▼ WPの本文 ▼
洗練された雰囲気とおしゃれっぽさが叶う「センターパート」。顔周りがスッキリするだけでなく、アレンジを効かせれば大人のこなれ感を演出することも。実力派美容師直伝のトレンドスタイルのほか、周りと差のつくスタイリングを大集結。
最旬!人気メンズセンターパートヘア
01.人気復活のセンターパートスタイルは
アクセントをつけて差をつける!
SIDE
BACK
クリーンさ、トレンド服との相性、扱いやすさなど、総合点の高さでこのスタイルに勝るものは今のところないようだが、人気が集中するヘアだからこそ、差をつけたいならサイド&バックでニュアンスを演出すること。
アンダーセクションはフロントからチラ見えする長さが残る程度に、刈り上げないでコンパクトなフォルムに収める。サイドはフラットなカットラインでクールに。前髪は眉にかかるラインのみマッシュフォルムに仕上げて。3つのポイントがMIXすることでモードな印象をプラスできる。
仕事などONの日はナチュラルめに仕上げてクリーンなショートに。OFFの日はオイルやバームでツヤっぽく仕上げて、雰囲気のあるスタイルを楽しもう。
02.レイヤーを駆使し、全体フォルム&
顔周りの動き、
パーマの質感までコントロール
SIDE
BACK
今回のポイントは額の見せ方。ただ前髪を分けるだけでなく、やや斜め上に角度をつけて立ち上げ、生え際をしっかり見せつつ額を出す幅を広げている。野原さん曰く、額をやや広めに、四角っぽいフォルムで見せることで男っぽさを印象付けるアクセントになるそう。
さらにレイヤーを入れた毛束に合わせ、クリームパーマで柔らかいニュアンスもプラス。一見シンプルながら、今までとは違うセンターパートを堪能できる進化系スタイルだ。
03.伸ばしかけ長めショートは、
センターからずらした分け目と
こなれパーマで差をつける
SIDE
BACK
担当:石谷伸一さん(Door daikanyama)
カットベースは長めの襟足と耳にかかるサイド、目にかかる長さの前髪という長めショートレングス。レイヤーを入れて、パーマのカールを出しやすく調整している。そこへ大きめロッドでゆるいスパイラルパーマをON。毛束をねじったり、細かくかかりすぎない工夫がされているので、クルクルになる心配もなし。フロントは6:4に分け目を設定し、脱コンサバ印象を狙う。
半端レングスだけでなく、くせ毛も扱いやすくなったり、ペタ毛は自然にボリュームアップしやすくなったり、プラスαのメリットもうれしい。
04.センターパートは“サラスト”質感から
スパイラルパーマでこなれた雰囲気に
SIDE
BACK
担当:堀 雄大さん(fifth)
ここ数年トレンドのスパイラルパーマのエッセンスを取り入れ、MIXパーマを駆使して絶妙なゆるい質感に調整するのがポイント。さらにこの動きを実現するためには、カットベースの時点で重めにしておくことが大切だ。
サイドや襟足は刈り上げず長めでやわらかいニュアンスに。レイヤーを入れすぎることで毛束が軽くなり“強い動き”が出てしまうのを防いでいる。パーマとカットで緻密に計算された合わせ技で、今夏は一歩先ゆくセンターパートにチャレンジを。
05.ファッションも、髪質も選ばない。
“絶妙”をMIXした万能スタイル
SIDE
BACK
ショートのベーシックと言えば「マッシュ」or「センターパート」。そのどちらも挑戦してきたメンズからすると、そろそろ飽きてきたというのが本音に違いない。
そこで「ショートをキープしたいが、印象は変えたい」という人におすすめなのがハイブリットスタイル。カットベースはマッシュなので、日々の扱いやすさはお墨付き。前髪を分けやすいよう目の下の長めレングスに設定し、全体にもレイヤーを入れ過ぎないのがポイントだ。
06.パーマビギナーなら“ゆるめ”から。
伸ばしかけセンターパートの鮮度を、
パーマで上げる!
SIDE
BACK
担当:泰斗さん(Cocoon銀座)
毛流れをゆるく“曲げる“だけのパーマは、スタイルチェンジしたい人はもちろん、パーマが初めてでも、失敗経験者にも取り入れやすい。センターパートのくびれのあるレイヤーミディアムをベースに、根元から毛先へゆるい毛流れが生まれるようにパーマをON。
ムースやオイルでセミウェットにセットすれば、おしゃれっぽさの演出もフォルムのコントロールも簡単。万能なくせ毛風ニュアンスがあれば、服を着るのがもっと楽しくなる!
