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東京の男子たちを相手に日々奮闘するトップサロンの精鋭たちが、本気で提案するこの夏のヘア。MEN’S NON-NO6月号のヘアカタログ特集より、ここでは「ショート」の12スタイルに注目。WEBではサイド、バックのディテールカットも含めて紹介する。
SHORT HAIR
RUNO_1
マッシュウルフとピンクブラウンでUK風に
人気のマッシュウルフはもみ上げと衿足を長めに残して最新のアップデートを。そこにブリーチなしでも柔らかく発色する13トーンのピンクブラウンをオン。トレンドの暖色カラーとウルフの融合で、ロックやトラッドがMIXされたUKの雰囲気をまといしゃれ感がぐっと上昇。ひと味違うショートを堪能したい服好きに◎。(担当/中島和弥さん モデル/塚原御風さん)
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RUNO_2
アシメとニュアンス。センターパート進化系
王道&クリーンなイメージのあるセンターパートショートは、はらりとしたニュアンス前髪で色気を演出し、いい意味で裏切りを。ラインをあえて残すように切りそろえたフロント、センターからずらした分け目でアシンメトリーに設定し、バランスをくずすことでファッション性が高まる。直毛や硬毛を生かせるのもメリット。(担当/中島和弥さん モデル/高橋 謙さん)
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stylist
中島和弥
【ルノ】
ストリートカルチャーの最先端をいく、今もっとも勢いのある人気サロンのひとつ。トレンドやおしゃれに敏感なメンズがこぞって通い、ショートからロング、カラーまで、いろんなカルチャーをもとに提案してくれる。
☎03(6434)0864
https://linktr.ee/runo_hair
ANDREY
夏のショートは脱・きっちりスタイルに
髪型に縛りがあり冒険できない人におすすめなのが、ポイントに違和感を残したショートヘア。フロントは平行にカット、耳まわりや衿足を残し遊べる毛束をつくっている。保湿力のあるセット剤でラフに毛束を動かしたり、パートをずらしてセットすると、決まりすぎず爽やかすぎず、ニュアンスのあるくずした印象に。(担当/NOBUKIYOさん モデル/Hibiki Tomiyamaさん)
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NOBUKIYO
誌面でもおなじみの人気者、NOBUKIYOさん。
【アンドレイ】
メンズノンノのヘア企画になくてはならない、トレンドを
☎03(6432)9924
https://www.hairandrey.com/
OOO YY_1
次のトレンドは「顔まわりレイヤー」
レディースに多かった顔まわりレイヤーが、メンズヘアでも人気の兆し。ラウンドする前髪と、独立したサイドを組み合わせて顔まわりにポイントを置き、ユニセックスな雰囲気に仕上げている。つくり込みすぎずラフにスタイリングすれば、サテンやレースなど質感のあるトレンド服を合わせてもバランスをとりやすい。(担当/Ryutaroさん モデル/ミライさん)
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OOO YY_2
人気のウルフはストリート感も演出できる
ウルフはくせ毛を扱いやすくすることが可能。表面はレイヤーを入れ、やや前下がりにして、衿足など下段の髪は長さを残す。パートごとにカットを計算することで、どんな髪質でも挑戦できるように。さらに毛流れをサポートするパーマをプラスしサイドを流しセット。くせ毛を生かしたフォルムはストリートな服と相性がいい。(担当/Ryutaroさん モデル/JayーDさん)
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stylist
Ryutaro
メンズノンノ読者からの支持が高いRyutaroさん。Ryutaroさんは「Space」という店舗にてサロンワーク中(予約はOOO YYでOK)。
OOO YY_3
スモーキーブラウンでショートに変化を
ザクザクとした動きが特徴の軽めショートは、90’sのスケーターカルチャーをオマージュ。そこに黒髪でも茶髪でもなく、透明感のある寒色のスモーキーブラウンでカラーしているのが今のムードを感じる。マットワックスでドライに仕上げてショートが持つ正統派な印象を薄め、ラフさと清潔感という相反する質感を両立。(担当/Tatsuyaさん モデル/堤 恒陽さん)
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Tatsuya
幅広い世代のメンズヘアを手がける人気スタイリストのTatsuyaさん。
【オーオ シカシカ】
おしゃれカルチャーの発信基地的サロン。
☎03(3780)8331
https://www.ooo-yy.com/
OLTA
新・K-スタイルは、ニュアンス前髪が特徴
