色ムラを整えること。白く浮いたり首と肌色の差が出ないよう、カラーレスな日焼け止めを塗った後に部分的にくすみをカバーすればOK。ポイントメイクは精悍な印象を生かしキリッとした眉と、くすみやすい唇に潤いと血色を少し加える。この2つの点をぜひ覚えて。
ベースメイク
精悍な肌色を生かし、キメと色ムラを整え肌印象アップ
Base Make 1
オレンジ系ベースで
ヘルシーにくすみオフ
くすみやすいダークトーンの肌。目のまわりや小鼻の脇、口角など印象を下げるくすみをオレンジ系のベースで部分カバー。この仕込みで肌がぐっと健康的に。後からBBクリームを重ねるので多少オレンジ感が残ってもOK。
FF コントロール UV ツール 03 SPF50+・PA++++ 30g ¥4,400/FIVEISM×THREE
Base Make 2
肌色と同じBBクリームで
キメとトーンを整える
肌の色に近しいBBクリームを指に取り、頰全体やおでこや顎、鼻まわりとオレンジベースを仕込んだエリアに塗っていく。薄づきBBなのでざっくりとラフに塗っても問題なし。
ギャツビー ザ デザイナー ナチュラルBBクリーム ライトベージュ 30g ¥1,760/マンダム
Plus
ニキビや跡が気になるときは…
ニキビ跡などスポッツ的に気になる部分にはコンシーラーでカバーを。密着しやすい硬めのペンシルタイプを指に取り、ちょんちょんとのせていく。余計な力がかからない薬指で塗るのがポイントだ。
THE CORRECTOR CO-500 SPF30・PA+++ ¥2,750/バルクオム
Plus
テカりが気になる人はパウダーを
テカりやすいタイプの人は、おでこや鼻まわりのTゾーンに透明パウダーを。コンパクトに入ったプレストタイプを中指と薬指で取り、肌を優しくなでるようにさらっとのせる。清潔感がぐっとアップ。
NARS ライトリフレクティングセッティングパウダー プレスト N ¥5,500/ナーズ ジャパン
アイブロウ
眉色になじむグレーペンシルでキリッと自然に
Eyebrow 1
グレーのペンシルで
欠けている毛を描く
ブラウンのペンシルだとメイク感が出やすいため、自然になじむグレーをチョイス。眉の欠けている部分に一本一本毛を描くように足していく。
ウーノ バランスクリエイター [オープン価格]/資生堂
Eyebrow 2
クリアな眉マスカラで
眉頭を立ち上げキリッと
ペンシルで足りない部分を描き足したら、仕上げに透明マスカラで毛流れをとかす&キープ。眉頭は上へ向けてブラシを動かし少し立ち上げると、キリッと感がアップ。
UZU モテマスカラ クリア ¥1,650/UZU BY FLOWFUSHI
リップ
くすみやすい唇は透け黒リップで血色アップ
Lip 1
自然なしっとり感と
血色を補うバームをオン
ダークトーンのくすみやすさは唇もしかり。でも過度に色をのせたりする必要はなし。しっとり潤ったほどよいツヤとほんの少し血色感を補えばOK。適度な赤みをプラスする透け黒のリップバームを塗れば完成だ。
UZU 38℃/99℉ LIPSTICK 〈YOU〉 -0.5 ¥2,420/UZU BY FLOWFUSHI
ニットポロ¥28,600/エイチ ビューティ&ユース 中に着たニット(コグノーメン)¥27,500/サカス ピーアール パンツ(コンフォータブルリーズン×ビューティ&ユース)¥19,800/ビューティ&ユース 丸の内店 リング(シースルーイット)¥14,300/ランチキ セントリューム トーキョー
Photos:Yuzo Touge(model) Satoshi Yamaguchi(still) Hair & Make-up:Hiro Odagiri[LA DONNA] Stylist:Masashi Sho Model:Kotaro Inai[MEN’S NON-NO model] Composition & Text:Atsuko Watanabe
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