▼ WPの本文 ▼
今、メンズノンノ世代がリスペクトしてやまない3人組、OUR’s!
トレンドに乗るのではない、彼ら自身の感性によって生まれるスタイルはいつだって新しくて、カッコよくて、ワクワクさせてくれる。なかでもヘアは、いま東京男子の一番のお手本に。サロンによっては、1か月に100人以上「OUR’sのヘアに」というオーダーが入るというほど、人気が過熱する彼らのヘアを大解剖する。
サロンオーダーNo.1!
そのスタイルすべてが憧れ
Basic Rose
思い切ったヘアチェンジで自信がついた
僕のモデルとしての一番初めの仕事は、実は19歳のときに出たメンズノンノのヘアカタログ。それから数年、しばらくセミロングをベースに大きく変えることはあまりなかったけれど、今年の1月にディオールのショーに招待されてパリに行くことをきっかけに、ちょっと勝負したくなり思い切ってボウズに。YouTubeやインスタを見た人たちからの反応はもちろん、何年もずっとそばで僕を見ていた光太やモーガンにも大好評でうれしかった。4回目のパリでしたが、これまでで一番テンションが高かったし、本当に自信を持って臨めたと思います。ヘアってそのくらい重要なんですよね。今は少し伸びて、ベリショになりました。そのまま生やしている根もとの黒が奥行きをつくってくれて、立体的なヘアに見えるのが気に入っています。
Arrange Rose
この髪にしてから、バッドボーイな
着こなしに惹 かれる
ボウズやベリショこそ、頭の形や生え癖にこだわるべき。僕はハチがあって額も狭く、根もとに生え癖もあるので、全部丸刈りにしちゃうとスポーティになりすぎるし、ウネってる毛流れが見えるだけになる。だから前髪は癖で毛が倒れる分の長さを残して、それを流したりしてニュアンスを出しています。今はこの7:3くらいに分けて立ち上げたヘアがお気に入り。ちょっと悪い感じの服も似合うようになりました。
Side
Back
Items
僕のボウズのモチーフは、しいて言えば『スタンド・バイ・ミー』のリヴァー・フェニックス。僕は彼と生え癖が似てて、セイムレイヤーで短くしてもピシッとそろわずニュアンスが出るので再現しやすくて。グロッシーに仕上がるギャツビー ザ デザイナーのグロスハードワックス(2)と自然なニュアンスをつくるダヴィネスのオーセンティック バター(3)をミックスして髪全体にのばしたら、サイドを7:3に分けて前髪を立ち上げ。最後にイリヤのスパイキー スタイリングスプレー(1)でほどよく固めてツンツン感を楽しみます。
Photos:Ittetsu Matsuoka Hair & Make-up:NOBUKIYO Stylist:Taichi Sumura Models:OUR’s
▲ WPの本文 ▲