一歩先の韓国風ヘアははらりとした色気のあるフロントに。前髪は長め&ラインを残し、サイドやバックは短めのグラデカットで重さを残しつつ引き締める。このコントラストがモードな雰囲気にしてくれる。センターパートはバームやオイルよりクリームで柔らかくセット。前髪を固めず、落ちてくる毛束をニュアンスに利用。(担当/後藤 泰さん モデル/忽那浩喜さん)
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stylist
後藤 泰
メンズノンノ誌面などでヘアアーティストとしても活躍する代表の後藤さん。
【オルタ】
メンズノンノモデルも多く通う、今のメンズヘアカルチャーの中心にいるサロンのひとつ。雰囲気のあるスタイルが人気。
☎03(5413)6757
https://www.oltahair.com/
KATE Mirror
曖昧さを計算した、無造作ショート
決めすぎた髪型は今っぽくない。寝ぐせのようで、実はセットされている曖昧さを演出するためカットにこだわりが。耳まわりから衿足は短めのグラデカットでタイトに。表面はウエイトを残したマッシュベースとレイヤーを組み合わせている。表面は動きを出しやすく、ネープはスッキリ。このマニアックな兼ね合いがカギ。(担当/本木航太郎さん モデル/千坂影親さん)
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本木航太郎
抜け感ヘアが得意な人気若手スタイリストの本木さんは指名殺到中。
【ケイト ミラー】
今、注目のメンズスタイリストが集まるサロン。
☎03(6804)5204
https://kate-hair.jp/
RESSUAL
マッシュショートはMIXパーマで印象変え
メンズショートの脱マンネリにきくパーマは、MIXした質感に進化。縦に落ちるスパイラル巻きと、ハネ感をつくる逆巻きを混ぜ、ゆるいハーフカールに設定。無造作な質感と中性的な雰囲気を感じさせ、いつものクリーンな印象を回避できる。マッシュベースなのですぐに取り入れやすい、即効性のあるイメチェンスタイル。(担当/佐藤友哉さん モデル/宮川竜之介さん)
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佐藤友哉
代表の佐藤さんは青山の人気サロンで
【レジュアル】
昨年、2店舗目となる「RESSUAL recta」もオープン。
☎03(6447)2502
https://ressual.com/
ON
パーマでつくるレトロなショートヘア
70’sのレトロな雰囲気を醸し出すのは、前髪を中心にかけたくせ毛のような雰囲気のニュアンスパーマ。フロントはカールがつくように、サイドはピンパーマで毛流れのくせづけを。攻めすぎない絶妙な動きが特徴。毛流れを出すためのレイヤーショートと透明感のあるアッシュブラウンの髪色も、クラシカルな雰囲気を後押し。(担当/松原卓郎さん モデル/マリユスさん)
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松原卓郎
メンズもレディースもどちらもニュアンスのあるスタイル提案に定評がある松原卓郎さん。
【オン】
おしゃれメンズが注目する古着屋など、気になるカルチャーが集まる下北沢の話題のヘアサロン。
☎03(6450)9505
@_on_hair
good thing
ショートをこなれさせる"半端"レングス
爽やかさ×こなれた印象にするため、重さを残した"伸びかけ感"をカットでつくり込んだショート。耳にかかるサイドと長さのある衿足で半端丈なレングスにしつつ、横から見た前上がりフォルム、前からのひし形フォルムなど骨格はしっかりと調整。デザインにこだわっているからこそ、曖昧な長さでもクリーンさを醸し出せる。(担当/畠山 怜さん モデル/作田 滉さん)
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畠山 怜
畠山さんは自身もインフルエンサー的な存在。
【グッドシング】
美容室、セレクト雑貨店などを融合した話題のSHOP「goodthing」。
☎03(6384)5451
@goodthing.tokyo
undercurrent
エッジィさとクリーンさ、違和感を楽しむ
耳まわりのみ刈り上げ、後頭部は重さを残したアンバランスなシルエット。表面にはかき上げたような立ち上がる毛流れをつくるなど、細部にこだわりが詰まっている。ベーシックなスタイルでは物足りないメンズ向けの攻めたショートは、自身でスタイリングをする際はドライな質感で、涼しげな印象に仕上げを。(担当/takamineさん モデル/山田泰義さん)
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takamine
アーティストが多く所属するヘアサロンで、takamineさんはモードヘアを提案。
【アンダーカレント】
2023年1月にオープンしたばかり。
予約はDMから
@undercurrent_salon
Photos:Arata Suzuki[go relax E more] Hair & Make-up:NOBUKIYO Stylist:Izumi Makabe Model:Jin Suzuki[MEN’S NON-NO model] Composition & Text:Michiyo Matsui
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