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おしゃれな人に多いのがミディアムのレングス。メンズノンノの特集でも活躍中の実力派美容師たちが提案する最新の27スタイルをまとめてお届け。服に合うY2Kなパーマスタイルからトレンドになりつつあるボブ、ウルフスタイルまで最旬のミディアムヘアをチェック!
おしゃれな人に人気なのが
ミディアムヘア!
モードからカジュアルまで様々なスタイルに対応できるのが「ミディアムヘア」。定番のものから、少し差がつくスタイルまで、実力派の美容師たちが提案してくれた。
最旬!人気メンズミディアムヘア
01.曖昧な長さ、動きが新鮮。
春のボブはルーズに決める
重めミディアムから、顔まわりだけでなく表面全体にレイヤーを入れた最旬ボブにメンズノンノモデルの四坂がヘアチェンジ。さらに部位によって巻き方を変えたランダムパーマをON。あえて動きに不均一なデザインを入れることで、肩の力が抜けたゆるい雰囲気を演出。その人の顔型に合わせて顔まわりのレイヤーの高さを調整することで、似合わせにも効く。
02.やわらかい質感演出が
得意な茶髪に注目!
トレンドのミディアムに変化をつけたい、春服に合わせた軽い質感にしたい、そんなキミにおすすめなのが茶髪。一度14レベルにトーンアップさせた後、10トーンのブラウンをON。なるべく黄みや濁りを感じさせないテクニックで、茶髪をやわらかい印象に仕上げている。カットベースはハイレイヤーのミディアムウルフで再構築。
03.カラー&毛流れコントロールで
ボブの印象UP
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モードなファッションとも相性のいい重めボブ。AWシーズンはこのヘアスタイルが高い人気を誇っていたが、これからの季節に向けて印象を変えたいときにおすすめなのが、グラデーションのヘアカラーと、丸みデザインを加えたシルエット。
04.ニュアンスパーマとトレンドカラーで
モードでアンニュイな雰囲気を
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今サロンでは“レディースっぽい雰囲気”のミディアムを、長めレングスのメンズからリクエストされることが多いという。繊細な毛流れ、柔らかい質感、顔まわりのニュアンスなど、ヘアスタイルのトレンドがボーダーレスになってきているからだろう。そんなトレンドど真ん中のエアリーボブが今回のスタイルだ。
05.あえて動かさない。
ツヤとデザインで魅せるヘア
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バックはライン感のあるボブ。サイドから見ると切り込んだ前上がりのデザインが面白い。フロントデザインはあえてのうざいシースルー前髪で印象的に。見る角度によって、いろいろな表情を見せてくれる遊びのあるスタイル。
06.クセを活かしたやわらかい質感のヘア
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カットベースはシンプルなワンレングスのボブスタイル。そこへ顔まわりとトップの表面のみに薄くレイヤーを ON。全体的に空気感を出しやすくするため、毛量調整やスライドカットなどで毛束の間に“隙間”を演出しているのが、スタイリングで動きを出しやすくするポイント。
07.脱ウルフ、脱外ハネで印象を一新。
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メンズボブの人気がまだまだ止まらない。長めレングスにすると、扱いの簡単さからウルフや外ハネになりがちだが、そこから一歩進みたい時におすすめなのが内巻きパーマ。毛先が内に入りやすくなるよう1カールのクセづけを。表面はランダムな動きが出るようにスパイラルパーマを。2つの質感をMIXすることで動きが単調にならず、こなれた雰囲気を演出できる。
08.ナチュラルな毛流れで色気とさりげなさを
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読者からのリクエストが多いミディアム〜ボブスタイル。メンズのトレンドヘアとして注目のレングスだが、ただ伸ばしただけに見えたり、メリハリがないと野暮ったく見えることも。絶妙な調整が必須な長めレングスこそ、注目したいのがフロントのあしらい。
09.ショートから“伸ばす”人へ。
髪質の難も救うウェットミディアム
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ショートからミディアムへ、メンズヘアのトレンドは移行中。それに伴い、髪を伸ばす男子が増えているが、髪質やクセの状態で、伸びるまでの半端な時期に頻出するのが“まとまりにくい問題”。そして、セットが面倒くさいという日々の事情。そんな男子ならではのリアルな要望に応えてくれるのが、川島さんが提案するセンターパートミディアム。
10.コンパクトなフォルムが今どき印象。
メンズにもミニボブの流れがきた!
