▼ WPの本文 ▼
頭皮を清潔に保つことが一番重要。汗や皮脂などさまざまな分泌物を外に出す場所だから、常にきれいにしておきたい。ただし、「シャンプーのしすぎで必要以上に皮脂を落とすのはNG。基本的に夜1回のシャンプーで十分です」(水島先生)。髪のキューティクルを整えるためのコンディショナーのつけ方、頭皮をいたわるドライ方法を実践してみよう。
洗髪もドライも
"頭皮に優しく"を心がける

1

まずはぬるま湯で予洗い
最初はぬるま湯でほこりや汚れを洗い流す。ワックスをつけている場合は、水だけでは落ちきらないこともあるので、毛先だけに少量のシャンプーをつけて、さっと洗う。

2

シャンプーの量は500円玉大くらい
ミディアムヘアなら500円玉大くらいの量のシャンプー液を手に取って少量の湯と混ぜて軽く泡立てる。それを髪の表面につけて、泡を含ませるように洗っていく。

3

側頭部から泡立てるようにもみ洗い
指の腹を使い、側頭部から頭頂部にかけて頭皮をもむように洗う。このときに爪を立てて洗うと地肌を傷つけてしまうので、指の腹で優しく洗うことがポイント。

4

耳の後ろまでしっかり洗い流す
38~40℃のぬるめのお湯でしっかり洗い流す。熱すぎても冷たすぎてもよくない。すすぎ残しは頭皮トラブルのもとなので、シャンプーが残りやすい耳の裏も抜かりなく。

5

コンディショナーは根もとにつけない
コンディショナーは一般的に髪の傷んだ部分を補修するもの。適量を頭皮につかないよう髪全体に行き渡らせ、毛先に十分もみ込む。その後に、しっかり洗い流す。

6

髪が長めなら、タオルドライ
ゴシゴシと力任せに拭くと頭皮を傷つけてしまったり、摩擦で髪がパサパサになってしまうので、優しく水分を拭き取ろう。髪の毛先はタオルに挟んでポンポンと。

7

ぬるめの強風で一気に乾かす
風量や温度が調整できるドライヤーなら、ぬるめの温度の強風で乾かして。頭皮とドライヤーの距離が近いのもNG。髪全体に風が当たるようにやや距離を離して使おう。

8

風の通り道をつくると乾きやすい
ドライヤーを持っていない側の手を使って、内側から髪の毛を持ち上げ、ドライヤーの風の通り道をつくると乾きやすい。同時に、ふわっとしたボリューム感も生まれる。
Photos:Shinsaku Yasujima Hair:Masaki Takada Stylist:Masashi Sho Model:Shota Inoue[MEN’S NON-NO model] Illustrations:Tsuguya Ishii Text:Masato Nachi
▲ WPの本文 ▲