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ちょっとしたテクニックが仕上がりを左右するのがショート。カットやパーマの土台も重要だが、細かい技をちりばめることで、より自分らしく、こなれたスタイリングが手に入る!
自由に動く毛流れでこなれる
マッシュショート


ジャケット¥154,000/バウルズ シャツ¥79,200/スタジオ ニコルソン 青山 ネクタイ¥11,000/エンジニアド ガーメンツ
トップにはレイヤー、サイドは軽くツーブロックにカットしたマッシュショート。どんな服とも相性がよい動きのある仕上がりになっているのは、何種類もパーマを重ねているから。内側は平巻き、その上にスパイラルパーマの内巻きと外巻きをミックスして重ね、表面のみに毛束をねじったツイストスパイラルパーマをプラス。セミドライの状態でヘアバームをもみ込めば、毛流れも毛先もランダムに動く、軽やかなルックスに。(モデル/出口裕基さん)

きっちり分けしないスイングするバング
前髪があるスタイルをきっちり分けず曖昧に。その日のカールや、偶然仕上がった毛先の動きを生かしたスタイリングがこなれ感につながる。

シャレ見えするソフトなテクスチャーをオン
カールの強いパーマの場合は、ツヤが控えめのバームを使うとやりすぎ感なく仕上がる。立体感やボリュームもヘタらず、乾燥防止にも。
Hair Styling:[RUNO] 中島和弥
Instagram:@nku_ka
風まかせショートの時代
気まぐれなのがいい。
究極のシンプルヘア

ラガーシャツ(トーガ トゥ)¥50,600/トーガ 原宿店 パンツ¥46,200/カル ベルト/スタイリスト私物
ここ数年、つくり込まないラフで自然なショートヘアが台頭。あえてスタイリングしすぎず、テクスチャーも加えすぎない、90年代を彷彿とさせるサラッとしたヘアスタイルがオシャレと再定義されるように。チョップカットで毛先をばらつかせたショートレイヤーのこのルックは、素髪のような透明感を演出しながら、丸みのあるシルエットや細かい毛流れを計算。今っぽい“なりゆき”まかせな雰囲気に。「はじめまして」の季節こそ、ヘアも気持ちも力の抜けた“風まかせ”くらいがちょうどいい。(モデル/宮川竜之介さん)

360度どこから見てもラウンドシルエット
トップだけではなく、全体の根もとを立ち上げるように乾かすのがポイント。頭の形に沿うように、360度どこから見てもきれいな丸みが誕生。

ランダムで自由な動きを意識
軽めのムースを根もとに仕込み、ムースは足さずに指先で表面の髪にさらっと触れて。ゆるやかにカーブした細かい毛束がランダムに生まれ、奥行きが感じられるように。
Hair Styling:[OLTA] 後藤 泰
Instagram:@olta.goto
Photos:Tomoyo Tsutsumi[ende] Stylist:Shota Iigaki Composition&Text:Mariko Urayasu(even pages) Cooperation:BACKGROUNDS FACTORY
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