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Z世代のアイコンとして幅広く活躍するよしあきさんのビューティ連載。いよいよ年の瀬ということで、今回と次回はよしあき的・2024年のベストコスメ特集としてお届けします!
まず今回は、「2024年のベストフレグランス」。この香り知られたくない…!という香水とは?
よしあき的 今年流行った香りは?
エディター 川上 年末といえばベストコスメ。今回は、よしあきさんが今年使ってよかった香水を教えてほしいです。香りについて、今年のトレンド的なものは自分の中にありましたか?
よしあき ベスコス! 待ってました! 沢山あって選びきれなかったので、「定番アイテム編」と「今年発売されたもの編」で紹介させてください(笑)。自分の中の香りのトレンドとしては「お茶系」。爽やかかつ落ち着きのある香りが自分の中で今年は大ヒットしました。
エディター 川上 NOSE SHOPさんに行ったときもお茶系の香りでおすすめを聞いてましたもんね!
よしあき そうなんです。高級ホテルとかでもよく香っていることが多い系統なんですよ。どことなく品のある香りが、自分の魅力もグッとアップしてくれている気が。もちろんファッションやTPOに合わせて香りは変えますが、その中でもお茶系の香りをまとう頻度が高かったかなと思います!
NOSE SHOPでマイ・ベスト香水を
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よしあき的 香水の選び方は
「楽しい思い出ができた日に買う」
エディター 川上 沢山の香水をお持ちかと思うのですが、よしあきさん的な香水の選び方とかありますか?
よしあき あります! 僕は楽しい思い出があった日に香水を買うようにしています。例えば旅行ですごく楽しい気分の時とか、今日すごく良いことがあったなって日とか。香りで記憶を紐づけているタイプなので、ちょっと気分が下がってしまっていても、香りで楽しかった記憶をふと思い出して、すごく元気になることがあります!
エディター 川上 楽しかった思い出がある日に、香水を買うの、すごく良い! 買った香水一本一本にストーリーができますし、愛着もわいて長く愛用できそうですね。
よしあき そうやって買った香水がたくさんあるということは、楽しい思い出がいっぱいってことですよね(笑)。その中からベストを選ぶのはすごく難しいですが、今年特にビビッときたアイテムたちを紹介しますね!
2024年
よしあき的BEST香水3選!
[定番アイテム編]
よしあきが今年愛用してきた香りの中から、特に「この香り、良かった!」というものを、3つ選んでもらった。
1.Thoo
ザタイム 現在
香った瞬間に魅了された一本
世界でも希少と言われる最高級ウードのみを探し求めるウードハンターと、香料会社の社長の友情から生まれたブランド。彼らがウードを探すために訪れた各地で出会った大自然の秘宝を、クリエーションで表現している。
「ザタイム 現在」はまさにいま。「生きているという実感を体の奥深くから一番感じる瞬間」を香りで表現している。ベルガモットの爽やかな柑橘系の香りの中から感じるブラックティーの上品さ。時間が立つと少しグルマン系の甘さやウッディな深みを感じられるが、癖がなく、やわらかく広がる香りに包まれる。
よしあきが試してみた!
「さっぱりとした印象で石鹸のようにふんわり香るので、TPOを選ばず、さり気なくつけられるのが推しポイントです。午前中に予定がある日や、ご飯に行くときとか、あまり重い香りはつけられないというときにかなり重宝しています。見た目も、これだけでオブジェとしても成り立つぐらい可愛いですよね。目でも鼻でも楽しめるフレグランスです」
2.フェンディ
Sempre Mio
高級感ある香りに包まれたいなら
まるで肌になじむかのように香ってくれるフレグランス。デルフィナ・デレトレズ・フェンディが幼少期を過ごした、思い入れある場所をイメージして作られた香水。
ベルガモットの華やかさに、シダーウッドのミステリアスな雰囲気、そしてオレンジブロッサムの生き生きとした様子が上手くバランスをとって、「自分のルーツへの愛情」というピュアな感情を上手く表現している。ただの柑橘系の爽やかさではない、シダーによる深みが暖かさに変わり、心地よい高級感をまとうことができる。
よしあきが試してみた!