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今回、提案するスタイルは、顔まわりのレイヤーと収まりのよい毛先が特徴的な「ミニボブ」。レディースでは定番となっている髪型が、ついにメンズにもトレンドとして波及してきた。
このヘアのポイントは、カットだけで仕上げているシンプルなスタイルながら、垢抜け印象が強いこと。スタイリッシュな雰囲気&小顔効果など、頭身バランスをよく見せて服が似合うようになるだけでなく、ヘアオイルだけでつくる自然な束感が、力の抜けた印象を与えてこなれた雰囲気に。
11.Y2Kのムードに、カルチャーも匂わせる
巧みなスパイラルパーマ
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BACK
今のヘアトレンドといえばパーマ。そしてミディアムヘア。その両方を取り入れた最先端スタイルは、人とどう差をつけるかがポイントだ。そこで今回は、あえて強めで個性を演出するハードパーマを提案。おしゃれ男子の間でムーブメントを起こしている動きは、スパイラルパーマでつくるY2Kぽさのある“タテ落ち感”。その流れを踏襲し、あえて強めのハードウェーブにすることで、おしゃれに振り切った印象を演出しよう。
12.センターからずらした分け目と
こなれパーマで差をつける
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今のトレンドは長めレングス。センターパートショートに飽きたメンズが、こぞって髪を伸ばしている。理想のミディアムになる前に、挫折するポイントが半端レングスの扱いにくさ。そこで提案するのが、ゆるいスパイラルパーマを取り入れたニュアンススタイルだ。フロントをかき上げて仕上げたようなルーズさをパーマで仕込んでいるので、セットが簡単&雰囲気出しにも効果的。
13.マッシュウルフをあか抜けさせる「波巻きパーマ」
SIDE
BACK
ファッション好きの間で定番になりつつあるマッシュウルフヘア。カジュアルからモードまで、幅広いジャンルの服との相性の良さが魅力のひとつでもある。そんなスタイルだからこそ、自分らしいおしゃれを大切にしたい男子にとっては、もうひとつフックが欲しいところ。そこでおすすめなのがパーマを味方につけること。
14.根元の黒髪を「ひし形」に残して
小顔見えもかなうハイトーン
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BACK
90’sストリートカルチャー、Y2Kなど、トレンドのファッションを楽しみたいときに、相性のいいハイトーンカラー。昨今人気のワンレンミディアムなど長めレングスとは特にフィットし、抜け感演出の効果も絶大だ。
15.洗練度を上げる、2種類のMIXパーマ
SIDE
BACK
メンズパーマ人気の勢いが止まらない。幅広いフォルムやシルエットに合わせられる様々な種類のパーマがあるが、中でも特に人気なのはタテ落ちのウェーブスタイル。
16.ミディアムの“抜け感”は、
透け前髪&ニュアンスパーマでつくる
SIDE
BACK
ヘアスタイルの境界線はますますジェンダーレスに。カットやフォルムだけでなく、パーマにもゆるさやニュアンスといった、やわらかい雰囲気をプラスする流れがメンズのトレンドに浮上。このトレンドは、夏の抜け感演出にも最適だ。今回の黒髪×ミディアムは洒落感たっぷりだが、重く見えるのが課題。そこでこのニュアンスパーマに注目だ。
17.メンズミディアムはニュアンスのある
毛流れで差をつける
SIDE
BACK
メンズの長めヘアは、古着やロックなどといったカルチャーのあるスタイルから、クリーンでナチュラルな方向へとシフトしている。そんな今っぽいミディアムを目指して髪を伸ばすなら、気をつけるべきは“ニュアンス”を演出すること。
18.抜け感のあるミディアムヘアは、
ゆるパーマで差をつけられる!
SIDE
BACK
ミディアムが人気を集める昨今、髪を伸ばしているという男子が増えている。ちょっと伸びてきてまとまりにくくなってきた、髪の重さで動きが出にくくなってきた、というタイミングにぜひトライしてほしいのがゆるいニュアンスパーマ。
19.パーマ×ポイントブリーチで表現する
カルチャーのあるミディアムスタイル
SIDE
BACK
感度の高いメンズの間ではミディアムスタイルが定番になってきている。しかもリッジが強めのパーマを合わせて、音楽カルチャーをオマージュしたようなアーティスティックなスタイルが人気。そこに個性、自分らしさをプラスしたいならポイントブリーチをプラスしてみるのはどうだろう。
20.マッシュウルフでくせ毛&多毛カバー、顔立ちすっきり!
