▼ WPの本文 ▼
OUR’s3人のこれまでのヘア遍歴、おのおののこだわりと、気になるこれからについて。全員のヘアカットを長年手がけているNOBUKIYO氏を迎えて、クロストークで聞いてみた!
※N=NOBUKIYO / M=モーガン / R=ローズ / F=深水
M 僕らは本当にそのときの気分を大切にヘアを変えているんだけど、3人でOUR’sの活動もしているから、あまりかぶらないようにはしたくて。
R でもそこを話し合ったりして意図的にやるのは違う。それぞれが挑戦したいことをしてる自由さが大事だから。
F そうなると、一応3人のヘア状況みたいなのを把握している人が必要で、それがNOBUKIYOさん(笑)。みんなが好き勝手オーダーする中で「でも、この間ローズも短くしてたよ」とかって、なんとなくばらけさせてくれる。
N 本当大変なんだから(笑)。みんな突然気分が変わるし、特にモーガンなんて、やりたいと思った瞬間にすぐやらないと気が済まないし(笑)。
M いつもすみません(笑)。でも、そのへんをいつもくんでもらって助かってます。僕らに共通しているのは、これがトレンドだからやりたいとか、こういうヘアをしたらウケそうだからやりたい、ということは考えていなくて、こんな人物像や雰囲気になりたい、こんな服が似合うようになりたいっていう、全部自分の好きなものが根拠みたいになっている点。
R 自分が何を好きなのかを知るって、ヘアにもファッションにも、自分らしさを出すうえで避けては通れないよね。
M そう、全部内側から出てくるものだと思います。
N でも、最初からみんなそれがわかっていたわけじゃないよね。
F 僕は熊本から上京したての頃、渋谷のセンター街で居酒屋のアルバイトをしていたときにNOBUKIYOさんに声をかけられたんですが、素材は悪くないのにクソダサいから何とかしなよって言われたのが最初。態度も悪かったそうなんですけど、メンズノンノでリクルートのヘアカタ(下)を担当できるまでに(笑)。
R 僕も事務所に入る前、モデハン中のNOBUKIYOさんに見つけてもらいました。当時はかわいそうなくらいヘアがひどかったと今でも言われる(笑)。モーガンも同じようなものだよね。
M そうそう、19歳のときかな。メンズノンノの企画で初めて会ったんですけど、そこで目が合って「ちょっとこの後いい?」ってサロンに連行されました。お金もないし美容室の知識もないし、ありがたかったですけどね。
N でもそこからいろんな人やファッションに出会って、たくさん撮影に呼ばれるうちに、どんどん洗練されていった。それはみんなの努力だと思うよ。
M 少しずつ自信がついていったのもありますね。顔や名前を覚えてもらうために、ヘアを固定する選択肢もあると思うけど、僕の場合はとにかくいい意味でみんなを裏切っていきたくて。
F そして3人とも、単純に飽きっぽい(笑)。やっぱり服が好きだから、髪が変わらないままだと似合うものが限られるんだよね。いなたいファッションにハマったときはパーマのセミロングにしたり(下左)、モードな気分のときはブルーブラックに染めたり(下右)、ファッションとひと続きで考えてる。
R その中でもハイトーンのボウズにしたのは(下)自分にとって大ニュースだった。
R それまでもワンレンとかパーマとかいろんなヘアにはしていたけど(下左・右)、レングスがここまで短くなることはなかったし、トーンもブラウン系がメインだったから。
F 本当にカッコよかった。パリで撮ったYouTubeについたコメントも、7割ローズの髪についてだった(笑)。
M 僕も一度ガツンとボウズにした新鮮な体験(下左)がターニングポイントだと思う。ヘアで自分の印象が変わるっていうのがよくわかった。それからさらに躊躇がなくなって、突然真っ青にしたのも(下右)、パンチあったでしょ?
N そしてその後がピンク(C)だとは誰も思わない(笑)。でもそういう意外性や、新しいことやってくれそうっていう期待こそが、OUR’sの魅力。
M だから、次はこれをやります、っていう予告はナシ。その時々の僕たちの気分を、これからも楽しみに見守っていてください!
Photos:Ittetsu Matsuoka Hair & Make-up:NOBUKIYO Stylist:Taichi Sumura Models:OUR’s
▲ WPの本文 ▲