「ラグジュアリーなホテルのロビーを思い起こさせる香り。甘い香りは普段あまり使わないのですが、この甘さは品のよさをまとっていて、しつこさがまったく無いです。少し感じるお香のような崇高な香りが、甘さや爽やかさだけではない高級感を演出。柑橘とウッディが上手く調和した香りのハーモニーが、ほかにはない空気感を生み出してくれます」
3.ドルチェ&ガッバーナ
ベルベット インフュージョン
オードパルファム
誰にも教えたくなかった唯一無二の香り
ドルチェ&ガッバーナの香水でも最高峰ラインの「ベルベット」コレクション。クラフツマンシップにささげるブランドの情熱を、嗅覚で感じる旅へいざなってくれる。
東洋と西洋の出会いをブラックティーとベルガモットの組み合わせで表現。豊かなティーの香りと、柑橘系の弾けるようなフレッシュさが上手く寄り添うように調和。少しのピンクペッパーのスパイシーさが、香りに深みを出す良いアクセントになっている。
よしあきが試してみた!
「ラグジュアリーな香水の中で、お茶系の爽やかさだけじゃなく深みもある香りはすごく珍しいなと思いました。香りのグラデーションがしっかりしているので、時間経過で変化も楽しめます。この香りをまとっていると、『それどこの香り?』と聞かれる率がすごく高い! でも手に入りづらくなっちゃうのは嫌なので、読んでくれてる人だけに教えます(笑)」
今年発売の香水からも
BESTフレグランスを3つ選出!
[2024年新作編]
今年発売したフレグランスを、一同に集めて香りをお試し。その中から特に「お気に入り!」という香りを3つ、よしあきに選んでもらった。
1.イソップ
ヴィレーレ オードパルファム
ちょっとひと休みしたいときに
イチジクの樹の木陰でお茶を飲む地中海の午後を表現した香り。爽やかなシトラスに胡椒のようなグリーンスパイスが重なり、木々の間を流れる爽やかな風を感じさせる。あとに続く温かみのあるウッディノートで、素朴で穏やかな記憶を呼び起こす。調香師バーナベ・フィリオンが思い描く、果樹園でのサイクリングやイチジクの木陰での休息のひとときを映し出している。
よしあきが試してみた!
「イソップというブランドからイメージしていた香りよりもすごく軽くて、爽やかな第一印象。木漏れ日の下で森林浴をしているイメージがパッと思い浮かびます。フィグのグリーンな香りに、ついリラックスしちゃいますね。その中でも感じるスパイシーさやウッディな印象には、イソップならではの調香を感じました。ちょっと軽いお出かけのときや、旅行のときの機内でもつけたいです」
2.ルイ・ヴィトン
LVERS(LV ラバーズ)
自分を少し後押ししてくれる香り
ルイ・ヴィトンのメンズ クリエイティブ ディレクターであるファレル・ウィリアムスが関わった最初の一本。伝統的な香料「ガルバナム」が使用されており、フレッシュな草木の生命力をそのまま香りにしたかのようなウッディーなグリーンノートが特徴的。全身で太陽の光を浴びているときに感じる、満たされるような心の落ち着きを、このフレグランスから汲み取ることができる。
よしあきが試してみた!
「こちらもグリーン系の爽やかさがメインなのですが、どこかウッディ系のぬくもりも感じる優しさに惹かれました。まとっているとどことなくポジティブになる、そんな香りです。しっかりと香ってくれるので、朝につけたらそのまま夜まで香りの変化を楽しめそう! ちょっと特別な日にまといたい一本です」
6.ディプティック
オー ナバティ
オードパルファン
自分の違った一面を見せたいなら
オー ナバティは、砂漠に湧くオアシスを散策しているシーンを思わせる幻想的な香り。トップノートは、ベルガモットとプチグレンの爽やかなシトラスが広がり、まるで砂漠を吹き抜ける涼風のような心地よさを演出。イモーテルフラワーとペルーバルサムの少しスパイシーな甘さが、砂漠の熱を帯びた空気感を表現する。爽やかさと甘美さが調和し、大人の雰囲気漂う仕上がりになっている。
よしあきが試してみた!
「大人の色気を香りで手に入れたいという人にはこれがおすすめ! 僕が普段つける香りとは全く違うんですけど、違うからこそすごく惹かれました。スパイシーさが全面に来る中で、少し顔をのぞかせる甘さが、よりセクシーさを際立たせてくれていると思います。普段と違った自分を魅せたいときはこれをまといたいです」
[今回のCoordinate Check!]
よしあきが着こなしたのは?
「今回はロケでの撮影とのことだったので、あえて遊び心が詰まったダブレットで個性を出してみました。オフィス街とのちぐはぐ感が着こなしの良いアクセントになっています。重ね着を楽しめる冬だからこそできるコーディネートです」(スタイリスト・井田正明さん)
【問い合わせ先】
・エンケル
Tel: 03-6812-9897
・ガルニ東京店
TEL:03-3770-4554
Photos:Yutaro Yamane[TRON] Hair & Make-up:Reika Sakamoto[Allure] Stylist:Masaaki Ida Composition & Text:Takuma Kawakami
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