SIDE
BACK
ちょっと個性のあるスタイルにしたい、服が似合うヘアにしたいメンズたちから支持の高いマッシュウルフ。実はシャレ感があるだけでなく、お悩みカバーにも効くスタイルであることはあまり知られていない。
21.長めのトリプルバングでとことんモードに
SIDE
BACK
エッジのきいたミディアムは洗練されたモード感で差をつけたい人に。全体はワンレングスのボブベース。耳前からフロントは3段階に長さを変えて前上がりにカットしていき"トリプルバング"を表現。透け感のある前髪でジェンダーレスな雰囲気に。ウエット質感でストレートな髪の面を強調し、とがった印象にするのが正解。
22.応用力が高いクリーンなウルフに注目
SIDE
BACK
クリーンなメンズヘアの定番がウルフにシフト中。レイヤーをたっぷり入れた軽さのあるミディアムウルフは、セットの簡単さ、髪質や顔型カバーなどマルチに応用がきくスタイル。今季らしいスポーツミックスなファッションとも相性がよく、おしゃれと好感度の両方を諦めたくないメンズから支持を集めそうだ。
23.最新ミディアムは顔まわりの動きで魅せる
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BACK
メンズミディアムに必要なのは、ラフさ、軽さ、ちょっとした色気。そのポイントをクリアするために、顔まわりを切り込んで頬にかかるニュアンス毛束をつくっている。全体のフォルムも表面にレイヤーを入れてくびれるシルエットに。長めレングスへ伸ばしかけでもこなれた印象に変換しつつ、髪質や顔型カバーにもきくのが◎。
24.ミディアム×パーマはドライに仕上げる
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BACK
オーダーが続くミディアムパーマスタイル。今季らしくアップデートするには、毛先が動くウエーブ感と、セミドライな質感でクールさと知的さを演出すること。この質感をつくるには、毛先を外巻き、サイドは平巻きでウエーブに、全体はスパイラルでとパーマをMIXしているのがポイント。無造作に動くのでへたりやすい猫毛の髪質カバーにもきく。
25.THE Y2Kな"サラスト"レイヤー
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2000年代にレディースで人気を博したレイヤーウルフ。その雰囲気を取り入れたくびれミディアムで、トレンドヘアの最先端に。フォルムだけでなく、顔まわりにもレイヤーをきかせて抜け感を。手ぐしが通るサラサラ質感にするため、セットはベタつかないクリームがベスト。動きが出しやすくなるので直毛にもおすすめ。
26.アンニュイな雰囲気のミディアムパーマ
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マッシュラインのフロント&丸みのあるグラデボブ、そこへランダムに動くMIXパーマを施したスタイルは男女関係なくトライできるヘア。さらに8〜12トーンのオレンジベージュをグラデ状に入れて、立体感と柔らかさを演出。通常は難しいパーマとカラーの同時施術は、高度なテクを駆使できるこのサロンならでは。
27.70ʼsカルチャーを咀嚼した重めパーマヘア
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70’sのミュージシャンをモチーフに、面で動くパーマと重さのあるフォルム、ドライな質感を組み合わせたスタイルは、実は服が軽めになる夏こそおすすめ。レイヤードはもちろん、Tシャツ1枚でもサマになり、さりげなくカッコよさを演出できる。くせ毛や骨格のカモフラージュも可能で、汎用性の高さも魅力だ。
ミディアムヘアに最適な
スタイリングアイテム3選
①ダヴィネス
モアインサイド チェリー
パーマスタイルのためのヘアミルク!
「まずパッケージが可愛く、プレゼントにもオススメのデザイン。ミルクなので手につけた時の伸びがとてもよく、髪につけた時の質感もとてもナチュラル。なのにバキバキにならず少し固まってくれるパーマ専用のスタイリング剤です。いい香りなのですが、香りが少し強く香水と喧嘩してしまう可能性があるのでそこだけ注意すれば、かなりオススメのスタイリング剤です!」
艶のあるパーマヘアに仕上げてくれるカール用ヘアミルク。湿気にも強く、髪の広がりも抑えてくれる。モアインサイド チェリー 250ml ¥3,410 / ダヴィネス
② OWAY
フラックスポーション
髪の健康とスタイリングを両立!
「僕自身癖毛な為、パーマ風スタイリングはよくするのですが、フラックスポーションはつける量によって、質感をドライかウェットか変えることができるのが推しポイント。もちろんパーマをかけている方のスタイリングにも実際使っているので、ランダムなヘアスタイルを作りたい時におすすめです。」
髪に栄養を与えながら、動きとツヤ感のあるヘアを作ることができるスタイリング剤。髪のみならずハンドクリームやリップクリームとしても使える万能アイテム。OWAY フラックスポーション 240ml ¥4,840/ローランド
③アリミノ
ダンスデザインチューナー モダンシマー
ジェル状オイルでウェット感をキープ
「パーマはオイルスタイリングが個人的に1番おすすめなのですが、その中でも特に使いやすいオイル。固まらないジェル状のオイルで一日中ウェット感がキープでき、他のオイルに比べてセット力があるのでスタイルも保つことができます。お湯でほぼオフできるのでシャンプーも楽です。」
ジェル状オイルは、手のひらで伸ばすと液状のオイルに変化。髪にもなじませやすく、ウェット感をキープすることができる。ダンスデザインチューナー モダンシマー 80g ¥1,980/アリミノ
Photos:Arata Suzuki[go relax E more]、Takahiro Idenoshita Stylist:Izumi Makabe、Yumiko Kiyokawa Composition & Text:Michiyo Matsui
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