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最新!メンズミディアムヘア
メンズのミディアムヘアの人気は継続中。大きなトレンドはパーマスタイル。ニュアンスをほんのりつける程度の“ゆるパーマ”から、くせ毛や直毛、多毛といった髪質の悩みを解決するパーマ、ふわっと揺れるボブ、または強めカール…と、その中でもバリエーションが豊かになっているのが2024年~2025年の傾向だ。いっぽうで“パーマなし”のスタイルは、顔周りのカットラインが今っぽさのキーワードになっている。
メンズノンノウェブ「東京最旬ヘアカタログ」に掲載されたミディアムヘアのスタイルを、ここでは一挙に12例ご紹介!
01.
カットラインが顔まわりに
動きを出す! ストレートミディアム
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バックはワンレングスベースのミディアムに。顔まわりは前上がりにカットし、バックとの段差をつけることでスタイルにメリハリがつく。そして表面には髪が動くようにレイヤーをON。フォルムにナチュラルな段差を仕込むことで、パーマをかけずともラフな動きや立体感が演出できる技ありスタイルだ。
02.
ウルフ一辺倒になりがちな
ミディアム~ロングに差をつける!
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ミディアム〜ロング派が増えてきて、ちょっと差をつけたい、ヘアをブラッシュアップしたい、と思っている男子に提案するのが顔まわりを切り込んだニュアンススタイル。AWの素材感のあるファッションとも好相性なヘアは、長め=ウルフという既存の流れから卒業し、新たなムードを取り入れることができる。
03.
2010年代に着想を得た
レトロ&ビンテージなパーマスタイル
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日々のサロンワークで、トレンドに敏感な男子たちのヘア動向を常にキャッチしている「HEAVENS OMOTESANDO」の人気美容師・SERATAさんは、韓国風、Y2Kなどさまざまな流行を経て、オーダーが増えてきているのが、2010年代に人気を博したビンテージな雰囲気のあるヘアスタイルだと分析。
そんなレトロな印象、ロンドンっぽいカルチャーを感じさせるために取り入れたいのが“強めのパーマ”だ!
04.
ヘアの洒落感がきわだつ
“ワイドバング”に注目!
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「RUNO」中島さんがおすすめしてくれたのは、ワイドバングを取り入れたミディアムスタイル。
幅広な長め前髪は、個性とアンニュイさ、グランジ風の印象を演出しつつも、ライン感を残したモードな雰囲気も相まって、どことなくクリーンさも与えてくれる。
05.
広がる、まとまらない…
くせ毛に“大きなウェーブ”が効く!
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“トレンドだから”、“髪が扱いやすくなるから”など、さまざまな理由でミディアムヘアまで伸ばしてみたけれど、結局、まとまらなくて帽子でカバーしたり、結んでしまったり、なんてことはないだろうか? そんなくせ毛×ミディアムに「TOH」石原慎太郎さんが推すのが大きなウェーブパーマ。
06.
もともとのくせ毛がおしゃれに!
リッジ強めのカールスタイル
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くせ毛に悩むメンズへ、「TOH」石原慎太郎さんが提案してくれたもう1つのスタイルは、“カバーパーマ”を駆使した、リッジが強めのカールスタイル。
毛先にカバーパーマを仕込んで、地毛の強いくせ毛からそのまま繋がるカールをプラス。毛流れが安定して、毎日狙ったスタイルが決まりやすくなるそう。カットベースの段階で、カールの動きを出やすくするために毛束を間引いて“スペース”を作っておくのもポイントだ。
07.
顔周りのカットラインは
ジェンダー問わず今のヘアトレンド!
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レングスを大きく変えず、シーズンに合わせたアップデート法を探しているなら、顔まわりの“トリプルライン”に注目を!
ノーズラインにかかる長め前髪のカットライン、頬にかかる顔まわりのプツッとしたライン感、そしてやや前上がりな毛先のカットライン。3つのカットラインにポイントを置き、今っぽい空気感をふんだんに入れ込んだモードボブ。
08.
髪がぐっと扱いやすくなる
ボリュームダウンパーマのかけ方
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パーマスタイルを選ぶ人が増えているなかで、「パーマをかけて余計にボリュームが出やすくなった…」という経験談もちらほら。そこでSTILL LIGHTS 山口拓さんに、失敗しないミディアムパーマを指南してもらった。
結論は、ボリュームを調整するゾーンと、動きを演出するゾーンを設定し、仕上がりを計算してパーマをかけること!
09.
おしゃれっぽさを長くキープできる
“極ゆる”ニュアンスパーマ
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オイルやバームでスタイリングしたときに、柔らかな毛流れが生まれるくらいの“極ゆる”に仕込んでおくニュアンスパーマ。強すぎず、弱すぎない、絶妙な動きをプラスすることでスタイリングの応用力がアップしたり、こなれて見える期間を長くしてくれるなどメリットが多い。
カットベースはフラットな重めボブにしておくのも仕込み技のひとつ。
10.
直毛が活きるくびれボブ+長め前髪
ユニセックスな魅力のミディアム
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以前はレディースのヘアの定番だった「レイヤー、くびれ、はらりとした前髪」のすべてが、メンズヘアでも人気を博している。FUMIYAさんが提案してくれたミディアムは、そんなトレンドをMIXしたスタイル。
直毛をいかしたボブベースのくびれスタイルに、目が隠れるほどの長め前髪を合わせる。表面の髪にレイヤーを入れて、重く見えがちなストレートに軽さをプラス。
11.
最新パーマ「ミルクウェーブ」に注目
ゆるくアンニュイな質感を
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柳田さんがオススメしてくれたのは、乳液状のパーマ液で施術する「ミルクウェーブ」。
保湿成分のセラミドを配合したやさしいパーマは、ほぐれたようなニュアンスのある質感を出すのが得意な最新メニューだ。今回はレイヤーボブベースのミディアムに、パーツによって大きさの違うロッドで計算された動きをパーマで仕込んでいる。
12.
乾かすだけで決まる。ゆるパーマを
仕込んだ“何もしてない風”ボブ
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やわらかく動くニュアンスパーマと相性のいい長めレングス。ボブまで伸ばしたら、ぜひパーマをプラスしてムードのあるスタイルを楽しんでみては?
カットベースはあごラインのワンレングスベースのボブ。フォルムのアウトラインはシザー(ハサミ)カットで直線的に、表面の重なる部分はレザー(カミソリ)カットでなめらかなシルエットになるようにデザイン。さらに重め前髪をつくることでジェンダーレスな雰囲気を纏いやすく。そこへゆるやかに動くニュアンスパーマをON。
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