07.涼しげなベリーショートと「コンマヘア」風前髪で、
スッキリ爽やかな印象をアップデート
SIDE
BACK
担当:金澤侑さん(GARDEN ginza)
サイドやバックは刈り上げないギリギリの短さに設定し涼しげに。そこに“逆V字フォルム“の前髪を合わせている。真ん中からサイドへ徐々に長くなっていくシルエットなので、フロントの分け目や立ち上げ&サイド流しが自然に作りやすく、セルフスタイリングも簡単。韓国風の「コンマヘア」っぽい雰囲気もありつつ、ベリショと組み合わせていることでナチュラルな印象も演出できる。イメチェンとモテスタイル、両方を叶える夏の推しスタイルのひとつだ。
08.おしゃれな“ハンパ感”を演出するには、
ゆるパーマの力に頼るべし!
SIDE
BACK
担当:SERATAさん(HEAVENS Omotesando)
ミディアムレングスやセンターパートの定番化で、衿足長めのセンターパートがじわじわと人気上昇中。髪を伸ばす途中でもチャレンジしやすいフォルムだが、素髪のままだと無頓着な“伸ばしっぱなし”の印象にも見えがち。そこであえての“ハンパ感”を演出するために、クセ毛風の毛流れをつくるゆるいパーマをプラスする。
カットベースは重めのミディアムウルフに。やわらかい動きが出るように、毛量調整やレイヤー等で軽さを出して。そこへ毛先にニュアンスを出すパーマをON。仕上げは毛先中心にバームやオイルでツヤと束感を足すスタイリングを施せば、伸ばしかけ風のおしゃれな無造作ヘアに進化。
09.直毛も、硬い髪もやわらかくみせる
ニュアンス出しに効く「ねじりパーマ」
SIDE
BACK
担当:小林裕司さん(♢at’LAV♢by Belle)
センターパートは“面”を生かすスタイルなので直毛でもトライしやすいが、そろそろ違うニュアンスにしたい、もっと髪をやわらかく見せたい、そんな願望をかなえてくれるのが、ねじりテクを入れた変化球のパーマヘア。
ロッドを巻くときに根元をあえてねじってカールに“ズレ”をつくり、無造作な動きを演出するプロの技が光る! 動きの出にくい髪や、パーマをかけるとリッジが出すぎる硬めの髪質に、ソフトな毛流れをつくることができるのが特徴。耳回りから衿足を10㎜で刈り上げ、重さを残した全体フォルムとのコントラストをつけ、やわらかい中にもエッジを効かせて。
10.おしゃれ感があるのに、髪質悩みもカモフラできる!
生え際からかける強めパーマがポイントに
SIDE
BACK
今回の提案は、やわらかいクセ毛のような強めのくるくるカール×ショート。センターパートのヘアスタイルに合わせることで、エッジーになりすぎないのに服映えする絶妙バランスに。リッジの効いたパーマをかけるとレングスが上がるため、センターパートをキープできるよう全体的に長さを残した重めショートに設定。そこへ頭の部位によって、動きの違うパーマを仕込んでいる。ポイントは生え際から強めにかけること。根元からの動きがあることで、欧米人のくせ毛風な毛流れをつくることができるのだ。こなれたスタイルに見えるだけでなく、硬い髪をやわらかく見せたり、髪にボリューム感をプラスできたり、髪質カバーの側面もあるのが嬉しい。
11.重め&襟足残しのY2K風ショートを、
自然な動きで今どきスタイルに昇華
SIDE
BACK
サイドは耳にかかるくらいの重さを残し、襟足は長めに設定したマッシュウルフの“ちょいダサ”なフォルムで「脱・王道ショート」を狙う。そして重さはあるけれど、後頭部のウエイトをやや高めに設定することで今っぽさを表現し、ファッションとの親和性を高めている。
セットする際は表面のみワックスで動かし、ナチュラルな毛束感を演出して爽やかさをキープするのを忘れずに。ノンパーマ、ノンカラーでも鮮度をアップデートできるお手本ヘアだ。
12.センターパートと相性のいい、
ウェットな質感×動きに注目!
SIDE
BACK
担当:Ryutaroさん(OOO YY)
その佇まいだけで雰囲気を醸し出せるセンターパートだが、定番がゆえに、この春こそ変化をつけたい、髪型を更新したいという要望も。そこでRyutaroさんが提案するのが「レイヤーをプラスする」こと。トップにはやや短めにレイヤーを入れ、サイドは刈り上げずにすっきりとした長さに。そしてバーム等でセミウェットな質感と動きを足しながらセンターパートにスタイリング。これまでのセンターパートといえば面とツヤのあるシルエットできれいめなイメージだったが、このアップデートで一気に抜け感とタフな印象がプラスされた。メンズライクなジャケットコーデの崩しにも効く!
13.毛流れは“前から後ろへ”。
ボリュームゾーンがこの秋変わった
SIDE
BACK
担当:石破虎太朗さん(kilico.)
