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エディターやモデルなど、ファッションの最前線にいる人たちはどんな美容アイテムを使っているのか?自分の中で「BUZZ」っているアイテムをリアルに語り尽くす!
\ 今日はこの人 /
手首に、髪に。バーム感覚で使う
自分のためのさりげない香り
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ディプティック
リフィラブル ソリッド パフューム
(フィロシコス)
「練り香水」というアイテムには、昔から不思議と憧れを抱いていました。
香水と言えど液体ではない。固形のそれを指ですくって、手首やうなじに擦りつける動作は、プシュッと吹きかけてまとう香水とはまた違うクラシカルな魅力があるような気がします。と、言いつつこれまでなかなか手にする機会がなかったのですが、先日ふらっと立ち寄ったディプティックの丸の内店で、ついに練り香水デビュー。
アロマキャンドルがあまりに有名な「ディプティック」ですが、その独創的な香りのラインナップの中で練り香水(ソリッドパフューム)として展開されているのは7種類のみ。すべてを試させていただき、迷惑なほど悩んだ結果、イチジクの葉や樹木を原材料とした「フィロシコス」をバッグの中に迎え入れることにしました。
実はMEN’S NON-NO WEBのタロット占い連載「TARO’S TAROT」をお願いしている青日タロウくんのインスタに胸を打たれて、「どんな香りなんだろう?」と気になっていた香りがフィロシコス。青みがかったイチジクのフレッシュな果実感と、その奥に潜む樹木の香り。夏に最高です。
練り香水ならではのメリット
フレグランスは人の印象を形作る要素のひとつですが、同時に自分のメンタルをコントロールできるツール。練り香水は取る量によってさりげなく香らせることができるので、他人よりも「自分のために香らせる」意味あいが強いかもしれません。
手首やひじの内側など、体温の高い位置に。またはヘアバームのように毛先に少しつけるのも良いそう。朝に家を出るときはオードパルファンなど液体の香水をつけておき、その香りが薄くなるお昼や夕方ごろに、バッグの中に忍ばせた練り香水をつける…という「追いディプティック」な使い方もおすすめだとか。
(余談ですが、ディプティックの店員さんの商品知識が半端なく、香りの構成やバックストーリー、おすすめの付け方までひとつひとつ説明してくれるので、聞いているうちにどんどん香りの世界観に引き込まれていきます。プロ!)
新たなツールを手に入れてテンションが上がっている私。やがて歳をとってこの香りを再びかいだ時、二度とやってこない2023年夏のあれこれを思い出せるといいなと思っています。
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