デイリーなカジュアル服からフーディーやアノラックなどアウトドア風、さらには社会人のスーツまで、似合う服を選ばないセンターパート。この人気ヘアはこれまでフロントが長め&重めなモード色が強かったが、この秋以降は後ろ方向に毛流れをつくるかき上げスタイルで、精悍な印象にトレンドが移行中。カットで表面にレイヤーを入れ、前髪の立ち上げ、後ろへの毛流れをつくりやすくしておくのがポイント。また耳回りと衿足は刈り上げず、耳かけスタイリングなどができるニュアンスを残しておくと、スポーティになりすぎず、ファッションヘアな印象に。清潔感はキープしつつも差をつけたい、秋の印象チェンジにおすすめだ。
14.動きが必須なロング〜ミディアムヘアこそ、
クセを活かしてやわらかい質感に
SIDE
BACK
カットベースはシンプルなワンレングスのボブスタイル。そこへ顔まわりとトップの表面のみに薄くレイヤーを ON。全体的に空気感を出しやすくするため、毛量調整やスライドカットなどで毛束の間に“隙間”を演出しているのが、スタイリングで動きを出しやすくするポイント。
それでいて、毛先には厚みを残したフォルムに設定するのが、ファッションっぽさのある洒落た印象になるテクニック。セットはシーミストでドライ&エアリーに。その人の髪質に合わせたカットを施すことで、クセを活かしながら、理想のやわらかい動きを堪能できるように。
15.ナチュラルな毛流れで色気とさりげなさを。
メンズスタイルも前髪に注目する時代へ
SIDE
BACK
今回、本木さんが提案してくれたのは、風が吹いたかのように軽やかに流れるニュアンス前髪を合わせたスタイル。目の下の長さで幅狭め&薄めにつくっているので、顔にかかるようにスタイリングすれば色っぽく、アンニュイな雰囲気づくりに効果的。
またサイドに流せば、前髪なしのスタイルにもアレンジしやすいので、ファッションに合わせて印象を変えられるのもポイントだ。全体のカットベースはワンレングスのボブ。やや前上がりにカットして、長め前髪が独立しすぎないように調整している。
16.シンプルなスタイルこそが、伸ばしかけ時期を救う。手をかけすぎないおしゃれなミディアムショート
SIDE
BACK
伸ばしている途中のスタイルなので、カットベースは全体の長さを残しつつ表面にだけほんのりレイヤーを施す程度に。サイドはラインを残すフォルムに設定し、モードな印象をプラス。たったこれだけの仕込みで、NOドライヤーでセット可能なミディアムに。
ポイントは髪が濡れた状態のまま、1:1にMIXしたオイルとヘアクリームをまんべんなくなじませること。そのまま自然乾燥すれば、ウェット質感で絶妙な動きのあるタイトなスタイルに。
伸ばしかけだけでなく、くせ毛で広がりやすい髪質もカバーできるという機能性がありながら、秋服映えするというシャレ感の両立も。
17.あか抜け印象のセンターパートで
さりげなく「お悩み解決」する方法
SIDE
BACK
まず首の長さ、エラ張り骨格などをカモフラするには、やや長めに残した襟足がポイント。そして耳にかかる半端な長さを残したサイドは重心を下げ、面長印象を排除し小顔な見え方へとコントロール。サイドの髪は気分によって耳掛けスタイリングをしてしまえば、スッキリ印象のキレイめスタイルにアレンジ可能だ。
さらにシースルーバングにしやすくカットした前髪は、オールバック風にかき上げるようにスタイリングし、はらりと落ちる毛束を演出。この毛束があることで、おでこの広さや狭さをカバー。実はシースルーバングは秋に注目のメンズヘアトレンド。お悩みカバーとトレンドの先取りを約束する。
18.伸ばしっぱなしはNG!
長めヘアこそニュアンスをつくるべし
SIDE
BACK
カットベースはワンレングスのボブで重さを残しておく。そしてニュアンス演出のためのポイント①は、トップ表面にレイヤーを入れて、動きを出せる質感をつくること。ポイント②は顔まわりにかかる毛束をつくって、やわらかくジェンダーレスな雰囲気にすること。ポイント③はウェット質感ではなく、ヘアバターを使用してナチュラルなツヤのある毛束感を目指すこと。
この3つを網羅することで、ミディアムがぐっと今っぽく、垢抜けた印象に。
19.抜け感のポイントは顔まわりのゆるい動き
パーマでつくる春ミディアム最新版
SIDE
BACK
カットベースはセンターパートにしやすく整えた前上がりのショートボブベース。そこに全体はゆるく毛流れができるくらいのニュアンスパーマをON。顔まわりは動きとハネ感を生むために、リバースの毛流れが出るように微調整。
この顔周りの崩れたりほつれたような毛束が、抜け感ヘアとなるポイント。さらにスタイリングはウェットで仕上げず、ヘアバターなど柔らかい質感のアイテムでツヤと毛流れを整える程度の最小限に。とことん抜け感にこだわった最旬スタイル。
20.髪がやわらかい&動きにくいなら
パーマを味方につけて、再現性を高めよう
SIDE
BACK
担当:千葉謙太さん(kilico.)
そこでミディアムにおすすめなのがフォワードにかけたナチュラルパーマ。ゆるめの毛流れ&立ち上がりをFIXすることで、今っぽいやわらかい毛流れを再現しやすく、決めすぎないリラックスした雰囲気を楽しみやすくなる。
前髪はあえて短めに設定しセンターパートに。かき上げるようにセットすれば、ハラりと落ちる毛流れが生まれ、コンサバにならない一味違う印象に。髪質カバーもおしゃれっぽさも、スタイリングの簡単さも、全てを網羅できるナチュラルミディアムの最新系だ。
21.人気上昇中のミディアム×センターパート。
日々のスタイリングを簡単にする秘訣は?
SIDE
BACK
担当:茂野遊歩さん(CASI)
カットベースはミディアムショート。中間の毛束を間引くようにカットし、ボリューム調整と束感演出をサポート。そして襟足にボリュームを抑えるパーマをON。ワックス等でナチュラルにスタイリングするだけでフォルムが決まり、朝の時短、ラフさ、ナチュラルなこなれ感を得ることが可能だ。
22.「エアウェーブ」を使った
再現性の高いミディアムスタイル
SIDE
BACK
担当:MATSUさん(PearL)
雰囲気を演出できると人気が高いメンズのミディアムスタイル。いざ髪を伸ばしてみると、セットが難しいと感じている人もいるのでは?そんな時に取り入れてみたいのが「エアウェーブ」という風でかけるパーマ。カールの動きがFIXされるので、トリートメント系のオイルやムースを塗布するだけでセットが完了するという、忙しい男子に嬉しいスタイルだ。カットベースはレイヤーの入ったミディアムウルフ。そこへランダムに毛先や毛束が動くミックスパーマをかけることでやわらかさがプラスされる。スタイリング剤でウェットに仕上げれば色っぽく。セミウェットなツヤを足せばナチュラルに。質感の差で印象コントロールも可能だ。
23.印象の強さと遊びも出せる、
軟毛向けセンターパート
SIDE
BACK
担当:シラトリユウキさん(UMiTOS)
髪表面に“ツヤと面”をつくることが多いセンターパート。カットベースに重さが必要な分、やわらかく細いネコ毛だと、タイトになりすぎるのがこのスタイルの弱点。そこでカットとパーマを隠しワザ的に仕込むのがおすすめだ。全体は前下がりのマッシュショート。表面からは見えない内側部分に、クッションとなるすき間をつくるように毛量調整のカットをON。また表面には薄くレイヤーを入れて軽い空気感を仕込んでおく。極ゆるパーマで根元を立ち上げ、毛先はやわらかく流せるように。センターパートをあきらめていた髪質の人もぜひトライしてほしい。
24.長めのフロント&計算されたメリハリ。
こなれ感と小顔が叶う、ひし形ミディアム
SIDE
BACK
担当:宮澤卓也さん(S.HAIR SALON)
ベーシックなニットを雰囲気があるように着こなせる、前髪が長めのアンニュイなミディアムスタイル。グラデーションカットでひし形フォルムに調整しているので、長めレングスでも重くならず、抜け感を出したり、小顔に見せられる黄金バランスに。つくり込みすぎず、ソフトワックスやドライ質感のバームで毛流れを生かしナチュラルにスタイリングするのがおすすめ。計算されたカットデザインなので、セルフでの再現性の高さも魅力だ。
25.顔を長く見せないコツは、
パーマでつくるゆるい毛流れ!
SIDE
BACK
担当:SERATAさん(HEAVENS Omotesando)
清潔感とカッコよさが同時に手に入り、似合う服を選ばない応用力の高さなどで、メンズノンノ世代から高い支持を集めるセンターパート。ただ面長の場合は、タテ長を強調しがちなのがデメリット。そこで取り入れたいのがゆるいパーマスタイル。前下がりにカットされた長め前髪のショートがベース。そこへランダムなスパイラル状のパーマで、前髪を含め全体にS字にカーブするゆるい毛流れをプラス。すると前髪は内側にくびれ、タテ長感を払拭。サイドは少しボリュームが出て横幅を強調。2つの効果でタテ印象をカモフラし、顔型を気にせずセンターパートを堪能できる。サイドからバックはメリハリ感とボリューム調整のため、グラデーション状に刈り上げておくとGOOD。
▲ WPの本文 ▲